自分の部屋に大きな箱が贈られてきた
そこには「トリックオアトリート!」と定番の文が書かれたメッセージカードが付いている
送り主は橘だ
「しかしデカイな・・・」
この箱、実は独り暮らし用の小型冷蔵庫くらいの大きさがある
そこには「トリックオアトリート!」と定番の文が書かれたメッセージカードが付いている
送り主は橘だ
「しかしデカイな・・・」
この箱、実は独り暮らし用の小型冷蔵庫くらいの大きさがある
「妹もミヨキチもそんな歳じゃないしなあ」
この大量であろう菓子の処理方法を考えながら俺は中身の確認のため箱を開封すると中には箱が入っていてさらなるメッセージカードが貼り付けられていた
この大量であろう菓子の処理方法を考えながら俺は中身の確認のため箱を開封すると中には箱が入っていてさらなるメッセージカードが貼り付けられていた
「お菓子かイタズラかどちらかを宣言してから開けて下さい」
なぜだ?と思いつつ「お菓子」と宣言してしまうあたり、俺は朝比奈さん(大)の一方的指令に慣らされているのかもしれない
「お菓子を選んだキョンさんにはあ、あたしというあま~いお菓子のプレゼントなのです」
箱を空けるとそこにはキャンディとチョコレートに埋もれたツインテールがリボンで縛られていた
箱を空けるとそこにはキャンディとチョコレートに埋もれたツインテールがリボンで縛られていた
「警察呼ぶぞ・・・」
「・・・ごめんなさい」
「・・・ごめんなさい」
「全く、お前には恥じらいってモンが無いのか?それともなんだお前の組織の指令か?」
「キョンさん、先に鼻血拭いて下さい」
「キョンさん、先に鼻血拭いて下さい」
それは仕方ない。今俺は裸エプロン裸ワイシャツに並ぶ世界三大シチュエーションの一つ裸リボンと遭遇しているのだから
残念ながら今俺には理性を保つ自信が無い
残念ながら今俺には理性を保つ自信が無い
「うふっ、今日のあたしはあま~いプレゼントなのです。好きにしてください」
そう言うなり、橘に押し倒され俺はベッドに横たわる
控えめな胸で括れも大してないのだがそれでも健全な男子高校生には強烈なインパクトである
そう言うなり、橘に押し倒され俺はベッドに横たわる
控えめな胸で括れも大してないのだがそれでも健全な男子高校生には強烈なインパクトである
「たっ橘!」
そう叫んで俺は橘に抱きついた
そこから先の記憶は無い・・・
そう叫んで俺は橘に抱きついた
そこから先の記憶は無い・・・
チュンチュンとスズメの鳴き声で目を醒ます
もう朝のようだが何時間寝ていたのだろう
橘は・・・隣でまだ寝ているようだ。ついでに俺のバジャマがかけられている
もう朝のようだが何時間寝ていたのだろう
橘は・・・隣でまだ寝ているようだ。ついでに俺のバジャマがかけられている
少しして机にカボチャの置物と手紙が添えられているのに気付く
「ごめんなさい。あなたが童貞なのは既定事項なので今回は眠ってもらいました。このチョコレートはお詫びです二人で食べてください
ハッピーハロウィン
「ごめんなさい。あなたが童貞なのは既定事項なので今回は眠ってもらいました。このチョコレートはお詫びです二人で食べてください
ハッピーハロウィン
朝比奈みくる」
そりゃないぜ朝比奈さん(大)
そりゃないぜ朝比奈さん(大)
朝比奈印のチョコレートを口に一つ含む。カボチャ味のチョコレートで独特の甘味がある
そこでお菓子という暗示からかチョコの糖分からか俺の頭は重大なことに気付いた
そこでお菓子という暗示からかチョコの糖分からか俺の頭は重大なことに気付いた
「立場逆じゃねえか」
そう、トリックオアトリートと聞く側がお菓子を貰うのだ
つまり、俺はコイツに菓子をやる必要があるということだ
つまり、俺はコイツに菓子をやる必要があるということだ
俺は精神だけじゃ無く本能的にヒネているらしい
次の瞬間にはもう一つ朝比奈印のチョコを口に含んでいた
次の瞬間にはもう一つ朝比奈印のチョコを口に含んでいた
そのまま橘の唇に顔を近づける。
橘は貰う側なのにあま~いお菓子(笑)をくれているので借りは一つ
なのでオレはお菓子と一緒にイタズラもプレゼントしてやろう
お菓子とイタズラの送り主が同じだが橘も混同してたしまあ細かいことは気にしない
橘は貰う側なのにあま~いお菓子(笑)をくれているので借りは一つ
なのでオレはお菓子と一緒にイタズラもプレゼントしてやろう
お菓子とイタズラの送り主が同じだが橘も混同してたしまあ細かいことは気にしない
「トリックオアトリート」
その後
「質問一つ目。もしイタズラって答えたらどうしたんだ」
「一晩イタズラするつもりでしたけど・・・」
「逆にイタズラされたわけだ」自分が犯人にも関わらず古泉ばりにニヤニヤしてしまう
「んんっ、もうっ!キョンさんなんか知らないのです」
「質問一つ目。もしイタズラって答えたらどうしたんだ」
「一晩イタズラするつもりでしたけど・・・」
「逆にイタズラされたわけだ」自分が犯人にも関わらず古泉ばりにニヤニヤしてしまう
「んんっ、もうっ!キョンさんなんか知らないのです」
悪かった悪かった。機嫌直せよ
「二つ目の質問。ここまで大掛かりなことをした目的は一体何なんだ?」
「大したことじゃないのです。組織や佐々木さんに関係無く純粋にキョンさんに興味があったのです」
ほう、どんな?
「堅物って感じだけど女の子には優しいし。この近辺ではキョンさんは結構女の子の人気あるんですよ」
そ、そうなのか。御世辞かも知れんが有りがたく信じておこう
「二つ目の質問。ここまで大掛かりなことをした目的は一体何なんだ?」
「大したことじゃないのです。組織や佐々木さんに関係無く純粋にキョンさんに興味があったのです」
ほう、どんな?
「堅物って感じだけど女の子には優しいし。この近辺ではキョンさんは結構女の子の人気あるんですよ」
そ、そうなのか。御世辞かも知れんが有りがたく信じておこう
「最後の質問だ。お前一体どうやってその格好で帰るつもりだ?」
「あっ・・・」
それ以前にもし妹とか闖入してきたらどうするつもりだったんだろうかコイツは
「あっ・・・」
それ以前にもし妹とか闖入してきたらどうするつもりだったんだろうかコイツは
結局オレの携帯から橘の組織に電話を架けて服を持って来てもらうことにした
橘が番号をうろ覚えだったために敵対組織の機関のホットラインにかかってしまい古泉が被害を被るのだがそれはまた別のお話
橘が番号をうろ覚えだったために敵対組織の機関のホットラインにかかってしまい古泉が被害を被るのだがそれはまた別のお話
終わり