ハーフ・アンブレイク



(アニメ版効果)
通常罠
このカードを発動したターン、
自分フィールド上のモンスター1体は戦闘によって破壊されず、
そのモンスターの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは半分となる。

(OCG版効果)
通常罠
フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
このターン、選択したモンスターは戦闘では破壊されず、
そのモンスターの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは半分になる。

遊馬が度々使用するカード
自分フィールドの全てのモンスターを守ることができ、ダメージも完全に回避できる「和睦の使者」の完全下位互換。

このカードに限らず、アニメでは既存カードの下位互換となる防御カードが多数登場しており、「敗北はしないがピンチになる」という展開に持っていく際のパターンと化していたり、OCG目線で捉えた場合の存在意義の無さから、かねてより否定意見が多かった。
しかしその否定意見がこれの耳に届くことはなかったようで、ゼアルでマシになるどころかむしろ多用されることになってしまっている。

多用される理由としては、ホープレイワンキルとの相性の良さもあるのだろう。
中途半端な防御カードで適当にライフを減らす」→「吹っ飛んで尺稼ぎ」→「維持したホープでワンキル」というのは、ゼアルのお決まりのパターンである。


この時点で既に問題なのだが、流石はゼアルというべきか、このカードには更なる逸話まである。


事が起こったのは【遊馬&凌牙&カイトvsDr.フェイカー】戦。
このデュエルでも遊馬はこのカードでダメージを減らして敗北を回避するのだが、問題はその使い方。
なんと遊馬は、自分のモンスターにしか使えないこのカードをフェイカーの《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》(長いわバカ)に発動したのである。
テキストに反した使い方は遊戯王シリーズでもたまに見られるのだが、これだけならまだ「ゼアルだけの問題じゃない」と言い訳できた(同じミスはゼアルが一番多いけど)と言える。
しかし、やはりゼアル、これだけでは終わらなかった。

それから約20話ほど経った【遊馬&アンナvs飛夫&海美】戦でも、同様の使い方で遊馬は敗北を回避。
結局何の反省もしていないとテキストを見たらあらまビックリ、そのテキストが書き換えられていたのである。
その詳細は以下の通り。


通常罠
フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
このターン、選択したモンスターは戦闘では破壊されず、
そのモンスターとの戦闘によって発生するプレイヤーへの戦闘ダメージは半分になる。


見ての通り、相手フィールドのモンスターも選択できるようになっている。
テキストに反した使い方ができないことが、そんなに問題だったのだろうか?
遊馬自身がカードを書き換えまくる人間であるため、このカードも都合に合わせて書き換えられてしまったのかもしれない。

そして何が痛々しいかと言うと、このテクニカル(?)な使い方によって敗北を回避した遊馬を、飛夫と海美(どちらもプロデュエリスト)が褒めちぎっていたことである。
違うんですプロ、本当はそんな使い方できないんです。



デュエリストパック-遊馬編2 ゴゴゴ&ドドド-に収録される事でOCG化された。
相手モンスターも対象に取れるようになったことで相手モンスターを戦闘破壊せずサンドバッグに出来るなど、OCGスタッフによって一応和睦の使者との差別化はされたようだが結局のところ下位互換の域を抜け出せておらず使用者は皆無に等しい。


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最終更新:2023年08月06日 12:17
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