悪意が嘲う - 「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

悪魔が嘲う

朝比奈　秀雄

　翼の実の父親で、マドカの元夫
　翼の家出直後、マドカと離婚、仕事の都合でヨーロッパに渡った際に悪魔の囁きと契約し、自ら姿を消した
　世界中を回り、あちこちで悪魔の囁きの卵を振りまき、その広がり具合を実験し続けていた
　支配欲や野心が強く、家族や部下は支配しきらないと気がすまない
　悪魔の囁きとの契約により野心が増加し、世界を支配したいと言う願望に取り付かれるようになる
　まずは、学校町から支配するつもりになっているようだ
　己の野望を達成する為に、翼を自分の手元に戻したがっている
　クールトーともう一つ、とある都市伝説と多重契約を結んでおり、犬を自由に操る能力を持っている他、熱や炎の攻撃に対する無敵性と人間離れした怪力を身につけている

悪魔の囁き

　秀雄が一番初めに契約した都市伝説
　本来は人の心に一瞬だけ入り込み、些細な悪事を引き起こさせる存在
　つまり、俗に言う「魔が刺した」と言う心理状態を作り出すだけの存在だった
　しかし、秀雄との契約により能力が強化
　人の心に取り憑き続け、その心を歪めたり、眠っている力を引き出させることが可能になった
　また、己と同じ存在を生み出す卵を、無数に生み出せるようにもなってしまった
　秀雄と契約している悪魔の囁きがどんな姿をしているかは不明である

クールトー

　秀雄が二番目に契約した都市伝説
　フランスで語られる存在で、尾を持たない大きな犬の姿をしている
　大胆で人を全く恐れず、百頭以上もの群れのボスであったと言われている
　かつては、大きな寺院に押し入り、複数の聖職者を食い殺した経験もあり
　犬を操る能力を持っている

　秀雄との契約で、犬系統の都市伝説にもある程度支配権が及ぶように（ただし、契約者を持つ都市伝説は別）
　また、驚異的な再生力をも手にしたようだ

「？？？？」の？？？？

　秀雄が三番目に契約した都市伝説
　これとの契約により、秀雄は恐ろしい怪力と高い防御力を手に入れている
　また、炎と毒のブレスを吐く事も可能なようだ
　詳しくは、まだ謎のままである

黒服 H-No.9

　長い白髪にナイスバディな、元人間の「組織」の女黒服
　HNoの研究者の為か、黒いスーツの上に白衣を身に纏っている
　「組織」で主に人体実験や非人道的な実験を担当していたが、H-No.0の方針転換により、そのような実験を行えなくなったのに不満を感じる
　それがキッカケで、たまたま遭遇した朝比奈　秀雄に「組織」から持ち出した「都市伝説の契約書」を横流しする事により、「組織」内部を混乱させる
　やっていた事がバレたので、現在は「組織」を脱走
　学校町内のホテルを点々とする生活を送っている

　人間時代の契約都市伝説は「病は気から」
　自分を中心に半径５㎞以内の、気分が弱っている人を病気にしてしまう事が出来る
　なお、病気の種類や強さはH-No9が自由にチョイスできる

　…ちなみに、身体能力は研究者らしく激弱である