第1章-10
「やらない後悔」より「やった後悔」のほうがいいという言葉がある。
リスクを取らないでいると、結局より後悔するということだろう。
リスクを取らないでいると、結局より後悔するということだろう。
告白は、リスクの伴う行為であるには間違いない。
だが、自分があれこれやったところで、彼は気が付きもしない。
だが、自分があれこれやったところで、彼は気が付きもしない。
鈍感にははっきりと、誤解しようもない、明確な言葉で、
そう言葉で伝えるしかない。
それ以外、いまの閉塞を解消する方法はない。
そう言葉で伝えるしかない。
それ以外、いまの閉塞を解消する方法はない。
何度も何度もらせんのように絡まりつく、怜悧な別の自分のささやき。
そんなことじゃあのシスターには勝てないのよ。
恋と戦争は手段を選ばないんじゃないの?
あなたは聡明なんでしょ?さっさとけりつけなさいよ。
恋と戦争は手段を選ばないんじゃないの?
あなたは聡明なんでしょ?さっさとけりつけなさいよ。
そうだ。あの8月21日に1回私は死んだのだ。何を躊躇しているんだ。
気がつけば、、、ああ珍しい待ち合わせ時間15分前に
くるなんて、本当に心配してくれたのね?
本当に本当にありがとう。上条当麻見直したわ。
くるなんて、本当に心配してくれたのね?
本当に本当にありがとう。上条当麻見直したわ。
そして、口をキイと縛り、拳に力を籠め、これから
喧嘩でも始めるかのように
立ち上がり、自分の敵を見据える。
喧嘩でも始めるかのように
立ち上がり、自分の敵を見据える。
美琴:上条さん ありがとう。私の個人的な相談事に
お時間を割いていただいて。
上条:御坂?そんなにかしこまって、いや軽口をいう場合
じゃないな、本当どうしたんだ?
美琴:私決めました。常盤台を飛び級卒業して上条さんの
学校へ行きます。
上条:はあ?正気か?いや御坂の事だから別に飛び級しても
おかしくないけどさ。
なんでさえないうちのような平凡な学校なんだ?
まさか・・からかってのんか?
いや悪いいいすぎたな。正直理解できないんだ。
御坂みたいなエリートがさ、本当にいいのか?これがさ、長点
とかさ、霧が丘だったらまあわかるわ。うちは本当何も
ないぞ、レベル5の御坂様の教育なんて誰もできねーぞ。
それでいいのか?
レベル5の御坂美琴サン的には?
美琴:上条さんの疑問はもっとだと思いますが、いまの私には
それはささやかな問題にしかすぎません。
上条さんは自分が本当にただの高校生だとおもって
いますか?
幻想殺しを有し、僧正に匹敵するかもしれない
謎の力を有するあなたが本当にただの高校生だと?
私にはそうは思えません。私は、たとえ周回遅れでも
上条さんのそばにいたいと思っています。
上条さんには迷惑かもしれませんが、もう私は上条
さんのそばを離れるつもりはありません。
上条:やっぱり変だよ。変。いや、僧正の件か?確かに2人とも
逃げ惑うばかりだったよ。だけど、別にインデックスだって、一方
通行だってだれでも結果は一緒。
僧正てやつは、人間じゃないんだよ。別に俺だて
御坂だって、インデックスだて
一方通行だって結果はかわりはしない。
成功はしなかったけど、マスドライバーだってある
意味十分成功したと思うぞ。
あんな作戦、御坂美琴以外だれも実行できやしない。
俺はいろんな
能力者や魔術師を知っているけど、正直な話、御坂美琴が
一番安心できるんだよ。オレのそばにいるのはな。
美琴:上条さんは本当やさしいんですね。正直少し安心しました。
お言葉に甘えてというわけではないんですが、言葉使いを
元に戻してかまいませんか?
もう少し立ち入った話をしますので?
上条:御坂、いいもなにも、いいよ。本当僧正の件なら御坂さん
悩みすぎ。
美琴:私が他人ほど周回遅れでないことは理解したわ。
でもアンタの右腕が特別でないことはないわよね?
あの日アンタは右手で何かをしようとした。それは何?
私はね。別に自分の力がないことに焦っているわけでもないし、僧正を見て
打ちひしがれたわけじゃないの。今までアンタが気のおけない喧嘩友達と思っていた
。でも上条当麻て存在が自分では理解できない、別のステージにいることに
気がついて焦っているのよ。
上条:そうか。どおりであの自信の塊だった御坂がしょげているなんてらしーくねー
なあと思っていたけど。そうゆうわけか。
でも、それも御坂の思い過ごしかもな。正直な話、俺も理解できない。わからない。
自由に使うことも、できない。発動条件さえわからない。俺にも理解できない代物だよ。
美琴:アンタらしい解答ね。本当今日は腹を割って話せてよかったわ。
私も一人で悩んでいて馬鹿だったみたいね。
ありがとう。でもね、正直わたしはただ守られているヒロインなんてのはクチじゃないの。
でも・・・いまは糸口がよくわからない。でもきっとそれがなんらかの法則に
よる以上必ず糸口はある。と思っている。どんな手段を使ってもアンタの右手に
追いつきたい。でも安心したわ。今のところアンタがその力を自由自在に使えない
ことが知れただけでもね。
ひとつ確認してもいい?
