とあるスーパーでの、男三人の会話
「ンで上条?チョコ作るってったって、どォせ刻んで溶かして固めるだけだろ?さっさとどのチョコがいいか選ンじまおうぜェ?」
「俺はイチゴ味とかがいいと思うけどな」
「俺はイチゴ味とかがいいと思うけどな」
などと二人の主人公が話してると、
「お前らバカですか?バカなんですねバカなんですよねの三段活用!!」
何故か怒られた。
「ナンだよ上条?チョコ選ぶコツでも教えてくれんのかァ?」
「はいはい、まずそこから考えてる時点でアウト!!」
「ナンでだよ!?」
「はいはい、まずそこから考えてる時点でアウト!!」
「ナンでだよ!?」
一方通行が驚くのも無理がないだろう。男の常識を根本的に否定されたのだ。
「それじゃあどうやってチョコ作るんだよ?チョコ無いんじゃチョコ作れないだろ?」
「お前ら本当に知らないんだな……いいぜ、一から教えてやる」
「お前ら本当に知らないんだな……いいぜ、一から教えてやる」
上条は付いてこいと一言いうと、つかつかと歩き始めた。
「どこいくんだよ!?」
だが上条はすぐ止まる。
「これだよこれ、上条さんすぐに見つけましたよ」
「ナニ探してたんだよ?」
上条が手に持っていたのは『カカオの粉』だった。
「ナニ探してたんだよ?」
上条が手に持っていたのは『カカオの粉』だった。
「へぇー、こんなのあったのか」
「そうですよ?普通にチョコを刻んで溶かして固めるだけじゃ愛がこもってませんからね~。上条さんはこっから作るんですよ」
「オマエ結構詳しいなァ……どっからこォいう情報手に入れンだよ?」
「そうですよ?普通にチョコを刻んで溶かして固めるだけじゃ愛がこもってませんからね~。上条さんはこっから作るんですよ」
「オマエ結構詳しいなァ……どっからこォいう情報手に入れンだよ?」
そんなこと言われても頭の中に入っていたのだ。どうやらチョコの作り方があったが作ったかどうかはわからない。
「主婦の常識だ」
とりあえず誤魔化すことにした。
主人公トリオが買い物を済ませ、浜面宅へ向かってる頃、土御門は自分の部屋で舞夏を待っていた。
そしてチャイムの音が聞こえたので土御門は意気揚々と部屋のドアを開ける。
そしてチャイムの音が聞こえたので土御門は意気揚々と部屋のドアを開ける。
「兄貴ー、ちょっと遅くなってすまなかったなー」
「いやいや、全くもって気にしてないぜよ。たかが五分程度の遅れ、俺にとっては遅れとは言わないですたい」
「さすが土御門さん。義妹さん思いのいい義兄さんで」
「いやいや、全くもって気にしてないぜよ。たかが五分程度の遅れ、俺にとっては遅れとは言わないですたい」
「さすが土御門さん。義妹さん思いのいい義兄さんで」
舞夏の後ろに笑顔で立っていた五和を見た土御門は無言でドアを思いっきり閉めた(五和は今回は私服)。
いきなりドアを閉められたことに驚く舞夏だったが、五和はきわめて冷静に対処にあたる。
いきなりドアを閉められたことに驚く舞夏だったが、五和はきわめて冷静に対処にあたる。
「わ、悪いなー舞夏。やっぱり電話越しで教えてもらえるかうわわっ!!」
五和の対処方法、それは海軍用船上槍でドアを切り刻むという荒技だった。
いきなりのことで土御門は驚き、いつもの口調を忘れて五和を問い詰める。
いきなりのことで土御門は驚き、いつもの口調を忘れて五和を問い詰める。
「危ねーだろ五和! こんな場所で、しかも舞夏の前でそんな物騒なモン振りまわすなんてどんな神経してんだ!」
「私なら平気だぞー。五和のその槍ならもう見慣れてるからなー、うちの学校の生徒や教師も含めて」
「…………マジ?」
「実は学校にメイドを狙った賊、しかも能力者が入ってきてそれを私が軽く蹴散らしたんですよ。それ以来、武器の携帯を許可されちゃって♪」
