あいぎす
CV:坂本真綾
生年月日:2000年2月完成/同9月10日初起動
星座:乙女座(初起動の日を誕生日とするなら)
身長:165cm(『P3』では163cm)
体重:いわゆる一つの「シークレット」であります
血液型:-
好き:月光館学園屋上
嫌い:-
得意:-
苦手:一般教養科目
(データは『P4U2』のもの)
公式
本作『ペルソナ4』の世界観をベースにして「その後の物語」として描かれた2D格闘ゲーム『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ(以下、『P4U』と略)』のプレイヤーキャラで、前作『ペルソナ3(以下、『P3』と略)』の主要登場人物の一人。
兵士然とした「~であります」が口癖の、金髪碧眼の女性。
前作においては
桐条美鶴を部長とする「
シャドウ掃討」の任を行う
ペルソナ使いの一団「月光館学園・特別課外活動部」のメンバーであり、中でも彼女は「機械の乙女」の別名を冠する、人の手によって創り出されたロボットである。
『P4』の物語開始時期より遡ること12年前、『P3』の舞台である港区において「シャドウの研究」を行っていた桐条グループが「シャドウが暴走した際の保険」として開発した「対シャドウ特別制圧兵装」の一体であり、そのラストナンバー。
正式名称は「対シャドウ特別制圧兵装七式アイギス」。
もともと対シャドウ特別制圧兵装の計画は「戦車」の開発を念頭に置いたものであったため、本編にて彼女が再起動を果たした当初、その存在は「車輌」として扱われていた。
しかし、シャドウ研究の過程で「シャドウは
ペルソナを持つ者にしか倒せない」「ペルソナとは人間の精神・心の力が形を成したもの」「人間の精神を形作る上で、人の姿は最低必要不可欠」という結論から、四式以降は人型兵器に開発計画は推移。
更には「黄昏の羽根」と呼ばれる「情報と物質の中間の特性を持ったオーパーツ」を組み込むことで、アイギスは自我を獲得するに至る。
中でも、彼女に搭載されているものは「パピヨンハート」と呼ばれる特別仕様である。
結果、彼女は「ペルソナ召喚能力を備え持ったロボット」という、ペルソナシリーズの世界観においても極めて特異な存在感を持ったキャラとして描かれている。
オーバーテクノロジーを駆使して「人間の精神を有している」とは言うが、それでも人間が持つ「矛盾をはらんだ非論理的な言動・行動」や「曖昧さ」までを完全に再現するには至っておらず、時折そういった「空気の違い」は天然ボケにも似た素っ頓狂な返答となって現れてくる。
『P3』において登場して間もない頃にそうした面は顕著であり、やや感情に乏しい素振りや言動が目立ったものの、劇中での様々な事件や喪失、葛藤を経てやがて彼女だけの「本物の心」を獲得するまでに至る。
ちなみに彼女の口癖である「~であります」だが、実は『P3』本編ではこれは「心」を獲得するまでの口癖であり、心を得て以降はなりを潜めていた。
『P4U』の時代では彼女の心境の更なる変化なのか復活しているが、これは彼女なりのお茶目、あざとさなのだろうか?
「兵器」として開発された経緯からも推測出来るように、人の姿身の各所に武装を内蔵しており、身体能力も通常の人間のそれを大きく上回る。
ドラマCDにおける彼女自身の言によれば「握力は300kg以上」「速力は時速130[km/h]オーバー」とのことで、通常時はこれらの身体機能にリミッターが掛けられている。
……はずなのだが、そんな状況でもホッチキスを平然とした表情で握り潰したりしているので、リミッターがどこまで効いているのかは聊か疑わしい。
また、「オルギアモード」と呼ばれる「リミッター解除モード」も搭載している。
『P4U』においては、原因不明の再起動を遂げた彼女の姉妹機・
ラビリスを捜索・回収するべく、かつての特別課外活動部のメンバー・
桐条美鶴、
真田明彦(コンシューマ版では
山岸風花も)と共に八十稲羽を訪れ、シャドウの蠢く
マヨナカテレビに身を投じている。
会話デモでは
主人公(鳴上悠)のことを「私の大切な人に似ている」と評していた。
ペルソナ能力に加えて、全身各所に「ペルソナ要らんだろ?」と突っ込みが入りそうなほどの「原作以上の重武装」が施されている。
事件直前に起きた飛行機ハイジャック事件ではSATと組むも、自らハイジャック犯4名をあっさり制圧するほど。
ただし、世間の認識については桐条美鶴よりも知っている模様である。
ペルソナ
- パラディオン(『P3』における彼女の初期ペルソナ)
- アテナ
最終更新:2024年11月08日 08:28