夢現聖杯儀典:re@ ウィキ

ニコラス・D・ウルフウッド&アーチャー

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人生。
人の生は一度であり繰り返されることのない一つの物語である。
死の形を以って退場した者には再び舞台に上がる権利など存在しないのだ。
荒野を駆ける荒くれ者達も例外に漏れず、死んだ人間は其処で終了を迎える。

輪廻転生という言葉もあるが実際の所、証明する事は出来ないだろう。
死んだ者は魂を転生し新たな転生体として生を歩む。
信じる者は救われる。思い込めば実現するかもしれない。

人の生は物語であるならば、生きた者の証でもある。
何度も繰り返し歩を刻み込んでも証は一つだ、何も塗り替える必要はない。
死者は死者の国へ還り眠る。それで充分ではないだろうか。

形や結果はどうであれ一度死んだ人間を再び舞台に上げる行為は侮辱に値するだろう。
決着を付けた人間に再度何を望むと言うのか、神が存在するならば回答を要求する。
蘇生させて何を望むのか、何を求める、何を渇望しているのか。
最も後悔だらけの人間にしてみれば蘇生は有難い事に含まれるが。


「ワイ、死んだんちゃうんか」


黒服の男はソファーに身体を寄せを頭を抱えながら呟いた。
サングラスの奥に隠れている瞳は伺えないが笑ってはいないだろう。
酒に酔っているわけでもない。酒を飲んだ記憶はあるが量は然程多くはなかったはず。
言葉から察するに彼は死を迎え人生に幕を降ろした人間なのだろう。

もの物語は願いを縋る者に与えられた本来存在しない奇跡の宴だ。

やり直し。
輪廻転生などではく、歩んできた人生をもう一度手にする儀式。
それが聖杯戦争、他者を殺し己が夢を追い続ける腐った風習だ。

聖杯などと呼ばれてはいるが殺しに意味を付加しただけにすぎないだろう。
生命を奪えない弱者のために正当な理由を与えるのだ。

戦わなければ、生き残れないから。


「そんなん当たり前や、何もしなかったら死ぬだけや」



聖杯戦争に参加しているならば、この男も何か夢が在るのだろう。
でなければ呼ばれない、招かれない、巻き込まれない筈だ。しかし。


「ワイは死んだ。自分で言うのもアレやけど終わり方は嫌いじゃない」


前述のとおり彼は一度死んだ、いや死んでいるのだ。
死者となった彼が行くべき場所は天国か地獄、将又無の境地か。
信仰している対象によっては異なるが、少なくとも聖杯戦争には辿り着かないだろう。

ならば願いだ。願いが彼を聖杯戦争に誘い込んだのだろう。
しかし願いは無い、有るかもしれないが、無いのだ。解れ、いいから理解しろ。

やり残した事が無いと言ったら嘘になる。
じゃあやり直すか? そんなのは御免だ。今は黙って眠らせろ、男は思う。
死んだのだ、終わった。

彼が言うように幕切れとしては本望に近い形だった。
全てが全てではないが、最後に瞳に捉えた光景は人生の中でも一二を争う輝きだった。
戻りたかった、だがこの手は汚れてしまった。もうあの頃には戻れない。


「孤児院……結局ワイはあの頃から変わってないガキっちゅーこと……なぁ、リヴィオ?」


男は孤児院で育った。長く、長い間を孤児院で過ごしていた。
彼は他の孤児達からも頼りにされており兄のように接しられていた。
其処に思惑や策は存在せず、嘘や血の匂いがしない平和な空間だった。
だが平和は永久に続くことはなく、彼は暗殺組織に身を置くこととなり家族と別れてしまった。
彼は暗殺者としての指導と訓練を受け、その身体は超強化と称される人体改造に侵されることなった。

殺しに携わった赤い手ではもう家族に触れる事は許されない。
彼の人生は分岐点を迎える、いや、元々決まった道だったかもしれない。
孤児院の優しい兄貴分は存在を殺し、十字架を背負ったテロ牧師として道を歩む。

