一方青髪ピアスはというと、(形だけは)ハーレム状態になっていた。
「おりゃー!!」
「ぬお!?やってくれましたね~、超お返しです!!」
「ちょ!?最愛!?その波は大きすぎるってうぎゃー!!」
「……お二人とも、ここはプールではなく温泉ですの。いくら義理の妹とはいえ、少々やりすぎですわよ絹旗さん」
「いやー、超張り切っちゃいました!!てへっ☆」
「張り切っちゃったじゃありませんの!!佐天さんがあなたの波の衝撃でふらついてますわよ!!」
「きゃー!!涙子!!超すいませんでした!!」
「……うう、こんなときに仕返しできる能力がほしい」
「ぬお!?やってくれましたね~、超お返しです!!」
「ちょ!?最愛!?その波は大きすぎるってうぎゃー!!」
「……お二人とも、ここはプールではなく温泉ですの。いくら義理の妹とはいえ、少々やりすぎですわよ絹旗さん」
「いやー、超張り切っちゃいました!!てへっ☆」
「張り切っちゃったじゃありませんの!!佐天さんがあなたの波の衝撃でふらついてますわよ!!」
「きゃー!!涙子!!超すいませんでした!!」
「……うう、こんなときに仕返しできる能力がほしい」
青髪ピアスは、もう死んでもよかった。目の前の楽園に広がっているのは、
(ひんぬーパラダイス!!サイコー!!)
水着姿の貧乳達、佐天は普通のビキニ、絹旗はかなりきわどいワンピース、そして黒子は……、
「エロいねん!!黒子はんめっちゃエロいねん!!」
かなりどころか超きわどい水着だった。
「幸せや……。カミやんみたいにいっぱいフラグはもっとらんけど、目の前の光景は天国や!!」
青髪ピアスが死ぬ前にこの光景を記憶にこびりつかせて置くため、じっくりと目の前の光景を凝視してると。
「とりゃあ!!」
「うぎゃー!!何すんねん黒子はん!!」
「うぎゃー!!何すんねん黒子はん!!」
青髪ピアスはいきなり、愛しの黒子に目潰しされた。
「何でもありませんの。ただ○○様が見るボディは私のボディだけで十分ですの」
「そ、そんなぁ……」
「そ、そんなぁ……」
抜け駆けしようとした青髪ピアスの行為は、あっけなく不幸な結果に終わったのだった……。
「○○さんって変わってるだけかと思ってたけど変態だったんだね……」
「私、超決めました。白井さんの恋人に悪いとは思いますけど、超変態の青髪はたった今、浜面と建宮までランクダウンです」
「私、超決めました。白井さんの恋人に悪いとは思いますけど、超変態の青髪はたった今、浜面と建宮までランクダウンです」
はしゃいでいた佐天と絹旗だが、青ピのいやらしい視線に気付くと、大人しく湯舟に浸かっていた。
その間にも青ピがこちらを見るたびに黒子に金属矢(尖ってない方)で目を突かれ、その度にいちゃつくというループが形成されてしまう。
その間にも青ピがこちらを見るたびに黒子に金属矢(尖ってない方)で目を突かれ、その度にいちゃつくというループが形成されてしまう。
「それにしても女湯の倍以上の広さだよ、混浴って。これなら皆で一緒に入ったら楽しそうだよね~♪」
(みんな……それってつまりお、お兄ちゃんも、ちょ、超一緒……? いやいやいや! 私はもうお兄ちゃんにそんな感情は超も、持ったりは……)
「おーい最愛ー? どうかしたー? 急にボーっとしちゃってさー」
「ふぇ? な、何でもありませんから! そ、それよりも飾利とも超一緒に入りたかったです。どうしてまだ到着していないのか超気になりますが」
(みんな……それってつまりお、お兄ちゃんも、ちょ、超一緒……? いやいやいや! 私はもうお兄ちゃんにそんな感情は超も、持ったりは……)
「おーい最愛ー? どうかしたー? 急にボーっとしちゃってさー」
