とある鈍感の疑似恋愛【ギャルゲープレイ】
アレイスター
『突然呼び出してすまない。実は君に頼みたい事がある。
学園都市発展の為に、実験サンプルになってもらいたい。
なに、そう心配しなくても危険な事はしないさ。ただ簡単なゲームをしてもらうだけでいい。
ルールも単純だ。九人の女性の中から一人を選び、その人物と恋仲になってもらう。それだけだ。
やってくれるかね?』
上条
⇒1:ああ、いいぜ
2:ふざけんな! その幻想をぶち―――
アレイスター
『協力感謝する。ではさっそくだが、これから恋人となるパートナーを選びたまえ』
1:インデックス
『所詮とうまはとうまなんだね……』
⇒2:御坂美琴
『わわ、私!!? どど、どうしてもって言うなら、その…こ、ここ恋…人になってあげてもいいけど!?』
3:姫神秋沙
『……分かってた。私の扱いなんて。いつもこんなものだから』
4:風斬氷華
『そうですよね…私みたいな化け物じゃ、やっぱり嫌ですもんね……』
5:御坂妹
『やはりミサカは使い捨ての消耗品なのですね、とミサカは皮肉を言います』
6:神裂火織
『………ド素人が………』
7:五和
『夢…そうこれは夢…ただの悪夢です…きっとそうに違いありませんよね…は…ははは…』
8:オルソラ
『お選びになる前に、まずはお茶でもいかがでございますか?』
9:鈴科百合子
『くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけここくかくきくこく
くけくかきくこけくけくきくきこきかかか―――ッ!!』
アレイスター
『なるほど、超電磁砲を選ぶか。ふむ、それもまた面白い。
せいぜい好感度を上げて、HAPPY ENDを目指してくれたまえ。
…これで私の計画【プラン】も……ふ。ふふ』
アレイスター
上条『あ~…日曜の朝って気分いいな。 いい天気だし、こんな日は』
⇒1:適当に街でもぶらつくか
2:たまには勉強でもするか
3:さ、二度寝二度寝
上条『とは言ったものの、目的も無く一人でプラプラするのもなぁ……』
⇒1:誰かと会わないかな
2:…美琴に会いたいな……
3:ま、いっか
美琴
『ちょ、ちょろっとアンタ~?』
上条『(おっ? この声は……)』
1:よう、ビリビリ
⇒2:おす、美琴
3:やあハニー、今日も可愛いね
4:……誰だコイツ?
5:[行動]スルー
美琴
『おす。てかアンタ今日ヒマ?ヒマよね?ヒマって言いなさい!』
上条
⇒1:まぁ、ヒマだな
2:逆にヒマじゃない
美琴
『!!! じゃ、じゃあさ! たまたま友達からチケット2枚貰ったんだけど、
き、期限が今日までだし、捨てるのも勿体無いし……だ、だから…その……アンタと……』
上条
⇒1:何で俺なんだ? 白井は?
2:マジか!? ラッキー!
3:「アンタと」の後の言葉が聞きたいのですが……
4:え~…超めんどくせ~……
美琴
『く、黒子は風紀委員の仕事で忙しいのよ!! ほら、行くの!?行かないの!?』
上条『う~ん……』
1:映画のチケットか…これ観たかったんだよな
2:動物園のチケットか…そういや行ったこと無いな
⇒3:遊園地のチケットか…面白そうだな
4:ゲ、ゲコ太ショーのチケットか…この歳だとかなり勇気がいるな
5:呪いの蝋人形館のチケット……ひ、人にはいろんな趣味があるよな…?
美琴
『で、でしょ!!? もちろん行くわよね!!」
上条
1:もちろん行きますとも!
⇒2:つーか本当に俺でいいのか?
3:美琴とだったら、どこにでも行くよ
4:なァンてなァァ!! 本当にそンな事言うと思ったかァ!? 残念だったなァ三下ァァァ!!!
美琴
『ど、どういう意味よ…?』
上条
⇒1:知り合いに見られたら勘違いされるんじゃねぇか?
2:本当は好きな人と行きたいんだろ?
3:デートなんて、上条さん初めてなもので
4:俺エスコートなんて自信ねぇよ……
5:私と行っても。多分。楽しくないと思う
美琴
『か、か、か、勘違いって何をよ!! べべ別にこんなの普通でしょ!? 考えすぎなのよ馬鹿!!』
上条
⇒1:そんなもんなのか? ならいっか
2:いやいや、男女で歩いてればそういう風に見られるだろ
3:まぁむしろ、勘違いされた方が俺的には嬉しいけどな
4:異教徒ごときに馬鹿呼ばわりされるなんて、心外なんですがねー
美琴
『そういうものなの! ほら行くわよ!?』
上条
1:うし! せっかくだから楽しむか!!
⇒2:なんか…不幸の予感……
上条『着いたー! …けど…』
1:めちゃくちゃ広いな
2:すげぇ狭いな
⇒3:混んでるなー……
4:人少なくね?
