ラノロワ・オルタレイション @ ウィキ

ウソツキエゴイスト

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ウソツキエゴイスト ◆ug.D6sVz5w




 ――他人を自覚的に意識的に踏み台にできる人間。

 ――無自覚で無意識で他人を踏みつけていく人間。

 果たしてどちらの人間の方がより怖いものなのか、僕こと戯言遣いの主観においての結論はさておき、実際にどちらの人間の方が恐ろしいのかなんて質問の答えはおそらくは人それぞれ。
 これまでの人生の中において、どちらのタイプの人間に踏み台されてきたかによって、答えが異なる問題であるのだろう。

 常に他人を踏み台にしてきた人間。
 そもそも踏み台なんて物を必要としない人間。
 踏み台となる価値さえ与えられない人間。

 この僕がどのような人間であるかはあえて詳細は省くとしても、そのような僕でさえこの質問に対しての答えは持つ。

 確率二分の一の回答。
 二分の一で異なる意見。

 この質問を受けてその人間がどのような回答を下すか、なんてことは、この際関係さえ持ち得ないのだけれど、
どちらにせよ踏み台とされる人間にとってはたまったもんじゃない、ということに関しては確立二分の一の壁をはるかに超えて、ごくごく少数の例外を除けば大多数の同意を得られる答えとなるだろう。


 つまりはこれはそういう戯言。


 それは例えば一人の少女。
 彼女は自らの望みを実現させてしまう力を持っている。
 彼女の願いが叶う現実、その影には彼女と異なる願いを抱いてしまったが故に、望みが破れた物がいる。

 続く八月。
 終わらない夏。

 彼女は無意識のうちに他人の願いを踏みにじる。


 それはあるいは戯言使い。

 なるようにならない最悪。
 無為式。

 その周りの人間はたった一つの例外、鏡の向こうの自分を除いて、皆が皆、当たり前のように破滅する。
 彼らの願いは当然のように叶わない。


 無意識故の最悪か。

 自覚ゆえの災厄か。

 そんな二人と出会う少女はどうなるかという話。

 災悪と出会ってしまうが故に、あるいは最厄に出会うその前に、彼女の願いはすでに終わる――



 ◇ ◇ ◇



「天膳はいずこじゃ、小四郎はいずこじゃ」

 時刻はそろそろ夜明けに近い。
 闇一色だった空は少しずつ、だが確実に白み始め見慣れぬ町並み、墓標のようにそそり立つビル群の姿をあたりに示しだす。

 ふらふらと、とぼとぼと辺りをさ迷い歩く着物姿の少女、朧にとっては摩訶不思議極まりない町並み。彼女と同じ伊賀鍔隠れの忍び薬師寺天膳が心底驚き、胸躍らせたその景色はしかし、この少女の心を何ら動かす物ではなかった。

 ――今の彼女の胸裏を占める感情は複雑に絡み合っている。しかしそれらの感情が行き着く先は、その思いはただ一つ。
 愛しい男、彼女が愛する甲賀弦之介のために他の参加者を全て殺し尽くさねばならないという義務感のみ。

「いずこじゃ……」
 幽鬼のようにさ迷いながら彼女は呪詛のように思いを呟く。
 今の彼女に必要なのは忠実なる配下、あるいは利用できる強者。
 あるいは薬師寺天膳のような、あるいは筑摩小四郎のような、あるいは先ほど彼女がまるで歯が立たなかった獣のような男を殺せる誰か。
 そうした強者を見つけ、騙し、最後には切り捨てる。
 罪悪感などあろう筈もない。全ては彼女が愛する弦之介様のためなのだから。

「いずこじゃ……いずこじゃ……」
 「仲間」などとは決して言えない、ただ利用するだけの他者。それを捜し求めて朧は進む。
 大通り、路地裏。
 現代の町並みについての知識がないゆえに、そうした道の区別などなく、ふらふらと愚直に一つの方向へと歩きつづける朧。
 そんな彼女がしばらく進んだその後に。

「――ちょっと、そこのあんた!」
 不意に背後からかけられた言葉に彼女は歩みを止めて、ゆっくりと振り向いたのだった。

 背後に視線をやる。
 そこに立っていたのは見慣れぬ格好をした一組の男女。
 声をかけてきたと思しき女性のほうは腰に片手を当てて、もう片方の手でこちらを指差し、胸を張った偉そうな態度。

