番外編 上琴裁判~蘇る上琴~
初春「これより、御坂美琴さんの法廷を開廷します。」
白井「弁護側、準備完了してますの。」
佐天「検察側、大丈夫だ。問題ない。」
御坂「え?え?なにこれこわい。」
初春「佐天検事、冒頭弁論をおねがいします。」
佐天「はい。被告人、御坂美琴は上条当麻という人物について何かを隠しています。それを暴きたい【いじりたい】と思います。」
初春「なるほど、隠し事は良くありませんね。では被告人、まずは上条さんとの関係を証言をしてください。」
証言【いいわけ】開始
御坂「さ、さっきも言ったじゃない。その…普通よ!普通。あのバカとは何度か会ったことがあるだけなんだから!
それに毎回あたしの事スルーするし、いっつも女の子と一緒だし…そんな奴なんとも思ってないんだから!!」
御坂「さ、さっきも言ったじゃない。その…普通よ!普通。あのバカとは何度か会ったことがあるだけなんだから!
それに毎回あたしの事スルーするし、いっつも女の子と一緒だし…そんな奴なんとも思ってないんだから!!」
初春「あくまでもただの知り合いという訳ですね。どうですか?弁護人。」
白井「…大体そんな感じですわね。わたくしもお姉さまもあの類人猿とはとくに親交が深いということはありませんの。」
《異議あり!!》
佐天「どーして二人とも嘘をつくんですか!『あのバカ』とか『類人猿』とか、それなりに親しくないと出てきませんよ。そんな単語!
白井さんも良いんですか!?気にならないんですか!?御坂さんが本当はどう思っているのかを!!」
《異議あり!!》
佐天「どーして二人とも嘘をつくんですか!『あのバカ』とか『類人猿』とか、それなりに親しくないと出てきませんよ。そんな単語!
白井さんも良いんですか!?気にならないんですか!?御坂さんが本当はどう思っているのかを!!」
白井「…わかりましたの。わたくしの知っていることをお話いたしますわ。」
御坂「折れるの早っ!黒子!アンタあたしの味方じゃないわけ!?」
白井「もちろん味方ですわよお姉さま。でもソレはソレ、コレはコレ。…わたくしも聞きたいことが山ほどありますの。」
佐天「じゃあ3対1になったところで続けましょう。裁判長!今度はお二人の出会い【なれそめ】についておねがいします!」
初春「わかりました。では被告人、証言を。」
御坂「うぅ…えーと、アイツと会ったのは6月の中旬くらいだったかな?
あたしが何人かの男達に絡まれてるのを見て、助けようとしてくれたの。」
あたしが何人かの男達に絡まれてるのを見て、助けようとしてくれたの。」
佐天「おお!まんま都市伝説の内容ですね!」
御坂「でもアイツあたしのこと子供扱いして、腹が立ったから絡んでた奴らと一緒に…まぁ…焼いたの。」
佐天・初春「「うわぁ…」」
御坂「でもアイツ全っ然ピンピンしてんの!傷どころか服も破けてないし。あ~も~ホントにムカつくわ!」
佐天「待った!…上条さんてLEVEL0でしたよね?どうやって御坂さんの電撃防いだんですか?」
御坂「わっかんない…けどなんかアイツ能力効かないのよ。それが許せなくて何度も勝負を挑んだんだけど結局勝てなくて…
それだけ!だからアイツとはケンカ友達みたいなもので、二人が思ってるような関係じゃないの。だから…」
《異議あり!!ですの!》
白井「お姉さま!それだけの関係ならばお姉さま!なぜ逢引やらケータイのペア契約やらなさったのですか!?
そのような事ほ、黒子に言っていただければいつでもかわりに…」
それだけ!だからアイツとはケンカ友達みたいなもので、二人が思ってるような関係じゃないの。だから…」
《異議あり!!ですの!》
白井「お姉さま!それだけの関係ならばお姉さま!なぜ逢引やらケータイのペア契約やらなさったのですか!?
そのような事ほ、黒子に言っていただければいつでもかわりに…」
佐天「ちょちょちょちょ待ってください!!さらりと爆弾発言しましたよ今!!」
初春「あああ逢引って!もう本当は付き合ってるんですか!?どうなんですか御坂さん!」
御坂「…ふ……」
佐天・初春「ふ!?」
御坂「ふにゃあぁ~~~~~……………」
佐天・初春・白井「アビャビャビャビャ!!!!ぎにゅうあああ!!」
結局肝心なことは聞けなかった。まずはこの漏電【ふにゃあぁ~】を何とかしなければ。
だったら電撃を防げる上条さんがいればいんじゃね?上条さん側の話も聞けるし一石二鳥じゃね?
そんなことを佐天は、薄れ行く意識の中思ったという…
だったら電撃を防げる上条さんがいればいんじゃね?上条さん側の話も聞けるし一石二鳥じゃね?
そんなことを佐天は、薄れ行く意識の中思ったという…