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とあるスーパーでの、男三人の会話 「ンで上条?チョコ作るってったって、どォせ刻んで溶かして固めるだけだろ?さっさとどのチョコがいいか選ンじまおうぜェ?」 「俺はイチゴ味とかがいいと思うけどな」 などと二人の主人公が話してると、 「お前らバカですか?バカなんですねバカなんですよねの三段活用!!」 何故か怒られた。 「ナンだよ上条?チョコ選ぶコツでも教えてくれんのかァ?」 「はいはい、まずそこから考えてる時点でアウト!!」 「ナンでだよ!?」 一方通行が驚くのも無理がないだろう。男の常識を根本的に否定されたのだ。 「それじゃあどうやってチョコ作るんだよ?チョコ無いんじゃチョコ作れないだろ?」 「お前ら本当に知らないんだな……いいぜ、一から教えてやる」 上条は付いてこいと一言いうと、つかつかと歩き始めた。 「どこいくんだよ!?」 だが上条はすぐ止まる。 「これだよこれ、上条さんすぐに見つけましたよ」 「ナニ探してたんだよ?」 上条が手に持っていたのは『カカオの粉』だった。 「へぇー、こんなのあったのか」 「そうですよ?普通にチョコを刻んで溶かして固めるだけじゃ愛がこもってませんからね~。上条さんはこっから作るんですよ」 「オマエ結構詳しいなァ……どっからこォいう情報手に入れンだよ?」 そんなこと言われても頭の中に入っていたのだ。どうやらチョコの作り方があったが作ったかどうかはわからない。 「主婦の常識だ」 とりあえず誤魔化すことにした。  主人公トリオが買い物を済ませ、浜面宅へ向かってる頃、土御門は自分の部屋で舞夏を待っていた。  そしてチャイムの音が聞こえたので土御門は意気揚々と部屋のドアを開ける。 「兄貴ー、ちょっと遅くなってすまなかったなー」 「いやいや、全くもって気にしてないぜよ。たかが五分程度の遅れ、俺にとっては遅れとは言わないですたい」 「さすが土御門さん。義妹さん思いのいい義兄さんで」  舞夏の後ろに笑顔で立っていた五和を見た土御門は無言でドアを思いっきり閉めた(五和は今回は私服)。  いきなりドアを閉められたことに驚く舞夏だったが、五和はきわめて冷静に対処にあたる。 「わ、悪いなー舞夏。やっぱり電話越しで教えてもらえるかうわわっ!!」  五和の対処方法、それは海軍用船上槍でドアを切り刻むという荒技だった。  いきなりのことで土御門は驚き、いつもの口調を忘れて五和を問い詰める。 「危ねーだろ五和! こんな場所で、しかも舞夏の前でそんな物騒なモン振りまわすなんてどんな神経してんだ!」 「私なら平気だぞー。五和のその槍ならもう見慣れてるからなー、うちの学校の生徒や教師も含めて」 「…………マジ?」 「実は学校にメイドを狙った賊、しかも能力者が入ってきてそれを私が軽く蹴散らしたんですよ。それ以来、武器の携帯を許可されちゃって♪」  五和は軽く言っているが、賊の人数は5名、しかも全員がレベル3~4の能力者とかなり強力な面子だったりする。  それを五和が片付けてからというもの、彼女の株は上昇、繚乱家政女学校でも一目置かれる講師となっているのだ。  落ち着きを取り戻し、いつもの調子へと戻った土御門は五和を連れて内緒話を始める。 「五和、お前さん舞夏と一緒に行動するとはどうゆう風の吹き回しぜよ?」 「これでも私、初春さんに頼まれて舞夏さんの護衛をしてるんですよ。一緒に行動するのはおかしいことではないですよね?」 「あー、そういえばそんな設定もあったにゃー。それはそうとカミやんに渡すチョコは作り終えたのかにゃー?」  土御門は内心、五和が本来の目的を忘れていないことに感心していた。  しかしその感心もすぐに霧散することになる。 「ふっ、そんなものはとっくに作り終えてますよ。高さ1mのウエディングチョコケーキを!」 「五和のケーキは凄いんだぞー。あんなもの五和くらいしか出来ないだろうなー。それを恋人がいる上条に渡す根性も凄いけどなー」 「当たり前です。真っ正面から正々堂々と当麻さんのハートを御坂美琴から奪い返すんですから! そしていずれは私の愛が詰まったおっぱいとテクで……♪」 「おー、ドロドロだなー。個人的には応援しないけどやるだけやってみるがいいんだぞー」  土御門は五和に対して色々とツッコミを入れたかったが、早く彼女には帰って欲しいのであえて無視する方向に。  こうして土御門はいつもの業者にドアの修復を依頼すると、舞夏と五和の指導の下、チョコ作りを始めるのだった。 ----  一方、上琴新居二号では美琴、打ち止め、月夜、滝壺、黒子、郭が恋人の為のチョコ作りに和気藹々と取り掛かっていた。

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