「……ハルヒちゃん、いくらなんでも見知らぬ相手にそんな態度は失礼過ぎないかい?」
 その少女の少し背後、ハルヒというらしき少女に負けず劣らず妙な格好をした男が、いかにもやる気なさげな様子で呟いた。

(……かぶき者?)
 朧は胸中で、目の前の二人組みを見定める。
 かぶき者、といえばそのもっとも有名な特徴はその派手な身なりだ。
 目の前の二人はそれほど派手な身なりというほどではないが、それでも彼女の常識に照らせば奇妙な格好であることは間違いない。
 詳しくは朧も知らぬとはいえ、いささか変わった形の衣服をまとう男女。これもまた新しいかぶき方の一種なのだろうと彼女は結論する。

 そしてかぶき者の特筆すべきはその性格。
 その人間の性格による差異もあるとはいえ、基本的には仲間同士の結束と信義を重んじ、命を惜しまない気概と生き方の彼らを仲間とすることができたなら、それは確かに魅力的だ。

 ……もちろんこれはただの一般論。
 何の根拠もないただの暴論に過ぎず、仮に裏切られたとしても誰も責められる物ではない。
 だがそれにもかかわらず、朧は彼女らと接触する道を選んだ。


 その理由はいくつかある。


 まず第一に朧は彼らのもつ情報を手に入れたかった。

 朧が動き始めてからすでに二刻は過ぎている。
 甲賀弦之介を始めとする、その理由は異なれど、朧がその姿を捜し求める者たちと出会いはせずとも、その風貌などを見かけたおそれはある。
 特に薬師寺天膳などはこの舞台においても、己の不死性を信じ忍びという身分にそぐわぬ大胆な立ち振る舞いをしている可能性は高い。
 ひょっとしたら目の前の男女はそんな彼の姿を見かけているのかもしれない。

 また彼女らがそうした情報を持っていなくても、使い道がないわけでもない。

 かぶき者といえばまず、武芸者崩れと見ていい筈。
 朧本人は武芸の心得など何もない素人以下の愚鈍なただ小娘に過ぎないが、それでも幼少の頃より忍びのものたちを、それも超一流の者たちを間近で見てきた身。
 目の前の男女が単なる商人、農民崩れ風情でないことなどは見ればわかる。

 ……もちろんあの獣のような男などに勝てるかどうか、といえば疑問ではあるが、彼女の盾となってくれる者としてその技量は十分に合格であろう。

「聞こえないの、返事をしなさい!」
「は、はい。何でございましょう」
 かくして彼女は再度の呼びかけに、おどおどと返事をする。

「あたしの名前は涼宮ハルヒ。ちょっと前にあなたの姿を見かけて追いかけてきたんだけど、あなたちょっと前までホールにいたのよね?」
「え、あ、その……」
「命令よ、言いなさい。ホールの中にはどんな奴がいたの? 
凄腕の殺し屋とか、超能力者とか、宇宙人とか、魔法使いとか、忍者とか。どんなのでもいいわ、なにかこう普通じゃないのはいなかった?」
「……え、あの……」
「少しは落ち着こうよ、ハルヒちゃん」

 弦之介の為にならば鬼ともなる覚悟を決めた朧ではあるが、もともとの性格はどちらかといえば温和なほうである。
 必然、ただの交渉においては強く出てくる相手には、どうしても強気には出にくい。

 直前の決意もどこへやら、思わず数歩退いた彼女を見て、、ハルヒと名乗った少女を抑えようと男が声をかける。

「なによ、いー」
「いくらなんでも見知らぬ相手にそこまで強気に出るのはね、さすがにどうかと思う。『乗っていた』らどうするんだい?」
 そう言うといーというらしき男はちらりと朧に視線を向ける。
 思わずびくりと身を震わせる朧。

「はあ? いー、アンタどこに目をつけてんの? 見なさい!」
「いや、今見たけど」
 びしり! とそんな擬音が聞こえてきそうな勢いで、少女は朧を指差した。

「いい? こんな和服がよく似合う可愛らしい女の子が殺し合いになんか乗るわけないでしょう! まったくこれほどの逸材そうそういる物じゃないわ。 有希やみくるちゃんとはまた違った魅力があるわね」 
「いや、その見た目だけで判断するのは危ないと思うんだけどね」
 もごもごと小さく呟く青年。
 それを無視してハルヒはさらに言葉を続ける。

