トップページ > 新聞論評 > 新聞論評 2010 > 新聞論評 20100426 > this Page
2010年4月26日 締 切 新聞論評 学籍番号 200914026 氏名 亀本啓介
1.新聞情報:
2.要約:
シャープ、パナソニック、富士通、NECの4社は携帯電話機で動画や音楽を動かす機関ソフトを統一することで利便性を高め、海外市場で巻き返しを狙う。(71文字)
3.論評:
シャープ、パナソニック、富士通、NECの4社は国内で約7割のシェアを持つが、海外で本格的に販売しているのはシャープだけで、4社の世界シェアは2%にとどまっている。もし、国が国内メーカーを擁護していなかったら、国内市場のほとんどが海外メーカーで占めていたであろう。
日本の携帯電話は海外の機種と比べて多機能だが、高性能ではない。値段も高く、海外のニーズに合っていないのが現状である。今回の基幹ソフト統一で、1台あたり200億~300億円、開発期間1~2年とされる次世代機のコストと期間を半減させ、海外市場での競争力を高めることができる。
世界でヒットしているアップル社の高機能携帯「iPhone」に対抗するため、今回の基幹ソフト統一をきっかけに、日本の次世代機で海外市場を開拓することは大きな意味を持つ。国内の携帯電話市場は契約数が1億件を超え、飽和状態。その中でアップルなど海外勢がシェアを伸ばしてきている。4社は国内市場を守りつつ海外市場の開拓を急ぐべきである。(430文字)
コメント
2010年4月26日 締 切 新聞論評 学籍番号 200914026 氏名 亀本啓介
1.新聞情報:
- 見出し:メーカー4社、携帯電話のソフト統一
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2010年4月25日
- 面数:1面
2.要約:
シャープ、パナソニック、富士通、NECの4社は携帯電話機で動画や音楽を動かす機関ソフトを統一することで利便性を高め、海外市場で巻き返しを狙う。(71文字)
3.論評:
シャープ、パナソニック、富士通、NECの4社は国内で約7割のシェアを持つが、海外で本格的に販売しているのはシャープだけで、4社の世界シェアは2%にとどまっている。もし、国が国内メーカーを擁護していなかったら、国内市場のほとんどが海外メーカーで占めていたであろう。
日本の携帯電話は海外の機種と比べて多機能だが、高性能ではない。値段も高く、海外のニーズに合っていないのが現状である。今回の基幹ソフト統一で、1台あたり200億~300億円、開発期間1~2年とされる次世代機のコストと期間を半減させ、海外市場での競争力を高めることができる。
世界でヒットしているアップル社の高機能携帯「iPhone」に対抗するため、今回の基幹ソフト統一をきっかけに、日本の次世代機で海外市場を開拓することは大きな意味を持つ。国内の携帯電話市場は契約数が1億件を超え、飽和状態。その中でアップルなど海外勢がシェアを伸ばしてきている。4社は国内市場を守りつつ海外市場の開拓を急ぐべきである。(430文字)
コメント