「【デルタフォース】クラスの3バカの日常/7-38」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
【デルタフォース】クラスの3バカの日常/7-38」を以下のとおり復元します。
「「「「「おおおおおおおおおおおお!!」」」」」

「カックイイやん!!ホンマおおきに!!」
「どういたしまして。」

「黄泉川が化粧するって言って心配したけど結構いけるな…」
「私をなめるんじゃないじゃん♪」

「騎士団長も結構器用だにゃー…」
「まあそれ人並みにはな」
「(嘘つけ、思いっきり若作りしてるにゃー…)」
「何か言ったか土御門?」

「何でもないぜい!?」
「ならいいんだが…」

「ハッ!?ふざけんな!!これ本当に俺かよ!?」
「かっこいいでしょう?」
「こんなにまともな化粧なら最初から安心しとけば良かったなァ…」
「こら!!美鈴さんをバカにするんじゃない!!」

「母さん!!今あなたの息子はとても感謝しています!!」
「あらあら、当麻さん的には感謝しちゃった?」

そう言って自分の彼女の所にむかっていった。 


----------------



「にゃー! 待ってるぜよ月夜ーーー! 生まれ変わった俺を見て思う存分惚れ直すんだぜい♪」

 会場に一番乗りしたのは土御門だったが、それを阻止したのは会場から出てきた月夜とローラ。

「ありゃ? どうしたにゃー? 月夜。それに最大主教と一緒でどんな組み合わせぜよ?」
「おや、素顔の土御門とはいと珍しきものを拝めたるのよ。人間、化ければ化けるものなるな」
「も、元春……。す、凄くカッコいい! どうしよう、ますます惚れちゃうじゃない!」
「にゃー。最大主教のコメントはシカトするとして、月夜にそこまで言われるとは照れるぜい♪」

 月夜に褒められたことで天にも昇るような気持ちになった土御門だが、ここからが彼の地獄だった。

「じゃあ早速だけどつ・ち・み・か・ど・く・ん♪ ローラさんからお願いされた罰、受けよっか」
「ば、罰って何のことだぜよ! 最大主教、あんた月夜に何を吹き込んだ!」
「あらら土御門、いつもの口調を忘れてたるとはまだまだ甘甘なのよん。わらわと月夜が意気投合、それだけのことなりけるのよ」
「駄目でしょ土御門君。ローラさんのような良い人をからかうなんて。安心して、そんなに痛くしないから♪」

 このままでは何をされるか分からない、土御門は窮地に立たされながらも打開策を模索した。
 そして目に付いたのは月夜とローラの後ろにいる初春だった。

(あの初春って子に助けを求めればねーちんと建宮は最低でも動いてくれるはずだぜい! ここは一つ……)
「う、初春ちゃーん! この二人はパーティーを台無しにつもりだにゃー! 助けて欲しいんだぜい!」
「ローラさん、月夜さん、お願いがあります」

 初春の言葉に助かったと思った土御門だが、それがいかに甘い考えだったを思い知る羽目に。

「ここでは会場が滅茶苦茶になりますから、外でお願いします♪ あ、それとすぐに回復できる程度のお仕置きにして下さい。メインイベント(ゲーム)がありますから」」
「「はーーーーーい♪」」
「ちょ、ちょっと待つぜよ! 俺が一体何をしたぜよ! 初春ちゃんに説明を求めるにゃー!」
「話を聞いたかぎりでは土御門さんに非がある=トラブルの根本は土御門さんにあると判断しました」
「そ、そんなこと言われたって納得できないにゃー! ねーちん、建宮、絹旗! ヘルプミーぜよー!」

 わらにも縋る思いで神裂、建宮、絹旗に助けを求める土御門だったが、3人とも笑顔で手を振っているだけ。
 土御門を月夜と共に外に連れ出す最中、ローラは神裂と建宮を手なずけている初春に少なからず興味を持つのだった。 

--------------------------

「うわっ! 今のは土御門と白雪、それに……最大主教だよな。何か奇妙な組み合わせだったな」

 月夜とローラに強制連行された土御門とすれ違ったのは2番乗りした当麻だった。
 今の自分を見て欲しい、そんな気持ちを隠すことなく会場に入ろうとしたが、目の前に飛び込んできた『あるもの』に咄嗟にドアを閉めた。