その道で出会った男がいる。
ラブ&ピースを謳いどんな外道でも生命を奪わない一人の男。
その男の理想は決して叶うものでない、茨の道の領域を余裕で超えてしまっている。
外道にも情けを掛ける男が彼は嫌いだ、気に喰わない。

彼はその男と旅を共にしていた。
ラブ&ピース精神から必要のない修羅場を何度も体験した。
生命の危険だって勿論だ、殺していれば済む話が不殺故に大事になっていく。
馬鹿だ、この男は筋金入りのアホンダラや。男は常に思っていた。
だが男はそれでも信念を貫いていた。



真紅のコートを纏った男は信念を貫いていた。
男に迷いは存在していた、だが生き延びていた。

総ての生命を救うことは必ずしも幸運だけを惹き寄せる物ではない。
実際に彼が生かしていた生命のせいで多くの人間が死んでしまった事もある。
黒服の男は彼に忠告した、気付かせたかった、夢から目を覚ませと。
だが真紅の男は理解していた。生命を救い別の生命が消えてしまう矛盾の輪廻を彼は理解していた。
それでも追い続けていた、馬鹿だ、この男は筋金入りのアホンダラや。男は何度も思った。

けれど、背中を預ける存在になっていた。気付けば背中にはこの男がいる。

夢を追い続ける馬鹿だ。だけど、けれど、それでも。
自分もこの男のように馬鹿になれれば――。


「なぁトンガリ。ワレはこんな時どうする」


忘れるはずがない。
最後に飲んだ酒を。
最後に見た光景を。
最後に感じた暖かさを。
最後に隣に座っていた男のことを。

口が腐るほど会話した相手に、普段通りに話しかける。
お前ならどうする、この状況で。
救われるのは自分だけ。それでもオンドレは全員救うとナメた事をいつも通り抜かすのか。


「はわわ……リヴィオって人でもトンガリって人でもなくてアーチャーです」


「お前さっきから隣にいるけどなんやねん。アーチャーってお前恥ずかしくないんか?」


隣に座っているのは見慣れた腐れ縁の相棒ではなく一人の少女だった。
それも孤児院に居るような、どうも感覚が昔に戻ってしまう程に幼い少女である。
アーチャー……聖杯戦争は参加者一人に一体のサーヴァントが与えられる。
その存在は英霊、過去に名を馳せた伝説の存在であり人々の憧れである。


「ただのガキやないか、はぁーハズレって奴か」


「そ、そんなこと言わないでよろしくお願いします……なのです」


「そんなん語尾いらんやろ……ったく」


どうも彼の周りにはトラブルが絶えないらしい。
死んだと思ったら蘇生されて聖杯戦争だ、それも子供のお守り付き。
神様が存在するならばそれはとても腐った外道なのだろう。牧師とは思えない思考だが。



現実から一瞬退避するためにタバコに火を点けようとするが手前で中断する。
英霊だか何だか知らないがアーチャーは少女に変わりはない。
(ガキの目の前やしな……あー、孤児院のガキ共見た直後だから吸い辛いわクソ)
彼は人を何人も殺してきた。光も救いも値しない裏の外道の世界に足を踏み入れている。
それでも、人して、道徳を説くつもりはないが人間としての心は存在している。
タバコを仕舞いこむと彼はアーチャーに話しかける。


「それで、アーチャー。これからどうするんや」


「はい、マスターのためにアーチャーは頑張ります!」


「せやな、でもちゃう。お前はどうしたいんや?」


「ふぇ?」


アーチャーは予期せぬ返答に間抜けな言葉を呟いてしまう。
彼女は英霊であり、その主となるマスターのために力を尽くすつもりだ。
嘘や偽りなどではなく彼女の本心であり信念、指針である。

少しの間を置いた後彼女は言葉を新たに紡ぎ出す。
弱々しい言葉だが込められている意思は強く、訴えるように。


「わ、私はマスターさんのために他の参加者と戦います」

「……」

「……」

「……いいから続けてくれ」


返答や反応を待っていたが最後まで黙っているつもりらしい。
アーチャーは一度呼吸を行い心境を整理するとマスターを見つめた。
サングラスの奥を覗くように、そして話す。


