昭北島と
ロッシェル王国の中間(王国本土から南東300~800㎞の海域に)に存在する島嶼国家。
特に資源がある訳でも海上交易の中継地という訳でもない、所謂“貧乏国”“弱小国”といった類の国だ。
(まあそんな辺鄙な場所にある零細国家だからこそ、ロッシェル王国を始めとする本土の大国からお目こぼしされ、その命脈を保ってきた訳であるのだが)
とはいえ、イルドーレ王国は曲がりなりにも『大文化圏の一つである
北東ガルム大陸文化圏に属する』と認められた“文明国家”であり、“
大陸同盟”にも参加するれっきとした“独立国家”なのだ。あながち馬鹿にも出来ないだろう。
故に隣接する大国、ロッシェル王国とも『大小の差はあれど同じ“大陸同盟”に属する国同士』として対等――少なくとも形式上は――の友好関係を保ってきた。
昭和18年7月に当時のイルドーレ王が急死したことにより、情勢は急変する。
王位を継いだ王弟は“帝國”を名乗る辺境の国家と結び、こともあろうにその軍勢を国内に招き入れ、さらに自国領土たる
ピグニス諸島を帝國に統治権ごと売却したのである。
これは大陸同盟諸国、中でも隣国…ロッシェル王国に対する重大な背信行為であった。
総面積2500k㎡、人口7万人の小国だが、昭北島方面に展開する“帝國”軍の物資供給源(の一つ)としてなかなか重要な役割を担っている。
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最終更新:2007年07月21日 13:37