とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある不幸なHappy days/Part11

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匿名ユーザー

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Running the way
第一章 Overcome the misfortune


夕日が沈む。
空気はまだ冷えるが、公園のベンチにいる二人には関係ないようだ。


「……ゲコ太?」

訳のわからない言葉とともに少女が目を覚ます。

ダーリン大好きだっちゃ、
を地で行くビリビリ美少女である。
名を御坂美琴といった。

「……起きたか?」

上を見ると、やさしく声をかけたとある高校生の顔が目に入る。

名は上条当麻。
上条当麻は世界中の誰よりも御坂美琴を愛しています、
と野球してないのに言える生粋の主人公である。

(……頭の下が柔らかい?)

膝枕されているのだが、
まだ意識ははっきりしていないようだ。

(あ、……当麻の顔が近い)

何度見ても飽きない顔。

(結構整った顔よね)

(このたれ目も大事な時はキリッとするし)

(この口がいろんな人の考えを変えて)

(このおでこには青筋)

青筋……?

「……上条さん、何をお怒りで?」

「そんな他人行儀な、当麻でいいよ、美琴」

「すごくいい笑顔!! 青筋増えたけど!!」

「……いつもなんだが、とりあえず、今日の事を思い出そうか」

「……はい」

ちなみに、膝枕のままである。

(今日は……)

集合に珍しく上条は遅刻せず、時間通りに映画館に着いた。
そしてスクリーンで見るゲコ太達も可愛かった。
ピョン子が素直になれない点にイライラしたり、ゲコ太が鈍感なことにあきれたり、
そしてゲコ太紳士バージョンの正体がゲコ太だとばれそうになった時、それはもうはらはらした。さらに

「……美琴さん、そこ巻きでおねがいします」

……むぅ、まあ、その後昼食とって、あちこち見て回ってこの公園に来た。

「……ゲコ太より文字数が少ない。まあそれで?」

「それで……」


ふと考えた。自分がここにいていいのかと。
インデックスとの関係に端を発するステイルとの事件。
その後美琴は何かあると、この考えにとりつかれた。

彼には自分よりも最適な人間がいるのではないか?

世界を救った英雄の彼女として自分は未熟なのではないか?

そして愛しの彼を見る。そうやって再確認する。

ダメなのだ。
私でなくては。
彼の横に他の人が立ったら、


私は壊れてしまう。


そんな不安を察してか、タイミング良く彼がこちらを向く。
そして、微笑んでくれるのだ。

「ふにゃぁぁああああああああ//////////////」

「それだばばばばばばばばばば」


「……ってことがあったのよ」

「はー、二度も気絶+漏電で上条さんを黒焦げですか」

「御坂さんならではの問題ですね」

いつものファミレスに、美琴、白井、初春、佐天の四人は集まっていた。

「どうせあの方のことです。『不幸だ』ですまされたのでしょう?」

まったくそのとおりだ。つまり、

「私が『不幸』を招いてしまっている。そういうことよね?」

佐天と初春はかける言葉が見つからないようだが、

「そのとおりですの」

黒子は言い切った。

初春が何か言葉を発しようとするも、美琴がさえぎる。

「そうよね、ならなんとかしなきゃ。みんな、協力して!!」

美琴らしい前向きな方針。
それに対し佐天は叫ぶ、

「もちろんですよ!!」

黒子は嫌がる、

「え、私もですの?」

初春は声を張り上げる、

「なんとかしてみせましょう!! 御坂さん!!」

美琴は全力で答える、

「ありがとうみんな!!!!」

店から追い出された。



「まずはイメトレです!!」

初春曰く、
上条の笑顔を想い浮かべ、耐性を付ける。
とのことだ。

「……そこからですの?」

結果、翌日上条は黒焦げになった。
本物の威力は大きかった。



「じゃーん!!見てよ初春」

「えーと、上条さんに変装したつもりですか?」

「そ、カツラかぶっただけだけどね」

「さすがの私もそれでは漏電しないわ」

「……前振りにしか思えませんの」

「ではー、コホン、……美琴、お前を抱きしめて、いいか?」


この時、
佐天涙子は『死んだ』。


「ほんと~にゴメン!!」

「大丈夫ですって!! ピンピンしてますよ」

「無理しないで下さいよ……って、きゃ~!!!」

「私は、なんだか、この子のスカートめくりたいと思ったんです。そう思えたんですよ」

「や、やめてください!! 佐天さん!!」

「これがどういう感情かわからないし、きっともう思い出すこともできないだろうけど、確かにそう思うことができたんです」

「……聞いてないわね」

「どこって、そりゃあ決まってますよ」
「――――心に、じゃないですか?」

「無駄に長いですの、アフロ佐天さん。では、私用事がございますので、お先に失礼しますわ」

白井はテレポートで消える。

「あー貴重なツッコミ要員がー」

「最近忙しそうなのよね黒子、無理してなきゃいいけど」

「風紀委員の仕事ではありませんし、用事ってなんでしょうかね?」

「まーそれは置いといて、次行きますよ!!」



「どうです!!」 

佐天の手にあるのは、写真?

「土御門兄妹の協力により、上条さんの学校生活を撮ってきてもらいました!!」

「買った!!」

「売った!!」

「二人とも、落ち着いてください。……それで上条さんの顔に慣れる、と」

「そうゆうこと!! しかし……」

「……周囲の女性率高いですね」

「うわっ、押し倒してるよ!!」

「こっちは明らかに抱きついてますね!!」

「む、胸をもんでる……」

「ス、スカートの中に頭が……」

「み、御坂さん!! 帯電してます!! ビリビリしてますって!!」



「最後は映像です」

「初春さん、私一つもクリアしてないけど?」

「で、どうするの? 初春?」

「だからね?」

「あっちこっちのカメラにはハッキング済み!! リアルタイムで上条さんを観察できます!!」

「ここでもスルーか私は、……不幸ね。つか犯罪じゃないのそれ?」

他にも風紀委員だろとか、大丈夫か学園都市とかあったが、割愛。


「……かれこれ三人目ですね」

「家出てから十分で女性三人にフラグか、すごいなこの人」

ちなみに、
知らず知らずのうちに一つのテロリストグループを潰している。
十分で。

「で、コイツはどこ向かってんのよ?」

「どこでしょうね~?(不機嫌だ)」

「(美人ばっかりだったからねぇ)あ、誰かと合流しましたよ!!」

「この人は……」

「「白井さん?」」

「……黒子?」