アーティスト:ポルノグラフィティ
レベル:7
レベル:7
歌唱区間:落ちサビ〜ラスサビ
地声最高音:hiA(ぼくらの生まれてくる 他)
地声最低音:mid2A(アポロ100号は)他3箇所
地声最低音:mid2A(アポロ100号は)他3箇所
ポルノグラフィティのメジャーデビューシングル。
TBS系「ここがヘンだよ日本人」のエンディングテーマに起用され話題に。
当時は「ポルノグラフィティ=アポロ」という認識を持たれていた程大ヒットした作品である。
TBS系「ここがヘンだよ日本人」のエンディングテーマに起用され話題に。
当時は「ポルノグラフィティ=アポロ」という認識を持たれていた程大ヒットした作品である。
この曲の難しいポイントは何と言っても、難しい音程と早いテンポだろう。最高音はhiAとレベル7の中では標準のように思えるが、初っ端に最高音が出たり、頻出するような音程のため、通常より出しにくい。ただ、ポルノグラフィティの曲としては珍しく、転調がないため少し歌いやすいと言えるだろう。
最低音はmid2Aであり、男性曲の最低音としては比較的高めなので下げ過ぎないように。また、1曲通してmid2E~mid2Gが頻発するので平均的なキーが高く、かなりの体力を使う。
最低音はmid2Aであり、男性曲の最低音としては比較的高めなので下げ過ぎないように。また、1曲通してmid2E~mid2Gが頻発するので平均的なキーが高く、かなりの体力を使う。
初っ端のhiAがある「このまま」の部分の音程は⁻₋-(hiA→mid2E→mid2G)と移り変わっており、中でもmid2Eの音程は外しやすいのでしっかり発音したい。このような音程はここを含め、8回も登場。
肝心なテンポだが、BPM190という90年代の曲にはほとんどない超高速の音程が差し掛かる。そのハイテンポの中で、「低音ジャンプ」「階段状の音程」など多種多様なテクニックが必要なため、レベル7に相応しい楽曲と言えるだろう。唯一の救いは、全く同じフレーズを2周するというところだろうか。
特にラストの「愛のかたち探してるーーー」の音程バーは-₋-₋-₋-₋-と激しく上下しており、歌詞が詰まっていることも相まって非常に合わせづらい。このジグザグ音程を乗り越えた後にあるラストの「るーーー」は最高音hiAのロングトーンであり、強烈な曲が多く揃うレベル8(*1)へ挑む直前に立ちはだかる強烈なラス殺しとなっている。
なお、これでも特番初回の初登場時はレベル5であった。とんでもない詐称である。