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2009年12月28日 締 切 新聞論評 学籍番号 1914032 氏名 篠崎丈
1.新聞情報:
2.要約:
トヨタ自動車は25日、2010年の世界生産台数(ダイハツ工業や日野自動車を除く単体)を09年見込み比約17%増の約750万台とする計画をまとめ、主要部品メーカーに伝えた。(86文字)
3.論評:
トヨタは新興国では10年も販売増が続くとみており、09年に米国を抜き世界最大市場となるのが確実な中国で販売網の拡充に乗り出す。北米でも景気回復に伴って販売台数も増えるだろう。日本でもエコカーの購入補助金が来年9月まで延長されるのを受け、プリウスなどハイブリッド車などの販売が好調に推移するとみているようだ。
具体的な例を挙げると世界的な景気持ち直しや中国などでの販売増である。今回の計画にはエコカー補助金の延長効果は盛り込んでいないため、生産台数はさらに増える可能性もある。その結果エコカー補助金が延長するのであれば販売台数は確実に伸びるだろう。だが、補助金が終わった後はハイブリッド車がそこまで売れるのだろうか、私は昨年のプリウスのようにはならないと考える。
トヨタ自動車はCM戦略が上手いと感じる。当時あまり有名でなかった子供店長を使い、子供に補助金や減税の説明をさせることで政府の政策が難しく聞こえないし、なによりインパクトがあった。ハイブリッド車といえばプリウスという印象を顧客に意識させたのが、今後のハイブリッド車競争にも大きく影響してくると私は考える。(480文字)
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2009年12月28日 締 切 新聞論評 学籍番号 1914032 氏名 篠崎丈
1.新聞情報:
- 見出し:トヨタ、世界生産来年17%増、750万台計画、景気回復見込む。-新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2009年12月26日
- 面数:13面
2.要約:
トヨタ自動車は25日、2010年の世界生産台数(ダイハツ工業や日野自動車を除く単体)を09年見込み比約17%増の約750万台とする計画をまとめ、主要部品メーカーに伝えた。(86文字)
3.論評:
トヨタは新興国では10年も販売増が続くとみており、09年に米国を抜き世界最大市場となるのが確実な中国で販売網の拡充に乗り出す。北米でも景気回復に伴って販売台数も増えるだろう。日本でもエコカーの購入補助金が来年9月まで延長されるのを受け、プリウスなどハイブリッド車などの販売が好調に推移するとみているようだ。
具体的な例を挙げると世界的な景気持ち直しや中国などでの販売増である。今回の計画にはエコカー補助金の延長効果は盛り込んでいないため、生産台数はさらに増える可能性もある。その結果エコカー補助金が延長するのであれば販売台数は確実に伸びるだろう。だが、補助金が終わった後はハイブリッド車がそこまで売れるのだろうか、私は昨年のプリウスのようにはならないと考える。
トヨタ自動車はCM戦略が上手いと感じる。当時あまり有名でなかった子供店長を使い、子供に補助金や減税の説明をさせることで政府の政策が難しく聞こえないし、なによりインパクトがあった。ハイブリッド車といえばプリウスという印象を顧客に意識させたのが、今後のハイブリッド車競争にも大きく影響してくると私は考える。(480文字)
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