お時間を割いていただいて。
上条:御坂?そんなにかしこまって、いや軽口をいう場合
じゃないな、本当どうしたんだ?
美琴:私決めました。常盤台を飛び級卒業して上条さんの
学校へ行きます。
上条:はあ?正気か?いや御坂の事だから別に飛び級しても
おかしくないけどさ。
なんでさえないうちのような平凡な学校なんだ?
まさか・・からかってのんか?
いや悪いいいすぎたな。正直理解できないんだ。
御坂みたいなエリートがさ、本当にいいのか?これがさ、長点
とかさ、霧が丘だったらまあわかるわ。うちは本当何も
ないぞ、レベル5の御坂様の教育なんて誰もできねーぞ。
それでいいのか?
レベル5の御坂美琴サン的には?
美琴:上条さんの疑問はもっとだと思いますが、いまの私には
それはささやかな問題にしかすぎません。
上条さんは自分が本当にただの高校生だとおもって
いますか?
幻想殺しを有し、僧正に匹敵するかもしれない
謎の力を有するあなたが本当にただの高校生だと?
私にはそうは思えません。私は、たとえ周回遅れでも
上条さんのそばにいたいと思っています。
上条さんには迷惑かもしれませんが、もう私は上条
さんのそばを離れるつもりはありません。
上条:やっぱり変だよ。変。いや、僧正の件か?確かに2人とも
逃げ惑うばかりだったよ。だけど、別にインデックスだって、一方
通行だってだれでも結果は一緒。
僧正てやつは、人間じゃないんだよ。別に俺だて
御坂だって、インデックスだて
一方通行だって結果はかわりはしない。
成功はしなかったけど、マスドライバーだってある
意味十分成功したと思うぞ。
あんな作戦、御坂美琴以外だれも実行できやしない。
俺はいろんな
能力者や魔術師を知っているけど、正直な話、御坂美琴が
一番安心できるんだよ。オレのそばにいるのはな。
美琴:上条さんは本当やさしいんですね。正直少し安心しました。
お言葉に甘えてというわけではないんですが、言葉使いを
元に戻してかまいませんか?
もう少し立ち入った話をしますので?
上条:御坂、いいもなにも、いいよ。本当僧正の件なら御坂さん
悩みすぎ。
美琴:私が他人ほど周回遅れでないことは理解したわ。
でもアンタの右腕が特別でないことはないわよね?
あの日アンタは右手で何かをしようとした。それは何?
私はね。別に自分の力がないことに焦っているわけでもないし、僧正を見て
打ちひしがれたわけじゃないの。今までアンタが気のおけない喧嘩友達と思っていた
。でも上条当麻て存在が自分では理解できない、別のステージにいることに
気がついて焦っているのよ。
上条:そうか。どおりであの自信の塊だった御坂がしょげているなんてらしーくねー
なあと思っていたけど。そうゆうわけか。
でも、それも御坂の思い過ごしかもな。正直な話、俺も理解できない。わからない。
自由に使うことも、できない。発動条件さえわからない。俺にも理解できない代物だよ。
美琴:アンタらしい解答ね。本当今日は腹を割って話せてよかったわ。
私も一人で悩んでいて馬鹿だったみたいね。
ありがとう。でもね、正直わたしはただ守られているヒロインなんてのはクチじゃないの。
でも・・・いまは糸口がよくわからない。でもきっとそれがなんらかの法則に
よる以上必ず糸口はある。と思っている。どんな手段を使ってもアンタの右手に
追いつきたい。でも安心したわ。今のところアンタがその力を自由自在に使えない
ことが知れただけでもね。
ひとつ確認してもいい?
上条:ほんと御坂らしいな。おまえ強すぎじゃねーの。正直な話、
ファイブオーバー150機をひねりつぶす御坂美琴なんて
どうやって守るんだか、ハードルが高すぎねーか。
で確認事項て?
美琴:お世辞でもうれしいこと言ってくれるのね。ありがとう。
確認ていうのはね。あの契約まで生きてるかどうかよ。
「御坂美琴とその周りの世界を守るていうね。」
あれまだ生きてる?
上条:御坂・・・知っていたのか。やっぱりあの時助けてくれたのは
御坂なわけね。
約束は守れているか?正直な話、いまじゃ、どっちがどっちを
守っているかよくわかねーけどな。
御坂てさ、本当一緒にいると気持ちいいやつなんだよな。
ああ生きてるよ。
いまさら確認することか?
美琴:ありがとう。もう1度約束してくれる?
上条:御坂さんにはかないませんね。
俺に本当に御坂美琴を守れるかどうか、わかんないけど、ああ
2言はない。
「御坂美琴とその周りの世界を守る」ああ何度でも約束するさ。
美琴:本当にありがとう。
うれしいわ、これからも私を守ってね。でもかならずアンタに追いついて見せる。
上条:御坂て本当強いな。正直な話俺が御坂に守ってもらいたいくらいだけど
お互い頑張ろうな。
美琴:ええ、そんなに時間はかけないわ。
じゃ最後になるけど、一言今の気持ちを伝えるわね。
e-mailにも送ったから、もう1回見てくれたらうれしいわね。
ファイブオーバー150機をひねりつぶす御坂美琴なんて
どうやって守るんだか、ハードルが高すぎねーか。
で確認事項て?
