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上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/24スレ目短編/658 - (2013/04/20 (土) 01:28:50) の編集履歴(バックアップ)


超電目録こぼれ話 絶対能力進化実験 アンソロジー

本家 とは別の投稿者の3次創作



上条「え? まだ続くの? この話」
美琴「ああ、大丈夫。今回はいつもの作者じゃなくて、まったくの別人が勝手にやるだけだから」
ミ妹「いやいや、全然大丈夫じゃありません、とミサカはパタパタ手を振りながら呆れた口調で呟きます」
一方「くまのこって奴の許可なしってのは感心しねェなァ。あとから商標権とか言われねェか?」
美琴「大丈夫よ。それ言っちゃうとこのスレの存在意義自体が無くなっちゃうわ」
上条「……本当にいいのかね……」


「その声で、その姿でっ! もう……私の前に現れないで……ッ!」
「……分かりました……お姉さまにとってミサカは――否定したい存在だったのですね」


上条「うわ酷っ! お前、こんなこと言ったの!?」
美琴「ち、違わないけど違うのよ! だ、だって、せっかく実験を止められたと思ったのに、あの子が淡々と実験続行を平然と告げるから!」
ミ妹「確か、直接聞いたのは一〇〇三一号のミサカでしたね、とミサカは事実のみを告げます」
一方「つまり、最後に死ンだ妹達の一人は辛い思いをしたまま逝ったってわけか、可哀想に。地獄で詫びろオリジナル」
美琴「お前が言うな! この実行犯!」



「なんだコリャああああああああああアアアアッ!!」


ミ妹「あなたは松田優作に憧れているのですね、とミサカは笑いを堪えながら指摘します」
美琴「あーくそ。この時、アンタが実は温室育ちのお坊ちゃんで打たれ弱い、って知ってたら勝ててたのに」
一方「……一応聞いとくがどうやってだ? 三下の右手以外は反射されンだぜ?」
美琴「物理攻撃なら、でしょ。だったら、あんたの精神をズダズダに引き裂いてやればいいってことよ」
上条「要するに悪口攻撃ってわけかよ」
ミ妹「モヤシ、ロリコン、セロリ、運痴、ぼっち、白髪、ナルシスト」
一方「ぐお……うぐ……ぬあ……、ハァ……ハァ……なかなかの攻撃だ……危なかったぜ……一〇〇三二回の間に気付かれなくて良かった……」
上条「マジか!?」
美琴「あの実験、もっと早く終わらせられたじゃん!?」



「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」


美琴「ね、ねえ……これって、ひょっとして私のこと心配した……?」
上条「ったり前だ! 今度こんなことやろうとしたら承知しねえぞ!」
美琴「う、うん!///」
一方「話はかみ合ってるように聞こえンだが、絶対、お互いの思いは違うよな?」
ミ妹「それがデフォの二人です、とミサカは冷静沈着に分析します」



「させると思う?」


ミ妹「この時のお姉さまの行動を思い出すだけで今でも胸が熱くなります、とミサカはジーンとします」
美琴「まあね。やっぱ姉として妹を守りたいと思うと大抵の恐怖は吹っ飛んじゃうものなのよ」
一方「オリジナルが対俺戦で唯一、他力本願しなかった貴重なシーンだな。あとはテメエがミディアムにした三下に任せたり、ダメージがでけえクローンに頼ったり」
美琴「う、うるさい!! 言っとくけど、最初は私が直接、出向くつもりだったんだから! それをどっかのおせっかいが出しゃばってきただけよ!」
上条「……何かお前を助けたのを初めて後悔した……」



「手を、出すな!」


美琴&ミ妹((ぽー))
上条「何で二人とも固まっちゃってんの?」
一方「……俺に聞くな」
美琴「と、ところで、これって私が危なかったから立ち上がってくれたの、かなぁ……? あの子が一方通行の前に姿を現した時はまだ寝てたよね?」
上条「そ、それはだな……」
一方「そういや、確かにテメエは、もっと早くに目を覚ましてたな。何で起き上がらなかった?」
美琴(よし! ナイスフォロー一方通行! 今この瞬間だけは褒めてやるわ!)
ミ妹(ドキドキドキドキ、とミサカは戦慄の恐怖に怯えます)
上条「それがな、なかなか話に入れなくて声かけ辛かったんだ。お前は一生懸命元気玉作ってたし、御坂と御坂妹は俺の視界から外れてたし、御坂と御坂妹が飛び出してきたときもなし崩しにお前との会話が始まっちゃったし。ほら、ちょうど、お前と御坂と御坂妹の会話が途切れたタイミングに声かけたろ?」
美琴「……………」
一方「……………」
ミ妹「何か全てが台無しです、とミサカはホッとしつつもげんなりとため息を吐きます」



 ――――いつかまた――――そうればもう――――誰も…傷…けな…てい…いと――――


ミ妹「ミサカにお友達になってほしいほしいと言えばいいのに、とミサカは悪い顔の笑顔でほくそ笑みます」
美琴「ぷぷっ……随分とセンチメンタルさんね……あんた……」
一方「て、てめえら! まとめてぶっ殺す!」
上条「まあ、待てよ一方通行。今はお前、ちゃんと友達いるじゃないか。俺とか浜面とか。この間だって携帯番号交換したじゃん」
美琴「何ですと!?」
ミ妹「何をそんなに驚かれているのです? とミサカはきょとんと問いかけます」
美琴「だ、だって、私はこいつと番号交換したことないもん!」
上条「何言ってやがる。お前とはペア契約になってんだから交換の必要ねえじゃん」
美琴「んな重大な秘密をサラッと言うな!!」
ミ妹「何ですと!? とミサカは衝撃の真実に度肝を抜かれます」
一方「……なあ三下、普通男女がペア契約するってどういう関係の二人がするんだ?」
上条「そりゃまあ、普通は友達以上の関係の二人だろうな。恋人とか夫婦とか」
一方「……お前とオリジナルの関係は?」
上条「まあ、普通の友達ってわけじゃないわな。なんだかんだ言っても一緒にいること多いし、気兼ねなく付き合えるし。じゃなきゃペア契約なんてしねえよ」
美琴「えっ! そ、それって……それって……!」
上条「いわゆる、気の合う女友達、ってやつじゃね?」
一方「……………」
ミ妹「……………」
美琴「こ、こ、こ、こ、こ……」
上条「どうした、御坂?」
美琴「このどあほぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
上条「ぬぶぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
一方「おお、見事なJアッパーだぜ」
ミ妹「7cmの距離はまだまだ縮まらないようですね、とミサカは林原めぐみさんの歌のタイトルを思い出して胸をなでおろします」








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