ノォオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!
それこそ学校中が震えるほどの絶叫が3年のクラスから聞こえた。
それこそ学校中が震えるほどの絶叫が3年のクラスから聞こえた。
「な、なんだ!?」
「3年のほうからすさまじい声がしたぜい。」
「もしかして全員2年生やり直しとか?」
「「「「「「上条だって上がれたのにそれは無い!」」」」」」
「3年のほうからすさまじい声がしたぜい。」
「もしかして全員2年生やり直しとか?」
「「「「「「上条だって上がれたのにそれは無い!」」」」」」
「全員一致かよ!?」
「…さーて、そろそろ静かにしないと全員『すけすけみるみる』100回連続ですよー。」
「「「「「「「ひぃ!」」」」」」
「「「「「「「ひぃ!」」」」」」
さりげなくパワーアップしている罰に授業が開始されたのは言うまでもない
「ちょっと待ってください!まだ転校生君の席が決まってません!!」
「ちょっと待ってください!まだ転校生君の席が決まってません!!」
「「「「「「「「「「「「あ」」」」」」」」」」」」
騒ぎのせいで吹寄以外本人含めて全員が失念していた。
騒ぎのせいで吹寄以外本人含めて全員が失念していた。
翔太の保護欲を否応無く掻き立てられる容姿にクラスの女子達が名乗りを上げようとするが、
「先生。翔太君は。私の隣の席で。居候させてもらってた。小萌先生への恩。甥の翔太君で返したい」
「ちなみに姫神ちゃん、本音を言ってもらえます? 大丈夫、先生は怒ったりしないのでー」
「出番が。出番が欲しいんです」
「予想通りの回答なので怒りはしませんが姫神ちゃんの隣だけは却下です♪ ここは無難に吹寄ちゃんの隣で行きましょー」
「ちなみに姫神ちゃん、本音を言ってもらえます? 大丈夫、先生は怒ったりしないのでー」
「出番が。出番が欲しいんです」
「予想通りの回答なので怒りはしませんが姫神ちゃんの隣だけは却下です♪ ここは無難に吹寄ちゃんの隣で行きましょー」
結局、クラスの中でも安心できる吹寄の隣ということで落ち着き、誰もその意見に反対はしなかった。
「じゃあ次はクラス委員でもパパッと決めちゃいましょうか。女子は吹寄ちゃんでいいとして問題は男子ですねー(服部ちゃんか真夜ちゃん辺りが妥当でしょうけど二人の恋人が何て言うか……)」
男子のクラス委員を誰にするか迷っている所に真夜が誰も予想しなかった人物を推薦する。
ちなみに吹寄は勝手に選ばれたのに反対しなかったのは、彼女の強いリーダーシップがそれを望んでいたからに他ならない。
ちなみに吹寄は勝手に選ばれたのに反対しなかったのは、彼女の強いリーダーシップがそれを望んでいたからに他ならない。
「小萌先生、俺は上条がいいと思います。何だかんだでクラスの中心ですし、頼りがいもあって、何より強いですから。それにいざとなったら誰も逆らえないですし」
「なあっ! ちょ、ちょっと待て真夜! 上条さんがクラス委員だなんて大役、本気で務まると仰るのでせうか!」
「務まらないって思ってたら推薦なんてしないぞ、俺。大丈夫、上条ほどこのクラスを纏めるのに適した奴はいないって信じてるからさ」
「なあっ! ちょ、ちょっと待て真夜! 上条さんがクラス委員だなんて大役、本気で務まると仰るのでせうか!」
「務まらないって思ってたら推薦なんてしないぞ、俺。大丈夫、上条ほどこのクラスを纏めるのに適した奴はいないって信じてるからさ」
当麻は真夜の自分を信じきった視線を受けて、それ以上何も言えなくなった。
しかしクラス委員など、ましてや吹寄という苦手人物と一緒というのはかなりキツイ上に、美琴がやきもちを間違いなく焼くので何とかしようと苦肉の策に出る。
しかしクラス委員など、ましてや吹寄という苦手人物と一緒というのはかなりキツイ上に、美琴がやきもちを間違いなく焼くので何とかしようと苦肉の策に出る。
「はいはーい! 小萌先生、わたくし上条当麻は土御門をクラス委員に推薦します! 影の暗躍、それにリーダーの資質は俺よりも高いですから!」
「カミやんてめぇ! じゃあ俺は青ピを推薦するにゃー♪ 青ピは『嫉妬ファミリー』の長だぜい。多人数を纏める経験者ぜよ」