「私なら平気だぞー。五和のその槍ならもう見慣れてるからなー、うちの学校の生徒や教師も含めて」
「…………マジ?」
「実は学校にメイドを狙った賊、しかも能力者が入ってきてそれを私が軽く蹴散らしたんですよ。それ以来、武器の携帯を許可されちゃって♪」
五和は軽く言っているが、賊の人数は5名、しかも全員がレベル3~4の能力者とかなり強力な面子だったりする。
それを五和が片付けてからというもの、彼女の株は上昇、繚乱家政女学校でも一目置かれる講師となっているのだ。
落ち着きを取り戻し、いつもの調子へと戻った土御門は五和を連れて内緒話を始める。
それを五和が片付けてからというもの、彼女の株は上昇、繚乱家政女学校でも一目置かれる講師となっているのだ。
落ち着きを取り戻し、いつもの調子へと戻った土御門は五和を連れて内緒話を始める。
「五和、お前さん舞夏と一緒に行動するとはどうゆう風の吹き回しぜよ?」
「これでも私、初春さんに頼まれて舞夏さんの護衛をしてるんですよ。一緒に行動するのはおかしいことではないですよね?」
「あー、そういえばそんな設定もあったにゃー。それはそうとカミやんに渡すチョコは作り終えたのかにゃー?」
「これでも私、初春さんに頼まれて舞夏さんの護衛をしてるんですよ。一緒に行動するのはおかしいことではないですよね?」
「あー、そういえばそんな設定もあったにゃー。それはそうとカミやんに渡すチョコは作り終えたのかにゃー?」
土御門は内心、五和が本来の目的を忘れていないことに感心していた。
しかしその感心もすぐに霧散することになる。
しかしその感心もすぐに霧散することになる。
「ふっ、そんなものはとっくに作り終えてますよ。高さ1mのウエディングチョコケーキを!」
「五和のケーキは凄いんだぞー。あんなもの五和くらいしか出来ないだろうなー。それを恋人がいる上条に渡す根性も凄いけどなー」
「当たり前です。真っ正面から正々堂々と当麻さんのハートを御坂美琴から奪い返すんですから! そしていずれは私の愛が詰まったおっぱいとテクで……♪」
「おー、ドロドロだなー。個人的には応援しないけどやるだけやってみるがいいんだぞー」
「五和のケーキは凄いんだぞー。あんなもの五和くらいしか出来ないだろうなー。それを恋人がいる上条に渡す根性も凄いけどなー」
「当たり前です。真っ正面から正々堂々と当麻さんのハートを御坂美琴から奪い返すんですから! そしていずれは私の愛が詰まったおっぱいとテクで……♪」
「おー、ドロドロだなー。個人的には応援しないけどやるだけやってみるがいいんだぞー」
土御門は五和に対して色々とツッコミを入れたかったが、早く彼女には帰って欲しいのであえて無視する方向に。
こうして土御門はいつもの業者にドアの修復を依頼すると、舞夏と五和の指導の下、チョコ作りを始めるのだった。
こうして土御門はいつもの業者にドアの修復を依頼すると、舞夏と五和の指導の下、チョコ作りを始めるのだった。
一方、上琴新居二号では美琴、打ち止め、月夜、滝壺、黒子、郭が恋人の為のチョコ作りに和気藹々と取り掛かっていた。
「よし!!今日でお菓子作りの最終日!!盛り付けていくわよ!!」
「「「「「おー!!」」」」」
「「「「「おー!!」」」」」
気合十分、愛たっぷりのお菓子作りに恋する乙女達は張り切っている。
「いやー、ここまでの道のりは長かったねー」
「ほんとほんと、ってミサカはミサカはこれまでの道のりを思い出してみたり……」
「しかし半蔵様は半蔵様でなにやら忙しいご様子でしっかり渡せるのでしょうか……」
「はぁー、自分の彼氏がどっかにふらつくのは世界共通なのかしら?」
「いいえ、私は少なくとも病院送りになってませんわよ?」
「ほんとほんと、ってミサカはミサカはこれまでの道のりを思い出してみたり……」
「しかし半蔵様は半蔵様でなにやら忙しいご様子でしっかり渡せるのでしょうか……」