「ふぇ? な、何でもありませんから! そ、それよりも飾利とも超一緒に入りたかったです。どうしてまだ到着していないのか超気になりますが」
当麻の裸(水着着用)を想像した絹旗は頭が混乱しそうだったので、気を紛らわせる為にここに居ない初春のことを考え出す。
ちなみに初春がまだ到着していない理由、それは神裂とシェリーが度々小競り合いをし、その度に初春が止めているからだったりする。
初春の話題が出たことで佐天は気絶してる建宮のことを思い出し、嫌な予感が頭をよぎる。
ちなみに初春がまだ到着していない理由、それは神裂とシェリーが度々小競り合いをし、その度に初春が止めているからだったりする。
初春の話題が出たことで佐天は気絶してる建宮のことを思い出し、嫌な予感が頭をよぎる。
「ねぇ最愛。建宮にあんなことしてさ、飾利に怒られないかな? あたし達」
「涙子は超心配性です。そりゃあ確かに飾利には超少しだけ怒られるかもしれませんけど、心配するほどではありません。あの建宮ですよ? 飾利も超少し心配する程度ですって」
(あの建宮だから不安なんだけど……。賭けよう、飾利の建宮への『お父さんフィルター』に。だって今の飾利は建宮にあんな感情持って無いもん!)
「涙子は超心配性です。そりゃあ確かに飾利には超少しだけ怒られるかもしれませんけど、心配するほどではありません。あの建宮ですよ? 飾利も超少し心配する程度ですって」
(あの建宮だから不安なんだけど……。賭けよう、飾利の建宮への『お父さんフィルター』に。だって今の飾利は建宮にあんな感情持って無いもん!)
初春の建宮に対する真実を唯一知っている佐天は絹旗のように楽観的にはなれなかったが、それでも初春の『お父さんフィルター』を信用して前向きに考えることにした。
気付くと絹旗が青黒に波をぶつけており、青黒も対抗するようにはしゃいでるのを見た佐天もまた、彼女達の輪に入っていった。
気付くと絹旗が青黒に波をぶつけており、青黒も対抗するようにはしゃいでるのを見た佐天もまた、彼女達の輪に入っていった。
その頃、地上に上がってきた上琴+気絶中の建宮はリビングへと向かった。
そこには五和のウエディングチョコケーキをゆっくりと味わっている土白、インデックス、ステイルの姿があった。
インデックスと付き合いの長い当麻は彼女の暴食っぷりが鳴りを潜めてることが信じられず、直接本人に尋ねることに。
そこには五和のウエディングチョコケーキをゆっくりと味わっている土白、インデックス、ステイルの姿があった。
インデックスと付き合いの長い当麻は彼女の暴食っぷりが鳴りを潜めてることが信じられず、直接本人に尋ねることに。
「インデックスが……こわれた!?」
「いきなりでその反応はないんだよ!!」
「いきなりでその反応はないんだよ!!」
上条が驚いていると、ステイルもこっちに気づいたらしく、なぜか恐る恐る上条たちの方向に首を向けた。
ステイルは上条と目を合わせると、次の瞬間ビックゥウ!!と飛び上がり、いそいそと上条達の前にやってきた。
ステイルは上条と目を合わせると、次の瞬間ビックゥウ!!と飛び上がり、いそいそと上条達の前にやってきた。
「やっ、やあどうも。かみじょっ、とおめぁっ!!」
「大丈夫かステイル!?お前噛みすぎだぞ!?」
「でぁっ、だいじょうぶさ!!ぼくはいつぇも冷静ですが!!」
「おい!!本当に大丈夫か!?」
「大丈夫かステイル!?お前噛みすぎだぞ!?」
「でぁっ、だいじょうぶさ!!ぼくはいつぇも冷静ですが!!」
「おい!!本当に大丈夫か!?」
ステイルの噛み具合に首をかしげる一同。だがインデックス、土御門、白雪はやっと思い出した。
(((ここは上条家、つまりこの二人の気に入らないことがあったら殺されるッッッ!!!)))