「何ゆうてんのつっちー! せやったらボクは……あかん、誰も思いつかへん!」
「じゃあ上条ちゃん、土御門ちゃん、青髪ちゃんの三人から男子のクラス委員を選ぶことにしましょうか♪」
「カミやんてめぇ! じゃあ俺は青ピを推薦するにゃー♪ 青ピは『嫉妬ファミリー』の長だぜい。多人数を纏める経験者ぜよ」
「何ゆうてんのつっちー! せやったらボクは……あかん、誰も思いつかへん!」
「じゃあ上条ちゃん、土御門ちゃん、青髪ちゃんの三人から男子のクラス委員を選ぶことにしましょうか♪」
何の因果か、デルタフォースの三人でクラス委員の座を争う……もとい、争わされることに。
そして運命の多数決が取られることになる。
そして運命の多数決が取られることになる。
数分後。
「何でうちなんや!」
「だってほら、後の二人は学校来なかったり病院にいることが多いし。」
「土御門君なんて本当のこと言ってるかどうか信用できないし。」
「何でうちなんや!」
「だってほら、後の二人は学校来なかったり病院にいることが多いし。」
「土御門君なんて本当のこと言ってるかどうか信用できないし。」
「くっ、否定できねえ…不幸だ」
「確かに人を騙すことが多いけどそこまで言われると傷つくぜい…」
「確かに人を騙すことが多いけどそこまで言われると傷つくぜい…」
青ピが委員となることに。
ちなみに二人をけちょんけちょんに言ってるのは吹寄である。
ちなみに二人をけちょんけちょんに言ってるのは吹寄である。
「確かに性格 もとい性癖に問題アリだけど、来なかったり嘘つく奴よりはましだわ。」
「「……反論の余地もございません」」
うなだれる二人。
「「……反論の余地もございません」」
うなだれる二人。
「それに青ピだったら実質私の下でバリバリ仕事させられるし。」
「…え?どいうことや??」
「馬鹿、気づけよ。あとの二人がなったら吹寄が仕切れないじゃんか色んな意味で。」
「その点君だったら吹寄がクラスを完全に掌握できるというわけさ。」
浜面と半蔵が青ピに教えてやる。
「…え?どいうことや??」
「馬鹿、気づけよ。あとの二人がなったら吹寄が仕切れないじゃんか色んな意味で。」
「その点君だったら吹寄がクラスを完全に掌握できるというわけさ。」
浜面と半蔵が青ピに教えてやる。
「そ、そういう事やったんか…」
男子は全員、今頃気がついたのかこの馬鹿は。と思っていた。
そんなあきれてる男子を吹き飛ばすように小萌はバンバンと机を叩き、ホームルームを再開する。
「委員長が決まったので今日の予定をお話ししますね。今日は基本的に始業式だけなので、話すことは始業式で話します。
しかしですね、明日は新しい一年生が来るのでイスやらなんやらは二,三年生で準備しますからね。」
「「「「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」」」」
しかしですね、明日は新しい一年生が来るのでイスやらなんやらは二,三年生で準備しますからね。」
「「「「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」」」」
こうして、意外にもあっさり朝のホームルームが終わり、教師達の眠くなる話を聞きに体育館へと歩いていった。
だが一方通行と土御門も驚くようなことになるとは知らずに……。
だが一方通行と土御門も驚くようなことになるとは知らずに……。
「にゃー、眠いったらありゃしないぜい」
「……退屈だな、ナンかアッと驚くよォな事は無いンですかァ?」
「……退屈だな、ナンかアッと驚くよォな事は無いンですかァ?」
安心しろ、後数分でオマエラは頭を悩ませる事になるなだから。
「あァァァああああああああああああああああああああああああ!!!!!!さらしの女の子とかが来るんやったらこんなん苦でもあらへんのに!!!!!!」
「そんな事考えたくもねェな」
「アクセラに一票だにゃー」
「何でやツッチー!?ロリさらしとか最高やん!!」
「青ピに百票だにゃー!!」
「「「「オイッ!!」」」」
「そんな事考えたくもねェな」
「アクセラに一票だにゃー」
「何でやツッチー!?ロリさらしとか最高やん!!」