5:来るまでに大分時間食ったな
美琴
『まぁ、日曜日だし…これくらいは仕方ないんじゃない?』
上条『(けど、こんだけ人が多いとはぐれそうだな……よし!)』
1:美琴、俺の後にしっかりついて来いよ
⇒2:手でも繋ぐか
3:まずはリードと首輪を買おう
4:こりゃ別行動の方がいいンじゃねェかァ? 楽しみにしてたのに残念だったなァ三下ァァァ!!!
美琴
『なっ!!? きゅ、急に何なのよ!!』
上条
⇒1:迷子になったら困るだろ
2:美琴の手の温もりを感じたい……
3:第一の回答ですが、恋人だからです
4:遊園地ではヒーローと握手をするもんだろ
美琴
『こ、子供じゃないん…だから……でも…アンタがしたいんなら…別に……』
上条
1:そりゃそうだよな。子供じゃあるまいし
2:俺がしたいんならいいんだな?
3:嫌ならいいですよ……
⇒4:いや…中学生は子供だろ
美琴
『こ、子供じゃいないわよ!! てかアンタと2歳しか違わないじゃない!!』
上条
⇒1:わ、悪かったよ。 じゃあいいよ、手は繋がなくて
2:そうだとしても、高校生と中学生では大きな壁があるのですよ
3:何言ってんだ! むしろ胸のサイズは小学生並みじゃねぇか!!
美琴
『……それと…これとは…話が別じゃない……』
上条
1:どっちだよ!
⇒2:あ~も~! 面倒くさいから繋ぐ!!
3:あ~も~! 面倒くさいから繋がない!!
4:あ~も~! いっそのこと抱っこしちまえ!!
美琴
『ひゃう!!?』
上条
⇒1:文句なら後で聞くから、とりあえず今は我慢しとけ
2:ふっふっふ…これでもうミコっちゃんは、上条さんから逃げる事ができなくなった訳ですよ
3:[行動]にぎにぎする
美琴
『ままままぁ今だけの我慢ならべべべ別にいいかな!!?』
上条『よし! じゃあさっそく回るか! まずは』
⇒1:遊園地の花形、ジェットコースターだな!
2:定番と言えばこれ、メリーゴーランド!
3:回しすぎに注意、コーヒーカップ!
4:「キャー!」とか言って抱きつかれたい、お化け屋敷!
5:コンマ数秒の戦い、ゴーカート!
美琴
『やっぱりそうよね! 遊園地に来たらこれに乗らなきゃ!!』
―――――20分後―――――
美琴
『アンタねぇ…あれだけ意気揚々と乗り込んで、何で酔ってんのよ……』
上条
1:さ、さすがは学園都市製……ジェットコースターにジャイロ回転を加えるとは……
2:か、川の向こうで一万人以上のミサカが手招きしてるのが見えた……
⇒3:な、何で美琴はケロッとしてんだ!?
4:[行動]吐く
美琴
『あんなのテレポート酔いに比べたら、どうってことないわよ』
上条
1:俺経験できないけど、そんなにすごいのか…テレポートって……
2:うぅ…次は絶叫系以外のに乗ろうな……
⇒3:ちょっと…休もうぜ……
4:[行動]吐く
美琴
『ったく、だらしないわね。 ま、仕方ない。何かジュースでも買ってきてあげるわよ』
上条
⇒1:すまん、助かる……
2:悪いな……
3:できればスポーツドリンクで……
4:ここで「きなこ練乳」とか、そういうボケいらねぇからな……
5:[行動]吐く
美琴
『別にいいってば』
美琴
『どう? 大分落ち着いた?』
上条
1:あぁ、すっかり良くなったよ。 ありがとな
⇒2:うん、美琴の買ってきてくれたジュースが効いたのかもな
3:う~ん…もうちょいかかりそう……
4:美琴がキスしてくれたら治る
5:僕を誰だと思っている? こんなのは治すうちに入らないんだね?
美琴
『そっか、良かった』
上条
1:ホント悪い、せっかくのデートだったのに……
2:けど、何でそこまで心配してくれるんだ?
3:じゃあ気を取り直して、次は何乗る?
4:さてと、そろそろメシでも食うか?
⇒5:ん? 誰かこっちに手を振ってないか?
美琴
『ホントだ…誰かしら?』
上条『アレは……』
1:ウチのクラスメイトだ
⇒2:美琴の友達かな?
3:一方通行達か
4:浜面達だな
5:か、神の右席!!?
佐天
『おーい!御坂さーん!!』
初春
『だ、駄目ですよ佐天さん!! せっかくのデート邪魔しちゃ!!』
美琴
『い、いや! 違うの!! コイツはそういうのとかじゃなくて!!!』
佐天
『隠さなくたっていいですって!! こちらがウワサの彼氏さんなんですよね!?』
美琴
『だ、だから、本当に違うんだってば!! ア、アンタも何か言いなさいよ!!』
上条
1:ほら、やっぱり誤解されちまったじゃねぇか……
⇒2:えっ!?美琴って彼氏いたの!?