「何いってんのよ! いい? これは大宇宙の真理なの。可愛い子は正義なのよ!」
「はぁ…………」
 降参というかのように、彼は両手を挙げる。
 そして、そのまま朧のほうへと再び視線を向け、

「それで」
「……え?」
「話は元に戻るけど、ホールにはどんな奴がいたのかぐらいは教えてもらえるかな? 
――まあ、間違いなく危険な人がいるってことぐらいは言われなくてもわかるけどね」
「え、あの……どうして……」
「それ、それ」
 彼は朧の左肩を指差す。
 傷自体はもう固まり始めているとはいえ、先ほど傷つけられたばかりの傷跡がそこにはある。

(――成る程、少し気狂いなのかと疑いもしたが、それなりには智恵も回るようじゃの) 
 最初こそ可愛い子がどうのと、突拍子もない言葉に調子を崩されはしたものの、落ち着いて考えればそういうことなのだろう。 

 この二人組みは女のほうが妙な言葉でこちらの調子を崩し、なおかつ油断をさせる役割を。
 その後で男のほうが相手から情報を引き出す役割を、それぞれ分担しているのだろう。
 それともあるいは女のほうはただの素で、それを男のほうが利用しているだけかもしれない。
 どちらにせよなかなかどうして、上手いやり方である。

 そして彼らは行動に移る前に情報を欲している。
 ――上手く売りつければ、彼らと行動をともにすることもそう難しくはない。


 朧は小さく

 決して悟られぬように

 だが確実に

 嗤った。



 ◇ ◇ ◇


「成る程、あなたも大変ねー」
 同情したような感じでハルヒちゃんは呟いている。

 少し前。
 ホールまで近付いていた僕らが見たもの、それはホールから逃げ出していく和服姿の少女の姿だった。

「どうす――」
「なにしてんのよ、いー! とっとと来なさい!」

 選択肢は二つあった。
 一つはホールの情報を持っていると思しき、あの少女を追いかけること。
 もう一つはこのままホールの周辺を見張って動きを観察すること。
 どちらを選んでも情報は得ることができるために、ハルヒちゃんに選択を任せようとしたのだけれど、問い掛ける前に彼女は少女を追いかけていた。

「――まあ、いいけどね」
 そう呟いて後を追う。
 大通りに沿って進むでもなく、路地裏を隠れるように進み続けるでもない彼女を追跡するのは、まあ多少困難だった。
 けど、ホールの近くでは下手に呼びかけて足を止めさせることができないために、結局彼女に追いついたのはホールから少し離れた場所での事となった。

 その後はお約束な情報交換。

 朧と名乗った(名簿にも苗字は書かれていなかった)彼女の話によると、彼女は甲賀弦之介というとても強くて正義感もある素敵な男性を探してホールに近付き、獣のように素早い男に襲われて、ほうほうの体で逃げ出したらしい。
 あのような輩など弦之介様がいれば……と怖い顔で呟いていたから、まあホールに彼がいないだろうということがわかったぐらいが収穫か。
 ある意味もっとも知りたかった挑発の主に関しては、

「…………よく、わかりませぬ。あの時は逃げるのに懸命ゆえに……」
 とのこと。

 彼女は当然のごとく、僕やハルヒちゃんにも彼と出会ってはいないか、あるいはちらとだけでも見かけてはいないかなんて尋ねてはきたが、ハルヒちゃんが最初に出会ったのが僕で、僕は古泉君とハルヒちゃん、朧ちゃんにしか出会っていない。
 まあそもそも、ちらと見かけた程度の人物など僕が覚えているはずなんてない、なんていうのは戯言だけど。

 それでは、と彼女が次に口にしたのは薬師寺天膳という人物のこと。

「あやつは知り合いの中でも命知らずの怖いもの知らず。このような場所においてもきっと、己が殺されず筈はないと言わんばかりに意気揚々とうろついておる事でしょう」
 それはまた剛毅な話だ。

 あるいは勇敢。
 あるいは無謀。
 あるいは無知。
 あるいは愚鈍。

 死なないはずの少女でさえ、殺されてしまえば終わってしまうこの世界の中、そこまでの自信を持てる人物などは逆にあって見たくもなる。
 まあ、会ってみたくもなるということは、会っていないことの裏返し。
 朧ちゃんの期待にはそえないという事なんだけど。