「青ピに百票だにゃー!!」
「「「「オイッ!!」」」」
すかさず突っ込まれた土御門は冗談ぜよ、と言っていたが、さらしの転校生が来るのは本当に来ることになるのだ。
…………………………………巨乳だが。
…………………………………巨乳だが。
体育館に着いた当麻達は驚いた、誰一人としてパイプ椅子の設置をしておらず、そのパイプ椅子が折り畳まれたまま平積みにされていたのだから。
他の生徒は当麻達が来たことに沸き立つが、当然ながら当の本人達は何のことか分からない、土御門以外は。
他の生徒は当麻達が来たことに沸き立つが、当然ながら当の本人達は何のことか分からない、土御門以外は。
「さー皆さんお待ちかねだぜい井ノ原弟、いやさMr・ご奉仕。お前さん一人でパイプ椅子の設置というショーの始まりにゃー♪」
「……どうりで俺一人にだけパイプ椅子の設置場所を熱心に教えたわけだ。分かった、やるよ」
「さっすがだにゃー♪ じゃあ早速だがチャチャッとゲフッ! ぐえっ!」
「……どうりで俺一人にだけパイプ椅子の設置場所を熱心に教えたわけだ。分かった、やるよ」
「さっすがだにゃー♪ じゃあ早速だがチャチャッとゲフッ! ぐえっ!」
校内でも当麻達ほどでは無いにしろ、それなりに『Mr・ご奉仕』のあだ名で知られるようになった真夜、お人好しな彼は土御門の頼みごとでも聞き入れる。
しかしそんな真夜を利用する土御門に真昼の脇腹への容赦ない貫手、赤音の衝撃波の制裁が加えられる。
しかしそんな真夜を利用する土御門に真昼の脇腹への容赦ない貫手、赤音の衝撃波の制裁が加えられる。
「またてめぇは俺の真夜を利用しやがって! それとそのあだ名は止めろっつったろうが! あいつの優しさは俺と赤音に一番向けられてんだぞ!」
「月夜ちゃんの恋人の土御門君にこんなことするのは雀の涙ほどだけど心苦しいんだよ~。で・も、真夜君を私達の許可もなく使うのは許せないな♪」
「まあまあ二人とも。俺なら大丈夫だから。怒ってくれたその気持ちだけで嬉しいよ。白雪さん、土御門のこと頼むね」
「月夜ちゃんの恋人の土御門君にこんなことするのは雀の涙ほどだけど心苦しいんだよ~。で・も、真夜君を私達の許可もなく使うのは許せないな♪」
「まあまあ二人とも。俺なら大丈夫だから。怒ってくれたその気持ちだけで嬉しいよ。白雪さん、土御門のこと頼むね」
自分のお礼の言葉に真昼と赤音の二人が顔を真っ赤にさせてることにも気付かず、真夜は【瞬間超人(リーンフォースセレクション)】で全強化、つまり五箇所を90で設定する。
ちなみに真夜、バレンタイン以降も訓練は怠らず、能力の方も数値を上げていた。
そして驚きの速度でパイプ椅子を組み立て始め、片っ端から丁寧かつ迅速にパイプ椅子を設置し始める。
ちなみに真夜、バレンタイン以降も訓練は怠らず、能力の方も数値を上げていた。
そして驚きの速度でパイプ椅子を組み立て始め、片っ端から丁寧かつ迅速にパイプ椅子を設置し始める。
「ええええええええっ! 何? 何が起きてるの? い、井ノ原くんが速くなって、椅子が見る見るうちに置かれ始めてて……」
「翔太は初めてだから驚くのも無理ないよな。あれが真夜の能力、分かりやすく言うと肉体組織の強化だ。うちのクラスの隠れた化け物だ」
「化け物筆頭のお前が言うなよ、上条。でも真夜の凄い所はな、強化した肉体のポテンシャルをフルに使え、能力に振り回されない為の訓練を怠らない所だけどな」
(まあ、ダメな所を挙げるとするなら土御門のような奴の頼みでもよっぽどのことでも無い限り断らないお人好しな所か……)
「翔太は初めてだから驚くのも無理ないよな。あれが真夜の能力、分かりやすく言うと肉体組織の強化だ。うちのクラスの隠れた化け物だ」
「化け物筆頭のお前が言うなよ、上条。でも真夜の凄い所はな、強化した肉体のポテンシャルをフルに使え、能力に振り回されない為の訓練を怠らない所だけどな」
(まあ、ダメな所を挙げるとするなら土御門のような奴の頼みでもよっぽどのことでも無い限り断らないお人好しな所か……)
“ガガガガガガガガガガガガッ!”という音を立てながら順調に椅子の設置を進める真夜を見ている当麻、半蔵、翔太。
