「ちょ、た、橘っ!?」
「ほらほらどいてどいてーっ!!」
遊園地でもないのにジェットコースターに乗っている気分になれるとはこれ如何に。
まさかハンドルを握るとフルスロットルになるやつだったとは。
「何人足りともあたしの前は走らせないわよっ! それーっ!!」
一人称あたしの奴はこんなのばっかりか。俺は橘が虚神と唱えるハレハレ魔神を
思い浮かべながら肩を落として嘆息を漏らした……って前! 橘、前詰まってる!
「大丈夫、道路が混んでるなら歩道を走ればいいだけですから!」
ちょ、お前正気かっ!?
「へいきよ。あたしの運転テク、こう見えてもお縄になった事は一度もないんですから」
……背後の力なしに?
「もちろん!」
それはそれで凄いな、お前。
「当然です。良いですか、罪とは捕まって始めて自分にふりかかるんです。
そしてあたしがハンドルを握る限り、そんなヘマは絶対にしませんっ!」
イヤだっ! 身勝手トマト祭りはイヤだーっ!! 誰か降ろしてくれ──………っ!…!……
「ほらほらどいてどいてーっ!!」
遊園地でもないのにジェットコースターに乗っている気分になれるとはこれ如何に。
まさかハンドルを握るとフルスロットルになるやつだったとは。
「何人足りともあたしの前は走らせないわよっ! それーっ!!」
一人称あたしの奴はこんなのばっかりか。俺は橘が虚神と唱えるハレハレ魔神を
思い浮かべながら肩を落として嘆息を漏らした……って前! 橘、前詰まってる!
「大丈夫、道路が混んでるなら歩道を走ればいいだけですから!」
ちょ、お前正気かっ!?
「へいきよ。あたしの運転テク、こう見えてもお縄になった事は一度もないんですから」
……背後の力なしに?
「もちろん!」
それはそれで凄いな、お前。
「当然です。良いですか、罪とは捕まって始めて自分にふりかかるんです。
そしてあたしがハンドルを握る限り、そんなヘマは絶対にしませんっ!」
イヤだっ! 身勝手トマト祭りはイヤだーっ!! 誰か降ろしてくれ──………っ!…!……
「────ドップラー……効果──」