橘京子「佐々木さーん、おはようございます
やっぱり佐々木さんは几帳面な人なんですよね
さて、あとの二人はまだかしら……」
やっぱり佐々木さんは几帳面な人なんですよね
さて、あとの二人はまだかしら……」
佐々木「藤原さんならこんなところで待っているのは嫌だといって
先にそこの喫茶店に入っていきましたよ」
先にそこの喫茶店に入っていきましたよ」
橘京子「そ、そうなんですか?
じゃあ九曜ちゃんだけですね、あとは
あの娘は意外な出現をしますから油断ならないのよね」
じゃあ九曜ちゃんだけですね、あとは
あの娘は意外な出現をしますから油断ならないのよね」
佐々木「九曜さんならそこにいますよ」
橘京子「へ?」
佐々木が指し示す方向に京子は視線を遣るが、そこにはダンボールや紙くずの
ゴミの山しか見えない。
佐々木が指し示す方向に京子は視線を遣るが、そこにはダンボールや紙くずの
ゴミの山しか見えない。
佐々木「くっくっくっ
実はついさっき幼稚園児jと思しき集団がここを通過したのだけどね、
九曜さんがあまりにも無反応なもので子供たちが面白半分にいろんなものを
彼女に被せたり貼り付けたりして遊んでたんだよ」
実はついさっき幼稚園児jと思しき集団がここを通過したのだけどね、
九曜さんがあまりにも無反応なもので子供たちが面白半分にいろんなものを
彼女に被せたり貼り付けたりして遊んでたんだよ」
橘京子「んん……! もうっ!
佐々木さんそれを黙って眺めていたのですか」
京子はゴミを掻き分けて九曜を掘り起こしだす。かっぱえびせんのダンボールをのけると
中から色紙で作った花輪やクラッカーから飛び出してくる紙くずみたいなもの、交通安全
と書かれた張り紙やらにまみれた九曜がすがたをあらわす。
佐々木さんそれを黙って眺めていたのですか」
京子はゴミを掻き分けて九曜を掘り起こしだす。かっぱえびせんのダンボールをのけると
中から色紙で作った花輪やクラッカーから飛び出してくる紙くずみたいなもの、交通安全
と書かれた張り紙やらにまみれた九曜がすがたをあらわす。
九曜「――――――――――――――」
佐々木「でも九曜さんもまんざら嫌そうでもないようでしたよ」
橘京子「どうしてこの九曜ちゃんがまんざら嫌そうでないってわかるんでっすっ
佐々木さんってひどいひとだわ」
佐々木さんってひどいひとだわ」
九曜「――――――――――――――」