(歌詞は著作権に触れるため省略)
アーティスト:Eve
レベル:9
レベル:9
作詞・作曲:Eve
地声最低音:mid1G(はしって、世界が待ってる この一瞬を)
地声最高音:hiA♯(闇をはらって、吐き捨ていけとぉ、など9回程)
裏声最高音:hiD(街に生まれし この正体を)
地声最高音:hiA♯(闇をはらって、吐き捨ていけとぉ、など9回程)
裏声最高音:hiD(街に生まれし この正体を)
読み方は「かいかいきたん」。
TVアニメ『呪術廻戦』第1期OPテーマとして知られる。
バトルアニメのOPならではとも言えるアップテンポなこの楽曲は、Lv9の中でも最難関と言っても過言ではないだろう。
TVアニメ『呪術廻戦』第1期OPテーマとして知られる。
バトルアニメのOPならではとも言えるアップテンポなこの楽曲は、Lv9の中でも最難関と言っても過言ではないだろう。
まずEveならではの超変則的な音程である。歌い出しの「闇を祓って」では初っ端からmid2A♯→hiA♯の1オクターブの跳躍が現れ、本家のように地声で正確に音程を当てるのは至難の業。
またhiA♯はサビを通して頻出で、超ハイテンポゆえに裏声を安定させるのも難しい。
ほかにも、「誰よりも聡く〜」から始まるmid2Gとmid2Fが交互に訪れる箇所はリズムが取りづらい上、後に続く「正体を」の裏声パートに切り替わるところが非常に難関。更に直後の「呪い呪われた僕の未来を」の前後ではhiA♯→mid2A♯→hiA♯の跳躍が再度登場する。
以上のパートが最大の難所ではあるが、ラスト付近も、「はしって転んで」「世界が待ってる」など、比較的低音に変化するため、外しやすいポイントとなっている。
この楽曲は他に比べそこまで歌唱時間が長いわけではないが、高音のみならず、そこからの低音への切り替え、変則的なリズムへの対応など、様々な技術が総括的に求められる、まさに超難曲といえるだろう。歌唱前の熱語りは避けよう。
余談だが、この『廻廻奇譚』はラスサビ前のCメロにlowF(登場すれば鬼レンチャン一二を争う低音)が複数回登場するため、フルで歌おうと思うと約3オクターブほど必要である。これをいとも容易く歌い祓ってしまうEveの歌唱力は凄まじいものである。