そう、この家は上条と美琴、つまりこの家で勝手なことをしようものなら待っているものは…………死。
特にステイルは外の家でかなり怖い思いをしたらしい。なのでチョコを食い散らかしたため怒られるとでも思ったのだろう。
特にステイルは外の家でかなり怖い思いをしたらしい。なのでチョコを食い散らかしたため怒られるとでも思ったのだろう。
「あっ、この食べ終わったチョコの紙くずは、ぼっ、ぼぼ僕が処分しておこう!!」
そういうとステイルは紙くずを両手いっぱいに抱え、外に出て行った
そして、ステイルが外に出ると外には初春、神裂、シェリーがインターホンを押そうとしていた所だった。
「ステイルさん、何ですかその紙くずは?」
「いや、インデックスが上条当麻が貰ったチョコを食べてもらっててね。その紙くずを散らかしたから怒られると思って。」
「いや、インデックスが上条当麻が貰ったチョコを食べてもらっててね。その紙くずを散らかしたから怒られると思って。」
ステイルは別に隠す事も無かったので初春達に正直に言った。
すると当麻が玄関に近づいてきた。
すると当麻が玄関に近づいてきた。
「ステイル、別に怒らないぞ。インデックスが俺の大量のチョコを食べて貰ってくれたから、それで散らかしたんだから怒られーよ。」
「そうなのか。でもこれはどうすれば良いか?」
「それなら家に捨てる場所があるから。ほら。」
「そうなのか。でもこれはどうすれば良いか?」
「それなら家に捨てる場所があるから。ほら。」
当麻が指を刺したほうに燃えるごみと書いてあった所にがあった。
そこはゴミ箱があり、中を開けると奥が深くなっていた。
そこはゴミ箱があり、中を開けると奥が深くなっていた。
「ほんと、君の家は訳が分からないよ…」
「それは俺も思う。さっき地下を見たら隠しドアがいっぱいあったから…」
「「「「え!?まだ地下にそんなのがあったのか(ですか)!?」」」」
「それは俺も思う。さっき地下を見たら隠しドアがいっぱいあったから…」
「「「「え!?まだ地下にそんなのがあったのか(ですか)!?」」」」
その場に居たステイル、初春、神裂、シェリーが驚いていた。
「まあな。とりあえずみんな入ってくれ。」
と当麻が言うと、五人は家の中に入った。
そして、五人がリビングに入ると、初春は建宮が倒れている事に気づいた。
そして、五人がリビングに入ると、初春は建宮が倒れている事に気づいた。
「建宮さん!?どうしたのですか!?」
初春はすぐに建宮に近づいた。
すると美琴がどうして建宮がこうなっているのか話した。
すると美琴がどうして建宮がこうなっているのか話した。
「多分涙子か最愛のどちらかがやったと思うんだけど……飾利?」
美琴が建宮がどうしてこうなったか話したとたん、初春の表情ががさっきと全然違っていたのだ。
「美琴お姉ちゃん、その二人はどこに居ますか?」
((((((((あんな初春(飾利)(かざり)(ちゃん)(さん)を今まで見た事が無い!!))))))))
みんなが驚くのも当たり前だ。今の初春の表情は、佐天、絹旗にものすごく殺気たっていて人を殺せるような表情をしていたのだ。
「え、えっと多分『ゲームルーム』からつながっている大浴場に居ると思うけっど……ってもう居ない!?」
いつの間にか初春は居なくなっていた。
そして、佐天、絹旗に地獄へのカウントダウンが始まったのだ。
そして、佐天、絹旗に地獄へのカウントダウンが始まったのだ。