とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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アレイスターの思惑・続!

アレイスターの思惑 の続編です。



学園都市の脅威となるものを排除する暗部組織の一つ、グループ。
そんなグループに今日は統括理事長から直々に指令が下った。

土御門「何の用だ、アレイスター」
☆「来たか、今日君たちに来てもらったのは他でもないこれだ」

フィン(メンバーの前にデジタル化された資料が現れる)

一方「あン?こりゃァ・・・」
海原「・・・辞退してもよろしいでしょうか?」
☆「拒否権はないぞ。必ず遂行させるんだ」

土御門「とんだ任務だにゃー。」
一方「あの野郎、水槽から引きずり出して磔にしてやりてェ」
土御門「俺たちはまだいい。海原の野郎を見てみな、きっついだろうなw」
一方「フン」

海原「だ、大丈夫ですよ。仕事に私情を挟むようなことはしませんから」
土御門「だがあいつらがこうなることを予想はしてたんだろう」
海原「まぁ、そうですね・・・」
一方「仕事内容について詳しく話せ。時間がねえンだ」

常盤台中学外部寮前

上条「遅いな~」

ちなみに現在時刻8:00
約束の時間まで2時間

上条「暇だしゲーム美琴でも攻略するかー」

ピコピコ(ゲーム音)

上条(あの好感度、特に何かしたわけじゃないんだよなー、隣にいるだけでうなぎ上りだったんだっけか)
上条(俺も驚いたよ、まさか始めて1日であそこまで伸びるとは・・・)

ピロリン♪(好感度+12532)

上条(おっまた上がった。何しても上がるなぁ)


208号室

美琴「着ていく服はこれでいいかな~」

黒子「お姉さまあああああぁぁぁぁぁぁ!!」

美琴「うわっどうしたのよアンタ・・・」
黒子「あの噂は本当ですの!?」
美琴「噂?」
黒子「このことですの!!」

バンッ!!

週刊誌の表紙

特集
学園都市の第3位の超電磁砲に熱愛発覚!!??
あの凶暴なLv.5を飼い慣らした男の素顔に迫る!!!
 P.12~P.86

美琴「わ・た・しは~~猛獣かああああぁぁぁぁぁ!!!」



土御門「とまあこんなことだから、あの二人を邪魔する奴も大勢現れるだろう」
一方「それらを片っ端から叩き潰すのが俺たちの仕事ってわけか」
結標「なぜ上層部は情報規制を行わなかったのかしら」
土御門「さあな、そんなことはどうでもいい。仕事は置いとくとしても、俺は友人としてもあいつらを応援してやりたいんだにゃー」
結標「ならあそこにいる変態は置いていったほうがいいんじゃない?」
土御門「俺もそう言ったんだけどにゃー・・・」

海原「私のことなら気にしないでください。必ずやじゃm・・・任務を遂行させますから」

一方(今コイツ邪魔って言いかけたよなァ・・・まぁあの二人を引き離そうものなら、お前をスクラップにしてやる)


黒子「それで、噂は本当ですの!?それともただのでっちあげですの!?」
美琴「黒子ごめん!それ本当なの!!私あいつと、当麻と付き合ってるの」
黒子「そんな、一体どういった経由で・・・」
美琴「今、流行りの完全シミュレーションゲームがあるでしょ?偶然アイツが私相手にやってるのが分かって・・・それで」
黒子「そうですの。それであの類人猿のスコアはいくつでしたの?」
美琴「スコアって・・・284857555よ」
黒子「なぜですの・・・?黒子がいくら頑張っても好感度は上がりませんでしたのに!それどころかわたくしが迫れば迫るほど好感度がマイナスの値を示すようになってしまいましたの・・・」
美琴「うわぁ、流石にひくわよ」


黒子「お姉さま、データなどではなくちゃんと見てくださいまし、この黒子のお姉様に対する溢れんばかりの愛を・・・!!!」
美琴「要らないし、見たくもない!!」
黒子「そう言わずに是非黒子を攻略してくださいまし!」
美琴「やめんかああぁぁ!」


バンッ(ドアの開く音)

美琴&黒子「ひぃぃ!」

寮監「やかましいぞ、貴様ら。何か言い残すことはあるか・・・」
黒子「せめてお姉さまのお傍で死にたいですわ」
美琴「この後デートがあるので、私の分黒子に2倍やっておいてください♪」
黒子「ほねえだまああああぁぁ!!!」