能力に振り回されず、動きに無駄が全く無駄を感じさせない真夜を翔太がどのような思いで見ていたのか、それは本人にしか分からないことだった。
能力に振り回されず、動きに無駄が全く無駄を感じさせない真夜を翔太がどのような思いで見ていたのか、それは本人にしか分からないことだった。
「ところで元春。一体いくらで椅子の設置を請け負ったの? 正直に答えないと始業式の間、ずーっと氷の中だよ♪」
「……食券1ヶ月分」
「井ノ原くん達は毎日お弁当だから使い道、全く無いね……。本当なら半分渡せって言おうと思ったけど、謝るだけで許してあげる。その代わり」
「わーってるにゃー。井ノ原弟にはいずれ別の形で謝礼を渡すぜよ」
「……食券1ヶ月分」
「井ノ原くん達は毎日お弁当だから使い道、全く無いね……。本当なら半分渡せって言おうと思ったけど、謝るだけで許してあげる。その代わり」
「わーってるにゃー。井ノ原弟にはいずれ別の形で謝礼を渡すぜよ」
真夜が全体の七割の椅子の設置を終えた所にさらしの転校生こと結標が体育館に到着した。
目の前で起こってる面白そうなことに興味を覚えた結標は動いてる真夜に声をかける。
目の前で起こってる面白そうなことに興味を覚えた結標は動いてる真夜に声をかける。
「ねぇ、一人で頑張ってるそこのアンタ。悪いけど残りの椅子を組み立てたら全部上空に放り投げてくれる? 私が手伝ってあげるからさ」
「は、はい、分かりました。じゃあ行きますよ……はあっ!」
「は、はい、分かりました。じゃあ行きますよ……はあっ!」
結標が何者か分からない真夜だったが、目の前の女性は信じられそうだったので言う通りに残っていたパイプ椅子を全て組み立てた後で上空へと投げる。
手伝いを買って出た結標は今までの並べられた椅子の並びを記憶し、『座標移動』を使って宙に待った椅子を完璧に並べ、始業式の準備を終えた。
手伝いを買って出た結標は今までの並べられた椅子の並びを記憶し、『座標移動』を使って宙に待った椅子を完璧に並べ、始業式の準備を終えた。
「なかなか面白い能力者ね、アンタ。翔太だけかと思ったけど、他にも面白い能力者って居るの?」
「ええ、まあ。あ、自己紹介が遅れてすみません。俺は井ノ原真夜っていいます。ところで翔太のこと、知ってるんですか?」
「翔太は私の彼氏。ちなみに私は結標淡希、3年生よ。アンタ翔太のこと知って……な、なんで、あ、あいつ等が……」
「ええ、まあ。あ、自己紹介が遅れてすみません。俺は井ノ原真夜っていいます。ところで翔太のこと、知ってるんですか?」
「翔太は私の彼氏。ちなみに私は結標淡希、3年生よ。アンタ翔太のこと知って……な、なんで、あ、あいつ等が……」
真夜と自己紹介をしていた結標だが、とある二人を見つけてしまい言葉を失ってしまう。
そのとある二人こと土御門と一方通行もまた、結標と同じリアクションを取っていた。
そのとある二人こと土御門と一方通行もまた、結標と同じリアクションを取っていた。
「「「「「「「「「「巨乳さらしキターーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」」」」」」」」」」」
何も知らぬ男達は巨乳さらしで喜んでハイになっている、どうやら翔太の彼氏発言は聞こえてなかったらしい。
だが事情の知ってる男達はハッキリいって驚いている。
何も知らぬ女達は巨乳さらしをものすごい勢いでにらんでいる。だが女達でにらんでいない者が二人、吹寄と白雪である。
吹寄は胸に関心無し、白雪は友人だからである。
だが事情の知ってる男達はハッキリいって驚いている。
何も知らぬ女達は巨乳さらしをものすごい勢いでにらんでいる。だが女達でにらんでいない者が二人、吹寄と白雪である。
吹寄は胸に関心無し、白雪は友人だからである。
「あれ?なんで淡希ちゃんがここにいるの?」
「えっと……、この学校に転校しにきたんだけど……」
「えっ!?そうなの!!やっほー!!」
「えっと……、この学校に転校しにきたんだけど……」
「えっ!?そうなの!!やっほー!!」
白雪も男達に混ざってわーいわーいと喜んでいたが(混ざる必要がどこにあるもだろう?)、だが他の面々は違う。
(ナンで露出狂ババァがこんな所にいるんですかァ!?)