「はぁー、自分の彼氏がどっかにふらつくのは世界共通なのかしら?」
「いいえ、私は少なくとも病院送りになってませんわよ?」
その言葉に皆さんピクッと。反応する。
「はぁー、青ピさんが病院送りにならないのはいいことよね……うちの当麻なんてどっか行くとすぐに病院に行っちゃうのよね……」
「最近あの人は仕事が少なくて帰ってくるのが早いけど、出かけたらその分大きなケガしてくるの。
ってミサカはミサカはため息をついてみたり……」
「はまづらもどこか行くのも全部私の為……帰ってくるといつも病院に行っちゃうから心配……」
「元春も元春で病院送りになってでもどっか行っちゃうのよね……でも笑顔で帰ってくるんだよねー」
「半蔵様はなにやら危険なお仕事をしてるようでして……少しは相談位してくれても……」
「最近あの人は仕事が少なくて帰ってくるのが早いけど、出かけたらその分大きなケガしてくるの。
ってミサカはミサカはため息をついてみたり……」
「はまづらもどこか行くのも全部私の為……帰ってくるといつも病院に行っちゃうから心配……」
「元春も元春で病院送りになってでもどっか行っちゃうのよね……でも笑顔で帰ってくるんだよねー」
「半蔵様はなにやら危険なお仕事をしてるようでして……少しは相談位してくれても……」
「「「「「はぁ……」」」」」
白井はこの光景を見て、
(なんだか夫がニート見たいな妻の感覚ですの……)
喜んでいいんだか悪いんだかわからない心情だった。
「とりあえずこんなため息ついてないでチョコを作りますわよ。」
黒子は、この空気を変える為にみんなにチョコを作るようにさせようとした。
「そうよね。そんな事考えてないでみんな作るわよ。」
「「「「「おー!!」」」」」
「「「「「おー!!」」」」」
みんなは再度気合を入れた。
その頃、氷で凍っていていた青ピはと言うと…
「やっと氷が溶けたで。さてと黒子はんにチョコ作るのは良いんやけど…、チョコ一人で作れないや!!」
青ピはチョコを一人で作れないのでどうすれば良いのか分からなかった。
「とりあえず行き当たりばったりに電話してみるしかないな。」
と言う事で青ピは知り合いに電話をかけ始めた。
「しっかしチョコレートタルトとはまた考えたにゃー、舞夏」
「月夜は冷たい物が大好きだからなー。タルトならその辺はうってつけだから選んだんだぞー」
「それにしても土御門さんって器用ですよねー。さすがと言うべきなんでしょうね」
「ふっふっふっふっ。最初はちと途惑ったが何だかんだで二人の教えがいいからにゃー。おかげで順調そのものぜよ」
「月夜は冷たい物が大好きだからなー。タルトならその辺はうってつけだから選んだんだぞー」
「それにしても土御門さんって器用ですよねー。さすがと言うべきなんでしょうね」
「ふっふっふっふっ。最初はちと途惑ったが何だかんだで二人の教えがいいからにゃー。おかげで順調そのものぜよ」
土御門グループはチョコレートタルトを作っており、本人の器用さ+舞夏&五和の的確な指導のもと、問題なく作業は進む。
今はタルト台の焼きの作業に入っており、焼きあがるまでの15分間の間、小休止を取っていると青ピからの電話が土御門に入った。
今はタルト台の焼きの作業に入っており、焼きあがるまでの15分間の間、小休止を取っていると青ピからの電話が土御門に入った。
「もしもし青ピかにゃー。一体全体どうしたぜよ?」
『なあ、つっちー。良かったらボクとチョコ一緒に作らへん? ボク一人で黒子はんに贈るチョコなんてよう作れへんわ!』
「(……マズイ! もし青ピに舞夏はともかく五和にも指導してもらって作ってるってバレたら大変なことになる!)それは大変だにゃー。俺は舞夏と一緒でもギリギリだからお前も加わるとキツイぜよ」
