No.5 亡朧竜デス・キマイラ・ドラゴン

亡朧竜デス・キマイラ・ドラゴンとは、存在しなかったカードである。



どういうことなのかというとナッシュvsベクターのデュエルにおいてベクターの《RUM-千死蛮巧》の効果により
元となる素材(つまりこのカード)を無視して進化先である亡朧龍 カオス・キマイラ・ドラゴンがエクシーズされたためである。
結果亡朧竜デス・キマイラ・ドラゴンはカオスキマイラドラゴンのほうのテキストで名前だけが確認できるのみの存在である。
ほんの一瞬でもイラストぐらい見せればいいものをこれではOCG化しようもない。 *1


ゼアル信者の中にはOCGでいまだにナンバーズが揃わないことに苦言を呈すものもいるが
こんなカードがあっては無理難題というものである。
(さらにOCGオリジナルナンバーズの存在でさらに無理に・・・)




OCG化はありえないと思われた本カードだが、なんと2017年のプレミアムパック20で衝撃のOCG化。効果は以下を参照。

エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
レベル5モンスター×2体以上
(1):このカードの攻撃力は、このカードのX素材の数×1000アップする。
(2):X素材を持ったこのカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
(3):このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
●相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを相手のデッキの一番上に置く。

OCG全体のカードパワーのインフレがあるとはいえ、本編で出た進化体のCNo.5 亡朧龍 カオス・キマイラ・ドラゴンよりも扱いやすく強力という、アニメゼアルスタッフの無責任ぶり・情けなさとコナミの手慣れた尻拭いの様子の両方が見て取れる素晴らしい仕上がりになっている。


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最終更新:2020年07月27日 23:15
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*1 カラレスやコズミック・ブレイザーはまた別問題。