美琴:お世辞でもうれしいこと言ってくれるのね。ありがとう。
確認ていうのはね。あの契約まで生きてるかどうかよ。
「御坂美琴とその周りの世界を守るていうね。」
あれまだ生きてる?
上条:御坂・・・知っていたのか。やっぱりあの時助けてくれたのは
御坂なわけね。
約束は守れているか?正直な話、いまじゃ、どっちがどっちを
守っているかよくわかねーけどな。
御坂てさ、本当一緒にいると気持ちいいやつなんだよな。
ああ生きてるよ。
いまさら確認することか?
美琴:ありがとう。もう1度約束してくれる?
上条:御坂さんにはかないませんね。
俺に本当に御坂美琴を守れるかどうか、わかんないけど、ああ
2言はない。
「御坂美琴とその周りの世界を守る」ああ何度でも約束するさ。
美琴:本当にありがとう。
うれしいわ、これからも私を守ってね。でもかならずアンタに追いついて見せる。
上条:御坂て本当強いな。正直な話俺が御坂に守ってもらいたいくらいだけど
お互い頑張ろうな。
美琴:ええ、そんなに時間はかけないわ。
じゃ最後になるけど、一言今の気持ちを伝えるわね。
e-mailにも送ったから、もう1回見てくれたらうれしいわね。
謹啓 上条当麻様
御坂美琴
「私御坂美琴は、心の底から貴殿のことを愛しています。
8月21日にあなたに救われたその日から、わたしはあなたしか
見れなくなりました。
あなたら受けた恩は一生忘れません。そして一生をかけて
あなたへ恩を返します。
いまはまだ私にあなたを守ることはできませんが、どんな
犠牲を払おうとも私は必ずあなたに追いついて、あなたと
ともにあらゆる運命と戦うつもりです。
今はまだ、告白の回答はいりません。
私が上条当麻にふさわしい女になるその日に回答をいただければ
それで結構です。私は、上条当麻にふさわしい女になるためにいくらでも
努力するつもりですので、宜しくお願い致します」
敬白
御坂美琴
「私御坂美琴は、心の底から貴殿のことを愛しています。
8月21日にあなたに救われたその日から、わたしはあなたしか
見れなくなりました。
あなたら受けた恩は一生忘れません。そして一生をかけて
あなたへ恩を返します。
いまはまだ私にあなたを守ることはできませんが、どんな
犠牲を払おうとも私は必ずあなたに追いついて、あなたと
ともにあらゆる運命と戦うつもりです。
今はまだ、告白の回答はいりません。
私が上条当麻にふさわしい女になるその日に回答をいただければ
それで結構です。私は、上条当麻にふさわしい女になるためにいくらでも
努力するつもりですので、宜しくお願い致します」
敬白
美琴:回答はあとでいいわ。というよりあとにして。
でも今日は今の気持ちをぶつけられてよかった。
でも今日は今の気持ちをぶつけられてよかった。
上条:御坂・・・
美琴:上条さんにとっては唐突な話だと思うのよ。よく考えて決めて。
でも私はね。正直なところあなたしか見えないわ。
本当、私を守ってね。お願い。
美琴:上条さんにとっては唐突な話だと思うのよ。よく考えて決めて。
でも私はね。正直なところあなたしか見えないわ。
本当、私を守ってね。お願い。
上条:御坂、もう回答なんてしたつもりだけどさ、いいよ、
明日回答する。
美琴:上条さん本当ありがとう。明日の回答たのしみにしてるわ。
明日回答する。
美琴:上条さん本当ありがとう。明日の回答たのしみにしてるわ。
そして、冬の残照がうすれゆくなか、上条当麻は公園から手を振りながら去っていく。
上条当麻の後ろ姿を凝視しながら、御坂美琴は心の中で吐息を吐く。
ふうー緊張した、でもちゃんと言えたわ。
ふうー緊張した、でもちゃんと言えたわ。
これで、言わずに後悔する事なんてないのね。
ふふ食峰でなくてもわかるわ、あれはYESね。
ふふ食峰でなくてもわかるわ、あれはYESね。
よ^しダメ押ししちゃおう。
さ^てとアンチスキルのサーバーと
監視カメラをハッキングしてよかったわ。
監視カメラをハッキングしてよかったわ。
ふふ上里の義妹絶滅犯サロメね、どうやら私を血祭りにして
上条当麻を吊り上げるようだけど
私はそう甘くないのよ。
私の恋路を邪魔するヤツはおしおきしてあげる。
サロメ覚悟しなさい。
上条当麻を吊り上げるようだけど
私はそう甘くないのよ。
私の恋路を邪魔するヤツはおしおきしてあげる。
サロメ覚悟しなさい。
そして上条当麻
約束を履行してもらうわよ。
約束を履行してもらうわよ。