「てめェ! いきなり何閉めてやがンだよ! さっさとパーティー会場に入りやがれ!」
「せやでカミやん。ボクのこの姿に黒子はんがどんな反応してくれるんか楽しみにしとるのに」
「俺だって滝壺に早く会いたいんだぞ! それなのに入らねぇってまさか上条、怖気づいたんじゃねーだろーな!」

 ブーイングをする後から来た3人を一度見渡した後で、当麻は一方通行の両肩に手を置いた。

「お、おい、一体何のつもりだァ?」
「一方通行、この先にある光景、お前は耐えられるか? どんなにシュールでもパニックにならないか?」
「パニックだァ? 誰に向かって言ってやがンだァ! この俺がパニックになるわけねえだろうが!」

 ここ最近ではもやしっ子のイメージが強い一方通行だが、彼はれっきとした学園都市最強なのだ。
 当麻は一方通行を信じてそっとドアを開けるが、

「な、何だありゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」

 一瞬でパニックに陥り、目の前の光景を吹き飛ばす為にチョーカーの電源を入れようとする。
 しかしそれは神裂、建宮、絹旗に上手く取り押さえられ阻止されてしまった。
 まだパニック状態の一方通行を初春が普通に宥めているその後ろには、

「わーいわーい♪ ってミサカはミサカは今まで見たことの無い最高の見晴らしにはしゃいでみる!」
「むぅ、なぜこのようなことをしなければ……」

 ウエディングドレス姿の打ち止めが、アックアに肩車されて喜んでるなんともシュールな光景だった。
 ちなみに一方通行がパニックになった理由はアックアに打ち止めが無理やり担ぎ上げられたと思い込んでのことだったりする。
 アックアはこのようなことになった顛末を思い返していた。 


---------------------------
…数分前

「はっはっは!!ミサカが一番乗りー!!ってミサカはミサカはくるりと一回転してみたり!!」
「おー、似合うな少女。」

「ミサカは現金なんだよ!!ってミサカはミサカは何かを要求してみたり!!」
「…しっかりしてるな、最近の子供は…」

やれやれ、この娘の育て親が見てみたいと魔術側の者達は思った。

「ん~…じゃあウィリアムの肩車でどうだ?」
「ぬう!?何故我に矛先を!?」

「いいじゃないかいいじゃないか!!」
「ミサかもそれがいい!!ってミサカはミサカはよじ登ってみたり!!」

「ってぬおう!?いつの間に上っておるのだ!?」
「いいじゃない!!ってミサカはミサカはごまかしてみたり!!」

ってな感じである
-----------------------





しかし一方通行はそんな事情は知らない。一方通行は取り押さえながらも何とかして電極のスイッチを………












入れた。



その後の結果を説明するのも面倒臭い、
一方通行は取り押さえていた人達を吹き飛ばし、そのまま打ち止め回収をして、











ウィリアムを外に引きずり出した……… 


「ウィッ、ウィリアム!!??私のウィリアムを引きずりだすとはあの野郎は何もんだ上条当麻!!!」

「ヴィリアン王女!?言葉づかいおかしくなってますし(なんか母親に似てるような)!!!」
「ごちゃごちゃとうるさい!質問に答えろ!!!!」

「ギャーッ!!ヴィリアン王女落ち着いて首締めないでーっ」
「ちょっと私の当麻に何すんのよ!!当麻の首締めていいのは私だけーっ!!!」

「美琴サン!!なんか後半変ですよ!!ってギャー!!!!」
3人がドタバタと騒いでるのを見て。

女王が一言。
「…私が堅苦しい王室言葉をやめて今の言葉遣いになった時みたいだな……懐かしい」
しんみりとしている女王陛下の空気をぶち壊すのはもちろんこの男

「なんですと!!クソーっヴィリアン様だけはおしとやかな姫に成長されたと安堵してたのにコンチクショーッ!!」
「フッ青いな騎士団長、血は争えぬというではないか。」

「当のご本人に言われたくないわ!!おのれあの白モヤシ、抹殺してくれる!!!」

そう言って外へ飛び出した騎士団長が見たものとは…!! 

復元してよろしいですか?

目安箱バナー