「他の参加者に勝って……でも生命は奪わないように頑張ってマスターに聖杯を捧げます」

「――なんや、何なんやおんどれ。ワイは結局……」


その言葉は聞いた事があった。
その思いは受け取った事があった。
その信念には何度も悩まされた事があった。
その存在を他にも目にした事があった。

その男のように女は言い放った。生命は救う、と。




「ええか? 生かしといても背中を撃たれるだけや」

「それは解っているのです、それでも救いたいんです」

「抜かせ、ガキがいっちょ前に夢なんて語るなや」

「ガ、ガキじゃなくてマスターさんよりも年上です! ……です」

「知らんがな……」


殺しの世界に置いて相手を痛ぶり生命を奪わないのは三流のやることだ。
生命を奪わない格も存在――抜かせ、それで撃たれれば話にもならない。
理想論など必要なく、生き抜くためには常に現実的に行動するしか無い。
目の前の生命が例え奪う必要がなくても処理するしか安全は得られない。

聞けばこのアーチャーは戦艦の魂が人の形となった存在だという。
本当にこれは夢ではないのか。悪い酒にでも酔っているだけはないのか。
男は何度も考えるが今生きている実感が総てを現実に引き戻してしまう。


「救える生命全部救ってもな、何が報われるんや、何が手に入る」


「何もないです、得る物はないなのです。でも――


 総ての生命を最初から見限ることはしたくないのです。ごめんなさい……」


「――っ」


どうやら救いの理想論を語る馬鹿は古今東西問わず同じ思考に辿り着くらしい。
不殺の枷を己に嵌めどんなに傷付こうが信念を曲げない愚の骨頂。
それでも誰も見限ることなく総てを救おうと手を必死に伸ばす馬鹿野郎共。


「あー! あー! 神様この腐れ野郎め、ワイにもう一度尻拭いさせるつもりやな、黙って眠らせとけボケ」


立ち上がり男は叫ぶ。死んでも生きていても彼の道には同じ志を持つ者が隣にいるらしい。
同じ志とは男と同一ではなく、馬鹿共を指している。

「ま、マスターさん!? どうしたんですか?」

「ええか、アーチャー。これから戦っても殺す時は殺す。ってか必ず殺せ」

「……それがマスターさんの命令なら従うのです。でも、私にも少しは――ふぇ!?」

「お利口やな。夢語るだけなら誰にでも出来るんや。それだけは覚えとき」



男はアーチャーの頭の上に掌を置くと無造作に髪を弄る。
突然の行為に驚き、頬を赤らめるアーチャーだが男はそのまま窓を介して外を見つめる。
高さがある、此処は宿の一室だろう。それも自分が居た砂漠のような場所ではなくコンクリートで覆われている。
この外には願いのために殺しに掛かる外道共が溢れる無法地帯になる。


(アーチャーが英霊つってもワイにはガキにか見えへん。そないガキに選ばせとうない)


不殺の夢を追い続けるか。現実に戻り手を殺しに染めるか。
英霊、それも戦艦となれば多くの生命を奪ってきたのだろう。
少女という器が邪魔になり、男は――。

これは夢にしておこう。
彼は死んだ。この事実は覆らない。だが生きている。
それは理解している。けれど、けれど、だ。
他の人間を殺したら願いが叶う。簡単に信じられる話ではない。
彼とて聖職者の端くれだ。血塗られた聖杯など御法度だろう。


「マスターさん。その、これから頑張るのでよろしくお願いします……なのです」

「そうやな。よく解らんが黙って死ぬ気なんてないからな。
 ニコラス・D・ウルフウッドの生はもう一度だけ動くで、遅れるなよアーチャー」


もし総ての参加者が自分と同じ一度死んだ存在ならば。


「死んだ人間が墓から出て来ても碌な事にならへん、終わらせてやるのが筋や」


例外なく殺害する。
過程や結果はどうであれ死んだ人間は死んだのだ、現実を受け入れろ。


「だからなアーチャー。不殺なんて腑抜けた事は……まぁ」


ウルフウッドは最後まで語らず言葉を切る。
アーチャーは彼が言ったことを理解しているような表情を浮かべる。
その表情は笑顔ではなく、どこか暗く、それでも事情は理解しているような困り顔。
甘い夢を語っているのは解る。それでも貫きたい。しかしマスターのために総てを捧げよう。


