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updated:2012-02-27 13:55:28 (Mon)
2012年2月27日締切 新聞論評 201014035 後藤純
1.新聞情報
- 見出し:「おサイフケータイ」海外で、フェリカに新ICチップ
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2012年2月27日
- 面:9面
2.要約:
ソニー子会社のフェリカネットワークスは、韓国サムスン電子やオランダの半導体メーカーNXPセミコンダクターズと提携して、世界の主要な電子決済システムに対応した携帯用ICチップを開発する。2013年を目処に製品化を目指す。(103字)
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3.論評:
国内で普及する「お財布ケータイ」の技術を、サムスンなどの世界で販売している携帯メーカーと提携することにより「フェリカ」の技術を用いた電子決済サービスを利用する海外事業者が広がる可能性がある。「フェリカ」を用いた技術を使用するのは非接触ICが必要で、海外ではオランダのフィリップスが開発した「TypeA」モトローラ開発の「TypeB」が主流だ。また、フェリカネットにおいては全ての方式に対応できる非接触ICを開発して、普及を目指す。もし、この技術が世界的に普及すれば、今までAppleが赤外線や非接触ICの日本独自だけのような技術を採用するかもしれない。また、世界的に普及することで海外での決済も簡単に済み、出張や海外旅行をする人にとっては利便性が増すだろう。早期に製品化がされることを楽しみにしている。(336字)
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