『なんや舞夏ちゃんも一緒なんか。別にかまへんでボクは。つっちーの後で教えてもろてもええくらいや』
『なあ、つっちー。良かったらボクとチョコ一緒に作らへん? ボク一人で黒子はんに贈るチョコなんてよう作れへんわ!』
「(……マズイ! もし青ピに舞夏はともかく五和にも指導してもらって作ってるってバレたら大変なことになる!)それは大変だにゃー。俺は舞夏と一緒でもギリギリだからお前も加わるとキツイぜよ」
『なんや舞夏ちゃんも一緒なんか。別にかまへんでボクは。つっちーの後で教えてもろてもええくらいや』
青ピに舞夏と五和、二人が自分の部屋にいることがバレたら青ピ率いる嫉妬ファミリーの狩りの対象、最悪なら月夜に密告してお仕置きされる可能性を導き出す土御門。
何とか言い訳を並べる土御門だが、青ピの前では徒労でしかなかった。
暢気な青ピに土御門は強引とは思いながらも、捲くし立てて電話を切る作戦に出る。
何とか言い訳を並べる土御門だが、青ピの前では徒労でしかなかった。
暢気な青ピに土御門は強引とは思いながらも、捲くし立てて電話を切る作戦に出る。
「あーっ! チョコを焦がしちまったぜよ! 悪いな青ピ! 大変なことになったからそろそろ切るぞ!」
『だ、大丈夫なんかつっちー! なんやったらボクがそっちに駆けつけ』
「心配いらんぜよ! それにお前にもしものことがあったら黒子ちゃんに申し訳が立たんぜい! じゃーな青ピ! チョコ作り頑張れよ!」
『だ、大丈夫なんかつっちー! なんやったらボクがそっちに駆けつけ』
「心配いらんぜよ! それにお前にもしものことがあったら黒子ちゃんに申し訳が立たんぜい! じゃーな青ピ! チョコ作り頑張れよ!」
本当に、本当に強引と思いながらも土御門は青ピからの電話を切った。
これなら月夜に舞夏だけでなく五和と一緒にチョコレートタルトを作ったことはバレないと思った土御門は心の底から安堵する。
これなら月夜に舞夏だけでなく五和と一緒にチョコレートタルトを作ったことはバレないと思った土御門は心の底から安堵する。
「つ、土御門さん、さっきの電話、よ、良かったんですか?」
「気にする必要は無いですたい。俺はあくまでベストな判断を下したに過ぎないぜよ」
「気にする必要は無いですたい。俺はあくまでベストな判断を下したに過ぎないぜよ」
五和も舞夏もそれ以上は追及せず、土御門と一緒にタルト台が焼き上がるのをお茶を飲みながら待つことにした。
一方、電話を半ば強制的に切られた青ピは途方に暮れていた。
「はぁ、頼みのつっちーもアカンとは……。カミやん、アクやん、浜やん(浜面のあだ名)もアカンとなると残るは……」
青ピが選択した人間、それは、
「もしもし半蔵はん、ボクやボク」
バカップル同士の交流もありそれなりに親しくなっている半蔵だった。
『何だよ青髪!?今スキルアウトの交戦中だから長くは話せない!!』
「そういや半蔵はんスキルアウトやったっけ?」
『そうだ、最近浜面狙いで襲ってくるやつが多すぎるんだよ!!』
「そういや半蔵はんスキルアウトやったっけ?」
『そうだ、最近浜面狙いで襲ってくるやつが多すぎるんだよ!!』
どうやら浜面が学園都市第四位を倒したのが流れでてしまったらしいのだ。
「た、大変やな……」
『で!?用ってのは何だ!?』
「あっ、それはやな……」
『で!?用ってのは何だ!?』
「あっ、それはやな……」
そんな青髪ピアスが話そうとしたとき。
『うおい!!何でお前等がいるんだよ!?ちょ、お前等が手を出したら余計にややこしくなるわ!!上条とアクセ――――プツッ』
「切れてもうた……一体何があったんや?」
「切れてもうた……一体何があったんや?」
だいたい、『上条』と出たから大抵の事はわかるのだがそれでも気になる。
「何でうちだけニートなんやー!?」
カップルは似たような事を考えるらしい。