小ネタ 膝枕
美琴「で、これはどういう状況なの?」
上条「いつもの自動販売機の前にいたお前に上条さんが声をかけると、
上条さんは特に何もしていないのに、真っ赤になるほど怒りながらお前は電撃を撃ってきた。
上条さんは黒焦げにはなりたくないので、お前の電撃を打ち消す為に、お前の手を握った。
そして気づいたらお前が原因不明の貧血を起こして気絶してたから、仕方なくお前をベンチまで運んで、寝かせている事数十分。
ようやくお前が起きました。と、ここまでだ。何か質問はあるか?」
美琴「そっちじゃなくて!私の目線が何で少し高いのかについて聞いてるのよ!」
上条「そりゃそうだろ」
上条「だって膝枕してんだもん」
美琴「え…?…………………………………ぎゃああああああああああああああ!!??ガバァッ!!」
上条「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?」
美琴「アアアアアアアアアアアアアンタッ!!い、いったいなんてことを……プルプル」
上条「お前の方こそ何なんだよ!心臓に悪いわ!」
美琴「アアアアアアアアアアンタのやってた事の方が心臓に悪いわよっ!ひ、ひざまくらって……」
上条「膝枕ってビックリするようなもんじゃないだろ!?逆になんでそんなにビックリしてるのか知りたいね!」
美琴「いや…誰だってすきなひとにひざまくらされたら……ゴニョゴョ」
上条「良く聞こえないんだけど?」
美琴「うるさいわねっ!どうだっていいじゃない!それより責任とってよね!」
上条「責任っ!?女の子がそんな事言うんじゃありませんっ?!」
美琴「アアアアンタは何の勘違いしてんのよバカァァァァァ!!それに、どうせそっちの責任だって、とってくれないんでしょ!」
上条「は?!今の言い方だと、とってくれって言ってるように聞こえるぞ!?」
美琴「ばっ!?ななななななななななななななにをいってっ!!??」
上条「はぁ…言葉の言い方には気をつけるようにしろよ?お前、かわいいんだから、変な男に付きまとわれるぞ?」
美琴「ななななななななななななななな!!!??か…かわいいって!?」
上条「え?お前は普通にかわいい方だろ?」
美琴「かっ…かっ…かわ…っ…!!」
上条「まぁ良く考えたら、上条さんもこんなにかわいい友達がいて、案外幸せなのかもしれないですねぇ」
美琴「……ブシュー」