「一つだけ聞いてもいいですか?」

「ええで」

「マスターさんの願いを教えて下さい」


大事な事を聞いていなかった。
マスターに総てを捧げる覚悟はあるがその行く末を聞いていなかった。
ウルフウッドはサングラスを外しこう答えた。


「きっしょ。そんなん絶対教えへんわ」


「え、ええ!?」


願いが恥ずかしい人間もいるだろう。夢は秘めておく物だ。
だがウルフウッドからその返答が来ると思っていなかったため面を喰らってしまう。
少し空気が和らいでので居心地は良くなったが。



不殺。

この信念を謳う存在と再び出会ったウルフウッド。
既にこの世界から消えた彼に再度言い渡される物語。

聖杯は総てを叶える。
その権利を求めるために彼は戦う――違う。
死んだ人間は死んだ。願いだろうと何だろうと生き返る事はない。

やり直したい事がないと言えば嘘になる。
けれどそれら総てを含んだ結果がウルフウッドの証であり物語である。

証を否定することは彼の物語に登場した総ての存在を否定する事になるのだ。

(見てるかトンガリ、ワイはまーた厄介事に巻き込まれてもーた)

平穏な世界は誰もが夢見て生きている。
辿り着けないだけであり、理想論は本当に理想の領域に留まっている。

(こんなガキがおんどれと同じ事ゆーてるで)

手を伸ばしても届かない事は十分承知している。
それでもお前は見限らなかった。

(でもな、アーチャーはまだ間に合うんや。ま、元から殺しはしてると思うけどな)

(そんな事言ってウルフウッドは付き合ってあげるんでしょ?
 優しいな―! 僕にも何だかんだで優しくしてくれたし本当に君は――)

(勝手にしゃしゃり出てくんなボケカス。お前はリヴィオの事頼んだで)

ウルフウッドに願いはない。
彼が求めるのはあるべき場所に還る事。つまり再び眠る事。

そのためには聖杯戦争を終わらせなくてはならない。
面倒な話だが仕方が無い。恨むなら神様にでも。聖職者とは思えないが。


(ワイはやるで、トンガリ。
 生きて還るや、もう死んでっけどな。最後の寄り道ぐらい神様も赦してくれるやろ)


そして死んだ男は再び動き出す。
彼の証でもある十字架を背負い込み荒れ狂う聖杯戦争を生き延びるために。


「アーチャー見とるとガキ共を思い出す……悪くはないのが腹立つでホンマ」



【マスター】
ニコラス・D・ウルフウッド@トライガン


【マスターとしての願い】
なし。


【weapon】

  • 拳銃
 彼が愛用している代物

  • パニッシャー
 ウルフウッドの代名詞でもある十字架を型どった最強にして最高の個人兵装。
 原作では群を抜いての超重量兵装で銃とロケットランチャーの複合兵器。
 弾丸の破壊力は大口径の機関砲以上あり砲弾一発一発が厚さ1m以上コンクリに1mほどの風穴を空け、発射速度は秒間100発以上はある。
 ロケットランチャーの方は数百mの爆風と衝撃を起すほどでロケット砲は自動装填があされるので連射が可能
 またパニッシャー×3の一斉射撃を防ぎきる異常な堅牢さもあり盾としても利用可能。
 大の大人5,6人ほどでようやく持つことが出来、総重量は数百キロある。
 ウルフウッド、ラズロはその超重量を接近戦での戦闘時に一瞬で数十回以上振りますなど攻撃に使用していたが、それは生体機能強化を受けている人外の為である。
 当然ながらその重量の為、人類が扱える所か持てる物ではない。