(にゃー!!聞いてないぜい!!どうしてコイツがこんな所にいるんだにゃー!?)
(しまったー!!コイツらがいるの完全に忘れてたー!!)
(にゃー!!聞いてないぜい!!どうしてコイツがこんな所にいるんだにゃー!?)
(しまったー!!コイツらがいるの完全に忘れてたー!!)
グループ(-エツァリ)の面々は、頭を悩ませていた。
「……ナンでオマエがココにイルンですかァ?」
「いや、本当になんでぜよ?」
「翔太がいるから……」
「……ナンでオマエがココにイルンですかァ?」
「いや、本当になんでぜよ?」
「翔太がいるから……」
ピキィンッ!!その場の空気が一瞬で凍った。それは能力によってでは無かった。
小萌先生の甥っ子の月詠翔太を下の名前で呼んだ?
ここで上条のクラスメイト達は、ここで翔太の言葉をを思い出していた。
小萌先生の甥っ子の月詠翔太を下の名前で呼んだ?
ここで上条のクラスメイト達は、ここで翔太の言葉をを思い出していた。
――ぼ、僕、付き合ってる女性がいるから
――巨乳です
――ちゃんと年上です!!
――巨乳です
――ちゃんと年上です!!
そしてグットタイミングな所に、翔太が入ってきた。
「淡希!!」
淡希?はてなんだろう?一同そこで考えて一つの可能性が思い当たった。
まさか……、まさか、まさか!?
まさか……、まさか、まさか!?
「翔太!!」
座標移動で翔太を飛ばし、自分の胸で抱き締める結標。
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「うそだァァァああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
男女例外無く、全員その場で叫んでいた。
「まっ、まままっまままっまま、マジで手を出したのかにゃにゃー!?」
「て、ててっててってててって、テメェ!!マジでガキに手を出したのかよォ!?」
「……いや、僕あなた達と同じ歳なんだけど」
「まっ、まままっまままっまま、マジで手を出したのかにゃにゃー!?」
「て、ててっててってててって、テメェ!!マジでガキに手を出したのかよォ!?」
「……いや、僕あなた達と同じ歳なんだけど」
翔太の突っ込みはみんな華麗にスルーしてどんどん話を進めていく。
「うらやましい!!あんなかわいい男の子抱けるなんてうらやましい!!」
「うう!!かわいい!!胸にうずくまってふにゃけてる顔がかわいいよ!!」
「あうあうー!!なんで巨乳はこう得するの!?」
「さらしか!?さらしがそんなにエロくていいのか!?」
「胸が、胸がァァァああああああああああああああああああああああ!!!!」
「うらやましい!!あの胸にうずくまりたいです!!」
「ああ!!母性の固まりが恋しいィィィいいいいいいいいいいいいいい!!!」
「お願いです!!その母性の塊に顔をうずくませてください!!」
「うう!!かわいい!!胸にうずくまってふにゃけてる顔がかわいいよ!!」
「あうあうー!!なんで巨乳はこう得するの!?」
「さらしか!?さらしがそんなにエロくていいのか!?」
「胸が、胸がァァァああああああああああああああああああああああ!!!!」
「うらやましい!!あの胸にうずくまりたいです!!」
「ああ!!母性の固まりが恋しいィィィいいいいいいいいいいいいいい!!!」
「お願いです!!その母性の塊に顔をうずくませてください!!」
……変な方向に。
「ったく、これだから女がいない奴らは困るよな」
「ああ、騒がしいったらありゃしない」
「ああ、騒がしいったらありゃしない」
