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{2010年2月7日 締 切 新聞論評 学籍番号 200914029 氏名 平中隆義}
1.新聞情報:
2.要約:
スマートフォン(高機能携帯電話)の販売が世界の通信機器メーカーの業績を左右する傾向が強まっている。2010年10~12月期は米アップルなどスマートフォンのみを手掛けるメーカーが収益を大幅に拡大。一方、従来機種も併売するメーカーはスマートフォンの好不調で明暗が分かれた。(132文字)
3.論評:
10~12月期のスマートフォンの販売台数は、前年同期との比較ができるノキア、韓国サムスン電子、アップル、カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM、9~11月期)、米モトローラ、台湾・宏達国際電子(HTC)の合計で、8040万台。6社の販売台数合計に占める割合は33%となり、前年同期より14ポイント程度上昇したもようだ。
アップルのほか、スマートフォン専業のRIMとHTCは業績を大幅に伸ばした。特にHTCは米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した機種が北米などで好調で、販売台数を2・6倍、営業利益も2・7倍に急拡大。平均販売価格が値崩れしなかったことが利益拡大につながった。国内でもスマートフォンの需要は非常に高まっており、今後の日本の社会に必要不可欠なツールとなりえると予測。各社どのような差別化を図り事業を展開するかが気がかりである。(378文字)
{2010年2月7日 締 切 新聞論評 学籍番号 200914029 氏名 平中隆義}
1.新聞情報:
- 見出し:通信機器メーカー、10~12月、スマートフォン、一段と業績左右。
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2011年2月7日
- 面7面
2.要約:
スマートフォン(高機能携帯電話)の販売が世界の通信機器メーカーの業績を左右する傾向が強まっている。2010年10~12月期は米アップルなどスマートフォンのみを手掛けるメーカーが収益を大幅に拡大。一方、従来機種も併売するメーカーはスマートフォンの好不調で明暗が分かれた。(132文字)
3.論評:
10~12月期のスマートフォンの販売台数は、前年同期との比較ができるノキア、韓国サムスン電子、アップル、カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM、9~11月期)、米モトローラ、台湾・宏達国際電子(HTC)の合計で、8040万台。6社の販売台数合計に占める割合は33%となり、前年同期より14ポイント程度上昇したもようだ。
アップルのほか、スマートフォン専業のRIMとHTCは業績を大幅に伸ばした。特にHTCは米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した機種が北米などで好調で、販売台数を2・6倍、営業利益も2・7倍に急拡大。平均販売価格が値崩れしなかったことが利益拡大につながった。国内でもスマートフォンの需要は非常に高まっており、今後の日本の社会に必要不可欠なツールとなりえると予測。各社どのような差別化を図り事業を展開するかが気がかりである。(378文字)