2009年12月28日〆切 新聞論評 1901436 西岡保明
1.新聞情報
2.要約
NTTコミュニケーションズは25日、米国やアジアの通信会社と太平洋に共同建設中の海底ケーブルシステム「TPE」のうち、日本と中国、韓国、台湾を結ぶ新たなルートが完成し、同日運用を始めたと発表した。
(90文字)
3.論評
欧州と日本を接続する需要が増えているため,最短の通信ルートの確保が必要である。海底ケーブルにより,トランステレコムの光バックボーンと接続すれば,日本から欧州までの通信ルートをこれまでよりも短くできる。現在の日本と欧州の通信ルートは,インド洋回りと米国回りの2つがある。海底ケーブルが完成してトランステレコムの光バックボーンと接続すると,第3のルートができる。このルートは,欧州と日本を接続する最短のルートだ。実際に,通信トラフィックの遅延は他の2ルートに比べて短くできる。しかも,このルートはシベリアから欧州までが陸上のケーブルで,海底ケーブルの部分は少ない。陸上のケーブルであれば海底ケーブルの故障に比べると,故障時の対応を格段に早くできるメリットがある。
(326文字)
4.コメント
1.新聞情報
- 見出し NTTコム、海底ケーブル開通
- 発行日 2009年12月26日
- 新聞社 日本経済新聞、朝刊
- 面数 15面
2.要約
NTTコミュニケーションズは25日、米国やアジアの通信会社と太平洋に共同建設中の海底ケーブルシステム「TPE」のうち、日本と中国、韓国、台湾を結ぶ新たなルートが完成し、同日運用を始めたと発表した。
(90文字)
3.論評
欧州と日本を接続する需要が増えているため,最短の通信ルートの確保が必要である。海底ケーブルにより,トランステレコムの光バックボーンと接続すれば,日本から欧州までの通信ルートをこれまでよりも短くできる。現在の日本と欧州の通信ルートは,インド洋回りと米国回りの2つがある。海底ケーブルが完成してトランステレコムの光バックボーンと接続すると,第3のルートができる。このルートは,欧州と日本を接続する最短のルートだ。実際に,通信トラフィックの遅延は他の2ルートに比べて短くできる。しかも,このルートはシベリアから欧州までが陸上のケーブルで,海底ケーブルの部分は少ない。陸上のケーブルであれば海底ケーブルの故障に比べると,故障時の対応を格段に早くできるメリットがある。
(326文字)
4.コメント