小ネタ 上条さんの不幸とラッキースケベとスルーが同時かつ極端に出た場合こんな事になりそう
私こと上条当麻は不幸な人間である。
しかし最近はあまり不幸な目に遭いませんでした。
だから油断していたのでしょう・・・・・
その日は補修も無く、特に買い出しの必要も無かったので、のんびりと寮への道を歩いておりました。
ふと前方を見ると、四人組の女の子がこちらへと歩いてきました。
その女の子はよく見知った御坂美琴と白井黒子。後の二人は黒髪ロングの娘と頭に大量の花をのせた娘でした。
ここで俺は、珍しく御坂に声をかけようと思うに至ったわけですが・・・・
「お~~~い。御坂」
これがあんな事になるとは・・・・・
「えっ!?(こいつから声をかけてくるなんてどうしよ嬉しい嬉しい!)」
「あら、上条さん(何しにきた類人猿!)」
「おっす」
「おひさしぶりです!上条さん!」
「え~~~~と・・・左天さんだっけ?」
「わ~~~~♪憶えていてくれたんですね」
「左天さん、この人は?」
「前に私のお守り貸した人だよ初春」
「ちょっと・・・あんた私の友達にまで手を出す気!?」
「さすが類人猿。節操がありませんこと」
「・・・・酷い言われようだな・・・・・」
はあ、とため息をつく。その時
「邪魔だどけ!」
ドン!
がらの悪い男がぶつかってきたのです。
「うわ!?」
バランスを崩した俺はそのまま前に倒れこみ・・・・
「「「「きゃあ!?」」」」
彼女達を巻き込んでしまいました・・・・・・
今、私こと上条当麻は人生最大のピンチを迎えております。
なぜなら・・・・・
俺の右手は白井の尻をタッチしており、
左手は左天の胸を鷲づかみに、
頭は初春のスカートの中に(可愛い下着とこんにちわ!)・・・・・
そして、頭上からは恐ろしいまでの怒気と殺気と電撃の爆ぜる音が・・・・
「・・・・・あ~~ん~~た~~は~~~!!」
父さん母さんごめんなさい。今日が俺の命日みたいです・・・・・・
「なんで私だけ綺麗にスルーすんだゴラァァァァァァァァァァァァァ!!」
「怒るとこそこ!?」
END(ひでぶ)