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2010年2月22日締切 新聞論評 200914065 沖野真大
1.新聞情報:
2.要約:
海外のインフラ受注競争で、日本企業が敗退する例が目立つ。商機をつかむためには、民間企業の努力だけでなく、政府の外交力や公的部門の役割が今まで以上に重要になる。(79字)
3.論評:
日本が貿易ビジネスで遅れをとる要因は様々あるが、一番の要因は官民の連携力の無さにあるのではないだろうか。他国が外交と民間企業の協力な連携で攻めるのに対し、日本は民間中心であるため、リスクを負いきれない場合が多い。記事にゲームのルールが変わったとある。日本は、今まで得意としてきた、加工製品やサービスの売り込みだけでなく、相手国のニーズを踏まえた解決策の提供をしていくことも重要だ。既に、JRグループなどの民間企業はそうした流れに乗って海外インフラ整備に名乗りを上げている。政府は素早くこの流れを支援し、他国に遅れをとらぬようにすべきだ。もしこの流れにのれないようであれば、民主党政権の外交力が十分でないということなのだろう。
現状、日本は製品、サービスともに他国をしのぐ優れた技術力を保有しているが、それを貿易に生かし切れていない。内需停滞の今こそ、この技術力を生かした輸出産業を強化すべきではないだろうか。(402字)
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2010年2月22日締切 新聞論評 200914065 沖野真大
1.新聞情報:
- 見出し:日本企業が世界に羽ばたく経済外交を
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2010年2月22日
- 面数:2面
2.要約:
海外のインフラ受注競争で、日本企業が敗退する例が目立つ。商機をつかむためには、民間企業の努力だけでなく、政府の外交力や公的部門の役割が今まで以上に重要になる。(79字)
3.論評:
日本が貿易ビジネスで遅れをとる要因は様々あるが、一番の要因は官民の連携力の無さにあるのではないだろうか。他国が外交と民間企業の協力な連携で攻めるのに対し、日本は民間中心であるため、リスクを負いきれない場合が多い。記事にゲームのルールが変わったとある。日本は、今まで得意としてきた、加工製品やサービスの売り込みだけでなく、相手国のニーズを踏まえた解決策の提供をしていくことも重要だ。既に、JRグループなどの民間企業はそうした流れに乗って海外インフラ整備に名乗りを上げている。政府は素早くこの流れを支援し、他国に遅れをとらぬようにすべきだ。もしこの流れにのれないようであれば、民主党政権の外交力が十分でないということなのだろう。
現状、日本は製品、サービスともに他国をしのぐ優れた技術力を保有しているが、それを貿易に生かし切れていない。内需停滞の今こそ、この技術力を生かした輸出産業を強化すべきではないだろうか。(402字)
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