上琴VS婚后
・上条の寮の前にて
美琴「ねぇ泊まってもいいでしょ？」
上条「だからダメだって！最近毎日じゃないか。」
婚后「あら？御坂さん、こんなところでお会いするなんて奇遇ですわね。」
美琴「あ、婚后さん。そうだ当麻、紹介するね。私の友達の婚后さんよ。」
婚后「どうも婚后光子ですわ。常盤台中学２年で大能力者ですの。」
上条「あ、どうも。上条当麻っていいます。美琴の彼氏です。」
婚后「か、彼氏！？御坂さん彼氏がいらっしゃったんですの！？」
美琴「そうよ。でも彼氏なのに家に泊めてくれないのよ。」
上条「もう１週間近く泊まってんだから１回寮に戻ったほうが…」
婚后「(まさか能力面だけではなく恋愛事でも先を越されるとは…く、悔しいですわ！)」
美琴「まさか私のこと嫌いなの？それとも他に女がいるの？」
上条「そ、そんなわけないだろ？俺は美琴を世界一愛してるんだから。」
婚后「(この男堂々と……怪しいですわね)御坂さん、なぜこのような者とお付き合いを？」
美琴「え…そりゃ…かっこいいし…頼りになるし…私のヒーローだし…///」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ
婚后「はっきり言って不釣合いですわ！」
上琴「「！？」」
婚后「あなた学校は？能力レベルはいくつですの？」
上条「俺か？学校は普通の高校で無能力者だけど…」
婚后「無能力者！？話になりませんわね。御坂さんあなた騙されてますわよ。」
美琴「え！？そ、そんなことないわよ！」
婚后「御坂さんにはもっと素敵な男性がお似合いですわ。このような者はもう忘れたほうがいいと思いますけど。」
上条「……(やっぱ俺は美琴とは不釣合いなんだろうか……美琴のためを思うなら一緒にいないほうが…？)」
婚后「それにこのような幸薄そうでいかにも貧乏で貧相な面構えな下賤な者などと…」
美琴「そ・れ・は・言いすぎだコラァァァァァァ！！！！！」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁｰ
婚后「！！？み、御坂さん！？」
美琴「私のこと心配してくれるのはわかるけど当麻の悪口言うのは許さないわよ！！」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁ
美琴「それに当麻は私のすべてなの！！私の側から当麻がいなくなるなんてありえないわ！！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ
上条「お、落ち着け美琴！！」ｲﾏｼﾞﾝﾌﾞﾚｲｶｰ!!
美琴「え……はっ！！ご、ごめんなさい婚后さん！当麻のこととなると見境がなくなっちゃって……」
婚后「い、いえ今のはワタクシが悪いですわ…ついむきになってしまって……」
婚后「御坂さんにとって上条さんをどれだけ大事な存在かわかりましたわ。では私はもう行きますわね。」
美琴「あ……行っちゃった…悪いことしたな…」
上条「なぁ美琴、今日泊まってけ。」
美琴「え、いいの！？やったぁ！」
上条「それからな……」ｷﾞｭ
美琴「！？い、いきなりどうしたのよ！/////」
上条「俺、一生お前の側にいるよ。一生一緒にいて……いいよな？」ｷﾞｭｰ
美琴「！！？一生……ぅん…もちろん////////////////////////」
上条「(『当麻は私のすべて』か……一緒にいていいんだよな…よかった…)」
ＷＩＮＮＥＲ：上琴
