とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

Part012

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第2章-02


選択と集中という言葉がある。
昔、世界最大の総合製造業だったとある
優良企業の経営の神様と呼ばれたとある人物が
始めた経営手法である。
事業の核となる事業に経営資源を集中し、非中核
事業を切り捨てる手法である。

現状で、僧正クラスに対抗する火力を持たない私は、自分が
圧倒的優位に立つ
電子操作系に経営資源を集中し、この苦境を乗り切ると
決断している。
火力は・・・・当面はデンマークで遭遇したあのポンコツ
(FIVE OVER *) どもを使うことで乗り切ろう。
あのポンコツどもは、火力は無双だが、電子制御である以上、
どうあがいても
私の敵じゃない。だが、あの火力があれば火力のある
存在に時間稼ぎができる。
そう火力なんて、すでにあのポンコツどもで十分なのだ。
必要な時に、あのポンコツを
利用できれば十分だ。
それに、さいわいなことにあのポンコツどもは5種類ある。
敵の相性に合わせて使いまわしができる。
そして、時間を稼げば、学園都市の最終兵器を
利用することも可能になるだろう。

さてーとサロメにはなにを使うかな?


でもさ・・・本当アンチスキルも役にたたないわね。
こんなやばいヤツを放置して、まあパニックが起きても困るし
しょうもないんでしょうけど。
でも、だったらコードレッドくらいだすべきよね。
だけど、情報分析に徹してよかったわ。
前にみたいにふらふら外出したらただではすまなっかたわね。

だけど、まあ知ってしまえばわりとどうにでもなりそうな相手ね。
正解正解・・私のやり方は間違っていなかったわね。

さーてとこの場合すぐそばの当麻にアパートへ駆け込むが
正解だろうけど、
それじゃ結局、つれないしな。
銀行みたいにこのマンションを壊されるのも困るしね。
そろそろ外出した方がいいかしら。ね。割と近くにきているようだし。

じゃ、監視プログラムを作動させて、外出しましょ。

21時か、寮だったら簡単には外出できない時間ね。
後5分くらいかしらね。
なんか自分が襲撃されるとわかっているときは緊張するわね。
ふふ・・まあこっちが知っていることをさとられないようにしないと。

よーし。来たわね。
電磁センサーを最高強度にして全身に張り巡らす。

美琴:そこのアンタ誰?

サロメ:へえ気がついていたの。私はなん・

美琴:悪い用事があるから付き合えないわ。
   アンタみたいな「絶滅犯」には。
   それとも上里さんの義理の妹のサロメのほうがいいかしら?

サロメ:へえ~御坂美琴は物知りだね。ずぶずぶの上条勢力の
    御坂美琴さん?
    じゃちょっと一緒に運動しない?

美琴:いえ。。。言い終える前に瞬間美琴はビルのてっぺんまで飛ぶ
   悪いわね。今日はゆっくり考え事したいのよ。
   明日にしてくれない。

サロメ:なかなかやるじゃない?じゃ

だーんとサロメは、10階建てビルの屋上にいる
美琴にとびかかろうとする。
美琴は、再び ビルの上から飛び降り磁力を使って
別のビルへ移る。
これを約2分繰り返す。
(まあ逃げるだけなら2分くらい時間を稼ぐのはわけないわよ)それに・・・

そしてリモコンを操作し、あらかじめ用意しているパワードスーツへ
飛び移る。
美琴は聞こえないように一人事を言うふふふ。よしよし狙いどおり、
さーてとじゃ始めますか。

鬼ごっこは終わりよ。
さあ、始めましょうか?
でもアンタもう30秒しかないわよ。
降参するなら許してあげるわよ。

へえ 甘くみていたかなあ?そこまで知っているんだ?
でもさあ、そんなパワードスーツなんてさ・・

サロメが、怪力とあらゆる武具で攻撃する。だが・・・

ふふふ・・・これはね装甲が未現物質でできているのよ。
アンタの攻撃じゃ傷ひとつ
つかないわよ。
さあ時間切れよどうするの。それに・・・

あんたさ・・おいかけるのに夢中で気がついていないんじゃないの。
ここは上条当麻のアパートのエントランスよ。


そして、私の頼もしい彼氏がそこにいる。
そして私は、パワードスーツから出る。

上条:おい・・御坂 大丈夫か?

美琴:上条さん・・・本当怖かった。なんとか逃げ切ったけど、
   殺されると思ったわ。これが私を襲った絶滅犯サロメ。
   なんか私が当麻の友人だからってしょうもない理由で殺そう
   としたらしいわ で上里の義理の妹らしいわ。
上条;よく逃げ切ったな。
美琴:上条さん本当こわかったわ・・
   (美琴は腕にだきつくそして上目で上条を見る)
上条:本当御坂が無事でよかった。しょーがねな。
   じゃオイ サロメ、一発殴るけどいいか?
   おまえが上里の事を思うのはいい。だからと言っ
   て俺のかけがえのない恋人を襲うのは筋ちがいだ。
   上里も殴るけどそのまえにお前も殴るってやる
   は食いしばれ。サロメ お前のそんなつまらね
   幻想はおれが・・・

パーン

サロメは上条からとびさる。
が美琴はリモコンでパワードスーツを動かしサロメ
を取り押さえる。そして・・上条の右手がサロメの意識をかる。
そして、美琴が高アンペアの電流を心臓へ流す。
ボーン、サロメは今度こそ気絶する。

美琴:上条さんありがとう、
   これが生物なら1日はおきないでしょ きっちと報復できたわ。
   これでもう上里の取り巻きは私を襲うことはないわね。
上条:ああ。。でもさ御坂。。
   すまねな。俺が上里の横暴を放置しておまえに
   迷惑をかけた。
美琴:いいのよ、当麻で。。当麻もういいでしょ? 
上条:ああそうだな。美琴 おれと付き合ってくれ。
美琴:当麻 ありがとう。これからもいろいろ
   あるでしょうけど、私当麻だったらなんでも
   堪えてみせる。これからも私を守ってね、

じゃ、当麻 またね。
ああ美琴・・またな。

美琴は、携帯アプリを操作しアンチスキルへ電話をかける。
もしもし・・・

終わったわね。やっと。どうやら成功したわ。

これからもまだまだ問題はおきるだろう。
そして、何度も自分は死にかけるだろう。
でも今の自分は一人じゃない。

当麻と二人ならどんな苦境も耐えてみせるわ。
人生は理不尽だ。運命は過酷だ。
だけれども運命を見据え課題をひとつひとつ
解決し自分で道をきりひらくしかない。
すべてが狂った統括理事長が支配するこの町で、

さあ御坂美琴
戦うのよ。
幸福をつかむその日まで。

上条当麻
アンタの約束
アンタの覚悟見せてもらうわよ。









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