【名前】 |
聖女 |
【読み方】 |
&furiganaせいじょ() |
【分類】 |
用語/役職 |
【代表キャラ】 |
セレスティーネ=ロッジーネ |
【備考】 |
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- ページの登録タグ:
- 女性 役職 用語 聖女
【詳細】
神の声を地に住まう者達に届ける力を持った女性のこと。
その力を持つものは証拠となる紋様が肉体に浮かぶようで、
セレスはそれが見つかったため聖女であると見抜かれることになった。
のんびり農家の異世界では神様が実在するもののルールとして世界への直接干渉が禁じられており、世界崩壊の際等際立った危機にのみ言葉だけを伝えることが許されている。
いや、あと一時間で世界が滅びるとか言われても困るんス…
書籍版6巻描き下ろしにおける
農業神の独白によれば、聖女とは「非常電話みたいなもの」。
……えっ?
様々なファンタジー小説では
神の声を聞くことが出来る聖女の導きによって敵対種族や国家同士の争いに勝ったりする展開があるが、この作品においてはその程度の危機に神が声を届けることは無いと言い切っている。
つまりのんびり農家の異世界においてそのような事を言いだした聖女は偽物であり、実際聖女は各宗教でも重用される存在のようで、偽聖女はそういった恩恵を受けたい本人か、もしくは周りの思惑が作用しているのだろう。
現在登場している聖女は
セレス一人であるが、彼女もまた様々な宗教等をさらわれる形でたらい回しにされており、それなりに苦労している。
だがある程度の身分保障にはなるようだ。
ただ
セレスは本物の聖女である上に特殊な個体であるらしく、あらゆる神様の声が聞こえるという。聞こえるというか、受信して発信する形ではあるが。
本人は自分がどういった言葉を受け取ったのかは把握していない。
その能力も
大樹の村にやってきて以降、本物の神様がすぐ近くにいる(しかも友人になる)環境下で無意識にチューニングを偏らせたようで、「地上に居る神の声を聞ける」存在へと変化していた。
その結果、存在してはいけない存在になってしまったようだが、今後の展開に…影響はしそうにない。だってのんびり農家だもの。
なお、
セレス曰く、聖女の証はある日突然浮かび上がってきたといい、修行の結果神様の声が聞こえるようになったようだが、そうなると
神達は非常電話を定期的に地上に配置しているのか、また別のなにかが作用しているのか。
不思議である…
これまで何人も聖女(を名乗る偽物)が現れ、それなりに文献に存在が記録されているようだが、「余計な知識を吹き込むと神の声が濁る」とか「目を潰せばよりよく声が聞こえるようになる」等、かなりひどい扱いを受けていた模様。
声を伝えるのは聖女自身なので、本人の知識の有無で文章の組み立てに影響を与えるのはまだわかるが、目を潰せば~は完全に論外である。
なろう版第717回投稿分によれば、現在の聖女は「行方不明」という認識なのだそうだ。
恐らく、
セレスをどこに預けるかで始祖さんが忙しくしていたあれこれの末に
大樹の村に預けられることになった経緯が影響していると思われる。
最終更新:2022年06月21日 13:49