updated:2013-03-05 08:22:16 (Tue)
2013年3月4日 締切 新聞論評 学籍番号 201214045 氏名 吉原大貴
1.新聞情報
- 見出し:コメ・砂糖「聖域」最優先
- 発行日: 2013年3月3日
- 新聞社:日本経済新聞 朝刊
- 面数:第1面
2.要約
政府はTPPの交渉参加に向けて「聖域」として関税の維持を目指す品目の優先順位を決める検討に入った。今後は米と砂糖を最重要分野と位置付け、他の保護分野の品目も選別し、影響を受ける生産者向けの対策を練る。(98字)
3.論評
政府は関税を維持するための「例外品目」を決めるため検討を始めた。政府は関税撤廃の例外品目の候補に米、砂糖、麦、乳製品、牛肉を挙げている。しかし、5品目全ての関税維持は困難である。TPP交渉参加国は98%以上の自由化率の達成を目標にしており、仮に5分野全てを除いた場合、自由化率は94.6%にとどまってしまうからだ。
その中でも、政府や与党は米を例外品目の筆頭に挙げている。もし米だけを自由化にすると自由化率は何と99.4%になる。このことから米が自由化した場合、農家などは大打撃を受けてしまい大きな痛手となる。また、砂糖も沖縄県での生産量が多いことから米と同じく重要品目になる。
しかしそれ以外の分野も自由化になると大きな痛手となる。政府は今後自由化した分野の立て直しなどの対策も考えなくてはならず、厳しい状況にある。
政府はこれから国内の対処方針を固め、TPP11ヵ国と個別に関税の交渉を行う。今後の政府の対応に注目が集まる。(398字)
4.コメント
- 論評ご苦労さま♪
・要約,論評共に段落頭は1文字下げる。
・要約が記事の先頭そのままで要約になっていません。
・論評も記事に書かれている事実をそのまままとめただけになっているので,後半はこのことについて自分がどう考えるかなど自分の意見や主張を出すようにしてみてください。 -- (dj-kubo) 2013-03-05 08:32:43