遊戯王ZEXALのデュエルを非難する際に使われる表現の1つ。
元ネタは恐らくファイナルファンタジー。
遊戯王は駆け引きのゲームなのだが、ゼアルのデュエルは
「エースモンスターをいきなり召喚して見せつけ合い、それを維持して戦う」という単調な展開が非常に多い。
「召喚獣バトル」とは、それを揶揄したものである。
そういった構成のデュエルも
中にはあるということならまだしも、毎度毎度こんなことをされては、
ワンパターンとしか言いようがないだろう。
この構成は
3枚テーマの粗製乱造にも繋がっており、OCGの観点から見ても迷惑極まりない。
また、先攻1ターン目からエースを出す行為は戦術的に褒められたものではない。
制圧効果持ちの大型モンスターが激増した現代遊戯王では初手でエースを並べることは珍しくないが放送時はそういう環境でもなかった。
実際に
遊戯王GXでオースチン・オブライエンが「攻撃できない先行1ターン目に大型モンスターを出されても対処の方法はいくらでもある。」といった趣旨の発言をしている
せっかく裏側守備表示がアニメで実装されたのだからゴゴゴゴーレム等の壁モンスターをセットでもすれば下級モンスターの攻防も描けたのに非常に勿体ない。
なお、
こいつ曰く、デュエルは「テニスのラリーのようなもの」であるらしい。
どうやら「チェーン」のルールに伴う処理だけを切り取って、それを「デュエル」と定義してしまったようだ。
モンスターというラケットが魔法・罠
カードというボールを打ち合っているとイメージすれば、デュエルとの乖離が分かりやすいかもしれない。
1枚のカードだけで互いに後出しジャンケンを繰り返す駆け引きの無さや、相手に合わせた御都合カードを頻発させる等の八百長兼馴れ合い要素は、こういったイメージから生まれたものなのだろうか?
まぁ、
ゼアルは「
効果を無効にする効果」を度々登場させ、その「ラリー」とやらも自ら台無しにしているのだが。
最終更新:2025年10月11日 20:29