【能力・技能】
 原作ではその類稀る身体能力と戦闘センスで数々の修羅場を潜り抜けて来た。
 銃火器の扱いは勿論のこと、暗殺にも長けている。
 身体改造及び薬物投与によって人間離れした耐久力と身体能力を持っている。


【人物背景】
 孤児院によって育てられた孤児だが後に暗殺組織に身を置きのその身体を闇に染める。
 暗殺組織であるミカエルの眼から抜けだした後はGUNG-HO-GUNSに名を連ねる事となる。
 任務の中で不殺を謳うヴァッシュと出会い彼と共に行動する。
 その中で彼の中に眠る信念に触れるもウルフウッドは現実を見ていた。
 旅の最後、多くの修羅場を生き延びた彼は孤児院の家族であるリヴィオと――。


【方針】
 願いは無く、襲ってくる参加者は全て殺すつもりでいる。
 生き抜く上で理想や甘い戯言は通用せず、現実的に彼は戦い抜く。
 最後の一人になったらあるべき場所(死の世界)へ還る事を願うつもりでいる。



【クラス】アーチャー


【真名】
 電@艦隊これくしょん


【パラメータ】
 筋力D 耐久B 敏捷D 魔力E 幸運E 宝具D++


【属性】
 秩序・善


【クラス別スキル】
 単独行動:D
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。

 対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。


【保有スキル】
 艦娘:A
 生前戦艦だった存在を少女として転生させた者達が持つ能力。
 水上ではステータス以上の力を発揮することが可能である。
 また「近代改修」により鉄や燃料などの資材を消費することにより地力を上昇させることが可能。

 救済:A
 例え救う価値の無い存在でも。敵であっても救う優しい力。

 尽力:A
 自分のためよりも他者のために戦った時、本来以上の能力を発揮する力。 

 戦闘続行:C
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。


【宝具】


『砲雷撃戦』
 ランク:E 種別:対軍宝具 レンジ:1~200 最大捕捉:1000
 駆逐艦としての装備を展開する能力。
 その大きさは当時と変わらず対人戦では圧倒的な火力で相手を殲滅する。
 能力のイメージとしては何もない空間から装備を具現化させる。
(ギルガメッシュの王の財宝に近いイメージです)



『第一水雷戦隊暁型四番艦駆逐艦電』
 ランク:D++ 種別:対軍宝具 レンジ:―― 最大捕捉:――
 生前の姿である駆逐艦を海域と共に展開し相手を制圧殲滅するアーチャー最大の切り札である固有結界。
 雷自身は魔術師ではなく元は駆逐艦であるが乗組員全員が心象風景を共有し、皆で展開することにより結界を継続させる。
 展開される領域は海域だが陸地も存在する。相手が陸地にいるか海域に居るかは相手の幸運に左右される。
 結界発動時、雷とマスターは駆逐艦に乗り込むことになり、乗組員の承認を得ればマスターが指揮を執る事も可能である。。
 なお、魔力供給の関係上発動可能回数は多く見積もって二回、三回目は現界を超える。


【weapon】
 ・12.7cm連装砲(立ち絵、初期装備)。

 ・高速建造材
 何かを作る時に役に立つ……かもしれない。(三つしかありません)


【人物背景】
 かつて日本において実際に運用されていた駆逐艦。
 スラバヤ沖海戦などに参戦するも最後は轟沈させられてしまった。

 その駆逐艦の魂が少女の形となって転生したのが英霊である電だ。
 艦隊これくしょんでは最初に選べる秘書官の一人であり選んだ提督も多いだろう。

 アニメでは他の駆逐艦達と仲の良い日常が描かれている。
 カレーに高速建造材をぶちかます辺り天然(?)かもしれない。


【サーヴァントとしての願い】
 マスターに全てを捧げる。


【基本戦術、方針、運用法】
 マスターのために戦うが生命は奪いたくないと思っており、命令といえど反抗する恐れがある。
 戦術としては狙撃ではなく広範囲圧倒的火力で相手を焼き尽くす。

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