ドワーフ族

大地との係わり合いの強い種族
主に山岳部の鉱物産地に居を構える。鉱山労働などに従事するのに適したその体は、基本的に人間族よりも背は低いものの、筋肉の総量では上回っている。

エルフ族ほどではないが人間との積極的な関りあいは避ける傾向にある。
人間同士の争いには1000年以上の年月にわたり、中立を保ってきた。
その為、人間族以外の種族が人間同士の争いに協力はしないと言う暗黙の了解を人間の国家に与え、ドワーフ族以外の非人間種族もそれを良しとしてきた。

魔法金属、岩塩、良質な鋼による高級武具(貴族用)、宝飾等の工芸美術品(貴金属、宝石等素材のまま輸出する事もあるだろうが、生産量が少ない為付加価値をつける意味合いでも加工されている可能性が高い)
これらはドワーフ族の居住地で多く産出製造(中でも魔法金属はドワーフ以外加工生産不可能のため最も貴重)される為、人間の国家は先を争って貴重なこれらの品々をドワーフ族との交易で購入してきた。
結果ドワーフ族のもとには莫大な資産が貯まり、ドワーフ族はその資産を山海の珍味といった美食や良質な酒という嗜好品に費やしてきた。

その為、食料や嗜好品など多くの生活必需品を交易に頼る事になったドワーフ族は種族としての自給率が低くなり、人間の国家との付き合いを無視しての生活は現状の生活水準を望む限りできなくなっている。

レムリア併合時に北東ガルム地域のドワーフ族を率いる大族長テオドールが帝國に帰順し、前述の人間族以外の種族が人間同士の争いに協力はしないと言う暗黙の了解が列強諸国に対し事実上破棄される。


一般的なドワーフ社会の構造は部族長(氏族の長)、大部族長(地域の各氏族の纏め役)、大部族長会議(大陸または世界規模の議会だと思われる)からなっている。

彼等は各々保有する鉱山に住居を構えて暮らしていて、その中で一番良い鉱山に各部族の宮殿がある。

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最終更新:2006年06月06日 20:50