寮監「ほう、いい度胸だな御坂・・・認めよう」

黒子「ですわよね。そんな要求が通るはずありまs・・・はい?」
美琴「ありがとうございます、では行ってきます!」
寮監「門限は気にしなくてもいいからな」
美琴「!!はい!!/////」

寮監「では白井、始めるぞ。改めて聞こう。遺言はあるか・・・」
黒子「お、おおお待ちになってくださいまし、おねえさmぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

美琴「元といえば黒子が馬鹿なことをしたせいだし、何より今日は記念すべき初デートよ!?罪悪感がまったくないわね。気にしない気にしない」


上条「あれ?美琴、なんでこんな早く・・・」
美琴「えっ、それはこっちの台詞よ。なんで当麻がここに?」
上条「早く会いたくて来たんだ」
美琴「私は・・・いろいろあったのよいろいろね・・・フフフ」
上条「そんな言い方されるとすごく気になr」

ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

上条「・・・」
美琴「・・・」
上条「そっか」
美琴「うん」
上条「行くか」
美琴「うん」


一方「今、スゲェ悲鳴が聞こえたンだが」
土御門「おそらく犯人はここの寮監だろう、で被害者はルームメイトの白井黒子」
結標「彼女あれでもLv.4なのよ?」
土御門「なんでもここの寮監は数人なら素手で対抗できるらしいんだにゃー」
海原「恐ろしい方ですね・・・」


美琴「あーあのさ、手繋がない?」
上条「いいに決まってんだろ」

一方「なンか普通だな」
土御門「そりゃそうだにゃー。デートなんてこんなもんだろ、特筆することがなくて作者も困ってるんだにゃー」
結標「何の話?」
海原「気にしたら負けではないでしょうか」



公園

上条「ちょっとホットドッグ買ってくるからその辺で待っててくれ」
美琴「分かった、席取ってるわね」

一方「二人が別れたぞ」
土御門「なんか嫌な予感しかしないにゃー」
結標「その予感当たってるみたいね」
土御門「は?」
結標「バカが飛び出していったわよ」
一方「あの野郎ッ!!」

海原「今です!御坂さんが付き合いだしたと聞いた時から寝食を忘れてシミュレートした結果、この二人が別れたタイミングが一番勝率が高いことは判明済み!」
海原「ならこれを逃す手はない。行けエツァリ、きっと訪れる己の輝かしい未来のために!!」

海原「おや奇遇ですね、こんにちは御坂さん」
美琴「げっ・・・こ、こんにちは・・・」
海原「今から映画館でもどうですか?チケットが2枚あるんですよ」

じゃん(ゲコ太・ピョン子の壮絶横恋慕悲愛物語)

美琴「本当ですか?喜んで!」

海原(おや?思ったよりすんなり行きましたね。まぁそれに越したことはないんですが)

海原「では行きましょう」

一方「おいおい、まずいンじゃないンですかァ。つかオリジナルの奴どういうつもりだァ」
土御門「俺にも分からんぜよ」
結標「ねえ、あれ見て」

てくてく(美琴飲み物片手に歩いてくる)


上条「待たせて悪い、美琴」
美琴「大丈夫よん、私もジュース買いに行ってたから」


一方「あァ?さっき海原と出て行ったよなァ」
土御門「・・・さっき二人は右の方に消えていったよな」
結標「それが?」
土御門「今あの美琴ちゃんは左から来たんだにゃー」
一方「どういうことだァ」
土御門「おそらく、さっきの美琴ちゃんは・・・・・・」


エツァリ「おや、映画館はこっちですよ?」
美琴??「ええっと、その前にちょっと寄りたいところがあるの」
エツァリ「どこでしょうか」
美琴??「着いたわよ」
エツァリ「ここって・・・ホテルですよね?」
美琴??「そう!ここに用があるの」

バタン(エツァリ気絶)

美琴??「はん、気絶したか。残念だがお前の夢もここまでだ」

数時間後
飛行機の中

エツァリ「はっ、ここは?」
美琴??「起きたかロリコン」
エツァリ「自分はロリコンではありません!って貴方もしかして!」
美琴??「その通り、ショチトルでーす」
エツァリ「どういうつもりですか?」
ショチトル「平たく言えばお前は学園都市から永久追放」
エツァリ「なんですってええ!」
ショチトル「ちなみに今度から侵入しようとしたら、速攻で首取られるらしいぞ?あっ、これ学園都市統括理事長のサイン付き♪」
エツァリ「(´;ω;`)」
ショチトル「諦めろ、向こう(アステカ)ではお前にやってもらわなければならないことが山積してるんだぞ。頑張ってくれよ、お兄ちゃん」