3:違くないだろ。俺達付き合ってるんだから
4:彼氏っつーか…むしろ夫?
5:ふざけンじゃねェェェ!!! 俺は12歳以下にしか興味無ェンだよ!! 誰がこンなババァと付き合うか!!
佐天 初春
『『……はい!?』』
美琴
『……二人とも分かったでしょ…? コイツはこういうヤツなのよ………』
初春
『な、なるはど…手ごわいですね……』
佐天
『大丈夫ですよ! ここの一番人気って実は観覧車なんですけど、何でだか分かりますか!?』
美琴
『えっ…知らないけど……』
佐天
『実はですね…ここの観覧車でてっぺんまで来た時、
夕日をバックに告白すると、両想いになれるって都市伝説があるんですよ!!』
美琴
『!!!』
佐天
『モタモタしてていいんですか? そろそろ夕暮れですよ?』
美琴
『ちょ、ちょっと急用思い出した!! 佐天さん、初春さん、また後でね!?』
佐天
『かわええのう……』
初春
『ほっこりしますね……』
美琴
『ね、ねぇ! そろそろ帰る時間だし、最後に観覧車乗らない!?
これなら激しくないし、アンタでも大丈夫でしょ!?』
上条
⇒1:うん、まぁ、それなら平気かな
2:お、お、おう!(て、てかさっきの話聞こえてたんだが……まさか美琴が俺を!? いやいやまさかな……)
3:いや~でも…何かすげぇ混んでるぞ……
4:うわ~い!観覧車って一度乗ってみたかったの!ってミサカはミサカははしゃいでみたり!!
美琴
『…結構混んでるわね……夕暮れまでに間に合うかしら………』
上条
1:夕暮れまで? ああ、さっき聞いた都市伝説のことか
2:夕暮れまで? ああ、門限があるんだよな
3:本当に混んでるな……何分待ちだ?
⇒4:本当に混んでるな……けどもう、列の真ん中辺りだから、トイレにも行けないな
5:[行動]手を繋ぐ
美琴
『……トイレくらい我慢しなさいよ……こっちはそれどころじゃないってのに………』
上条
⇒1:あと何人くらいだ?
2:こ、こっちだって…その…き、緊張してんだよ……
3:無理!限界!ちょトイレ行ってくる!!
美琴
『あと一人…いや、つ、次ね……』
上条『やっと順番が来たか』
1:[行動]とりあえず先に乗る
2:[行動]美琴をエスコートして後に乗る
⇒3:[行動]仲良く同時に乗る
4:[行動]乗らない
5:[行動]トイレに行く
美琴
『の、の、乗っちゃったわね……』
上条
1:おお~! どんどん景色が小さくなってくな!
2:そ、そうですね……
⇒3:さすがにコレを降りたら終わりだよな……今日は楽しかったよ、美琴
4:…このまま時間が止まっちまえばいいのにな……
美琴
『ううん! 私の方こそありがとう! と、と、当……麻………』
上条
1:礼を言うのは俺の方だって
2:今、何て……?
3:きゅ、急にそう呼ばれると照れるな……
⇒4:……………
美琴
『な、なにか言いなさいよ!!』
上条
⇒1:ごめん、あまりにも綺麗だったから……
2:わわわ悪い!! ちょっと見惚れて…い、いや!何でもない!!
3:……………
美琴
『…え………』
上条
⇒1:あっ!ゆ、夕日! 夕日が綺麗だって話な!?
2:だから…美琴が綺麗だって…言ったんだよ……
3:[行動]無言でキスをする
4:だからンな事言う訳無ェつってンだろ!! 何回騙されれば気が済むンだ三下ァァァ!!?
美琴
『そそそそうよね!! 夕日よね!! あははは!…はは……
………ね、ねぇ……頂上に着いたら……大事な…話があるの………』
上条
⇒1:いや、俺に言わせてくれ
2:…分かった
美琴
『………うん………』
上条『俺は―――』
1:美琴のことが…好きだ!!!
2:お前を絶対幸せにするって約束する!! だ、だから……
3:これからもずっと……例え爺さんになっても、隣には美琴にいてほしい…なんて思ってる
4:こんな気持ちになったの…初めてなんだ……
5:美琴に迷惑をかけたくない……けど、抑えきれないんだ…どうしようもなく…美琴のことが…好き…なんだ……
6:[行動]じっと目を見つめる
7:[行動]そっと抱き寄せる
8:[行動]ゆっくりと口づけを交わす
⇒9:ジュース飲みすぎたのかな…マジでトイレ限界なんだけど、あと何分くらいで降りられるんだっけ?
美琴
『知らねぇよ!!!!!!!!!!』
GAME OVER
アレイスター
『…失敗か………また私の計画【プラン】に誤差が………』