彼女のいる浜面と半蔵は体育館の角でのろけ話をしていた。負け犬の戯言には付き合ってられないらしく、かなり余裕である。
「勝ち組までとは言わないが、かなり恵まれた環境にいるよな」
「だな、滝壺なんか積極的で最初にキスしてきたの滝壺だぜ?」
「だな、滝壺なんか積極的で最初にキスしてきたの滝壺だぜ?」
追記しておくと、二人がなぜ体育館の角でのろけ話をしているかと言うのは、太だ単に騒いでる男達の餌食になりたくないからである。
「そういや最近仲がいいヤツラの中で付き合い始めが長いのって上条らしいな」
「ああ、アイツらもうすっげえ仲いいよな。上条は絶対他の女に羨ましがることなんてないよな。
そうだろ?上条!!」
「ああ、アイツらもうすっげえ仲いいよな。上条は絶対他の女に羨ましがることなんてないよな。
そうだろ?上条!!」
上条を呼んで見るが来る気配は無く、騒ぎの中で、
ぶつぶつ何かを呟いていた。
「「なっ!?」」
上条に限ってそんな事はないはずだが、ものスゴく気になったので近づいて聞いてみることにした。
上条は浜面と半蔵が近づいているのは気づいていないらしく、まだぶつぶつ何かを呟いていた。
何を言ってるかと言うと……。
上条は浜面と半蔵が近づいているのは気づいていないらしく、まだぶつぶつ何かを呟いていた。
何を言ってるかと言うと……。
「ううっ……、美琴の胸が恋しい……」
それは思い付かなかった。
浜面と半蔵は素直にそう思った。
しかしその事を土御門に聞かれたらしく、
浜面と半蔵は素直にそう思った。
しかしその事を土御門に聞かれたらしく、
「カミやん、美琴ちゃんはそんなに胸はないぜぶでびっ!?」
からかった瞬間に上条に殴られた。
土御門が立ち直ると、上条は大きな声でのろけ話を始めた。
土御門が立ち直ると、上条は大きな声でのろけ話を始めた。
「いいか!!美琴は胸はちゃんとある!!ちっちゃくてプルプルして、谷間だってあってかわいいんだぞ!!」
その言葉を聞いた瞬間、火種と鼻血がまかれた。
「「「「「「「「「「「「上条ォォォおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」
「ギャー!!不幸だー!!」
「ギャー!!不幸だー!!」
と言って逃げ出す上条だが、最近初春の黒い部分の黒が移ってしまったらしい。
「一人で地獄に落ちる上条さんじゃありません!!
アクセラは最近打ち止めて正式なお付き合いを発表!!
浜面は縄で縛ると言う大人の世界に突入!!
土御門と青髪ピアスなんか彼女といっしょに混浴に入ったらしい!!
半蔵は郭に、普段はエロイ格好をさせてる!!
さあ全員やってやれ!!」
「「「「「「「「「「「「モテる男は削除ォォォおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」
「「「「「不幸だー!!」」」」」
アクセラは最近打ち止めて正式なお付き合いを発表!!
浜面は縄で縛ると言う大人の世界に突入!!
土御門と青髪ピアスなんか彼女といっしょに混浴に入ったらしい!!
半蔵は郭に、普段はエロイ格好をさせてる!!
さあ全員やってやれ!!」
「「「「「「「「「「「「モテる男は削除ォォォおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」
「「「「「不幸だー!!」」」」」
実際には少し違う部分もあるが、男達はそれを含めて信じてしまった。
上条がなぜ道連れを選択したかと言うと、人数を割くためである。
上条達の日常が始まった。
上条がなぜ道連れを選択したかと言うと、人数を割くためである。
上条達の日常が始まった。