土御門「・・・といったところだろう」
一方「ンじゃあアイツとは二度と会えないってわけか。あばよ三下」
結標「まぁアレイスターのプランの障害になる恐れがあるし・・・ってもうなってるかw」


上条「でさー土御門の奴さ・・・」
美琴「アハハ」

一方「なンか飽きてきたなァ」
結標「確かにそうねー」
土御門「まあ今日限りだし、我慢しようぜい」



夕方
あの鉄橋

結標「疲れた・・・」
一方「ヒーローのやつどンだけ不幸なンだよ」
結標「スキルアウト、銀行強盗、研究者グループに暗殺者・・・普通の高校生とは思えないわね」
土御門「カミやん・・・友人として憐れむぜい」
一方「流石に気づかれずに対処するのには骨が折れたぜェ」

上条「大丈夫ですか?」
女性「ありがとうございます。あら、貴方確か前にも・・・」
上条「はい?」
女性「私貴方に一目惚れしました!付き合ってください、いやむしろ結婚してください!」
上条「えええええぇぇぇぇぇ!!!!」
上条(やべ、美琴忘れていた・・・怒っているだろうな・・・電撃か、超電磁砲か)

美琴「ウッ、ヒグ・・・グスン」

上条「あれー!?てっきり殺されると思ったのに!」
上条「あ、あのな美琴・・・」
美琴「当麻、もう私に飽きたの?」
上条「んなわけねえだろ!」
美琴「じゃあちゃんと言ってよ・・・好きって言って、もっと私を安心させて」

上条「んにゃー!俺は御坂美琴を愛している!だから結婚してください!!」

美琴「はい、喜んで!当麻キス・・・誓いのキスぅ」
上条「あぁ、誓いな」

一方「はン、やるじゃねェかヒーロー」
土御門「これ写メっとくにゃー」
結標「あなた鬼ね」
土御門「カミやんに匿名で送るんだにゃー。俺からのプレゼントですたい」
一方「オマエ、良い奴だったンだなァ」
土御門「たまにはな」


上条「そんなわけで俺アンタの気持ちは受け取れない・・・ってあれ?」
美琴「いないわね?」
上条「まぁいいじゃねえか、今俺たちは幸せなんだし」
美琴「そうね」


女性「はい、はい上手くいきました」
??『ご苦労、報酬は口座に振り込んである』
女性「そうですか、では」

??「上手くいったか・・・しかしこれはほんの序章に過ぎない。全てはここからだ」


上条「それじゃあな、美琴」
美琴「うん、お休み当麻」
美琴「明日の約束忘れないでよね」
上条「当たり前だろ。お休みー」

一方「約束?」
土御門「なんのことだにゃー?」
結標「さあね、ところでこれで私たちの任務も終了でしょ?」
土御門「どうだったにゃー、じゃあここでかいさn・・・」

prrrrrrrrrrrr

土御門「アイツからお呼び出しだ」
一方「チッ、めンどくせェ」
結標「小萌から野菜の消費を頼まれてるのに」


窓のないビル

☆「ご苦労だったな、グループの諸君」
土御門「前置きはいい。何の用だ」
☆「君たちのおかげで私のプランも順調に進んでるよ」
一方「無視かよ」
☆「実は重要なことを伝え忘れたのだ」
結標「何を?」
☆「私の計画、上条美琴進化計画は2000回いちゃいちゃすることで完遂するのだ」
☆「今回を除いてあと1999回いちゃいちゃしなければならない」
☆「君たちグループには引き続き、あと1999回この任務についてもらおう」


一方&土御門&結標「お断りだよ!!!!!!!」


3人が帰ったあと

☆「やはりか・・・この任務はあの二人の絆をより強固にするとともに副産物をもたらしてくれる」
☆「あの任務を毎回異なる者共に遂行させることで、世間に上琴が浸透していくのだ」
☆「・・・・・・次はスクールにでもやらせるとしようか」

☆「この計画がコンプリートされた時、二人は結ばれるだろう」
☆「その時は私も是非結婚式には呼んでほしいものだ」
☆「期待しているぞ、上条美琴・・・・・・」

        
         終わりーーーーー







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