「なによ、いー。あんた使えないわね」
 とはハルヒちゃんの言葉。
 けれどそれは大間違いだよハルヒちゃん。

 立てば嘘吐き座れば詐欺師、歩く姿は詭道主義――

 戯言遣いが使える人間なんて判断した時点で、これ以上ないぐらいの勘違い。
 役に立たない戯言使い。
 厄にしかなりえない欠陥製品。

 なんてのはまあ戯言だけどね。

「――そう、ですか」
「ねえ、あなたここから先にその弦之介さんとかを探すアテはあるの?」
 探し人の情報を得られずに、やや落ち込んだ様子の朧ちゃんにハルヒちゃんが声をかける。

 ああ、まあ彼女の性格を考えたらそうなるんだろうね。僕はこれから彼女がなんていうのか何となくわかってしまった。

『あなた私たちと一緒にこない? SOS団は困っている人を放っておくような冷たい集団じゃないわ!』
「あなた私たちと一緒にこない? SOS団は困っている人を放っておくような冷たい集団じゃないわ!」

 なんて予定調和。

 唐突な言葉に理解がついていかないのか、呆然と驚いている朧ちゃんにハルヒちゃんは言葉を続ける。

「それがいいわ! そうしなさい! 安心して、今はまだ運転係しかいないけど、メンバー全員が揃ったSOS団に不可能なんてないんだから! あなたの探している人たちだってすぐに見つかるわ!」
「……えす、おう……えす?」
「あー、まあそれは軽く聞き流したほうがいいと思うよ朧ちゃん。まあこの場合大事なのは君が僕たちと来る気があるのかどうかって事だと思うし」
 いまいちハルヒちゃんのテンポについていけないのか理解が遅れる朧ちゃんに、運転係ことこの僕がフォローを入れる。

「宜しいのでしょうか……?」
「良いに決まっているじゃない! SOS団は困っている可愛い子を無視するようなことはしないのよ! 団長のあたしが言うんだから間違いないわ!」
「では、その……よろしくお願いします」
「大船に乗った気持ちで任せてちょうだい!」

 そう言うとハルヒちゃんは笑った。

 そして朧ちゃんは嗤った。

 ただ、それだけの決定的な違い。
 この場では僕だけがそれに気付いていた。



【D-4/ホールよりやや南/一日目・早朝】

【朧@甲賀忍法帖】
[状態]:健康、精神錯乱? 左肩浅い裂き傷(血は止まっている)
[装備]:弦之介の忍者刀@甲賀忍法帖
[道具]: デイパック、支給品一式
[思考・状況]
 基本:弦之介以外は殺す。そして弦之介に殺してもらう。
 1:この者たちを利用する。とりあえずは同行する。
 2:より使えそうな者、者達がいたらそちらを利用する。
 3:天膳、小四郎辺りを優先的に探す。
[備考]
※死亡後からの参戦


【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】
[状態]:健康
[装備]:クロスボウ@現実、クロスボウの矢x20本
[道具]:デイパック、基本支給品
[思考・状況]
 基本:この世界よりの生還。
 1:朧の知り合いを探してあげる。
 2:ホールで叫んでた奴、またはそれに惹かれてやってきた奴(獣のような男?)にも興味あり。
 3:世界の端も確認しに行く。
 4:SOS団のみんなを探す。




 ――そして僕も嗤った。

 古泉君は言っていた。涼宮ハルヒを絶望させることが脱出の一番の近道だと。
 彼は気付いていないのか、それとも気付いたが故に口にしなかったのか、その脱出方法の最大の欠点に。

 仮にハルヒちゃんの力が彼の言ったとおりの代物で、本当にハルヒちゃんを心の底から絶望させれば僕らが元の場所に帰れるとしても、絶望させた当人はおそらくは戻れないということに。

 絶望し、この現実から逃避した彼女が望む「元の現実」にそのような不安要素はあってはならない。

 きっと、おそらく、疑い様もなく、間違いなく、他の全てが元通りになった世界。仮に死者さえ蘇ったところでかけるたった一つのピース。
 この舞台に取り残されるただ一人きりのジョーカー。

 僕がこの先彼女の力を信じるようなことがあったとしても、その役目を請け負うことはごめんだった。

 そのために必要なスケープゴート。
 知らずにガン付きのジョーカーを握らされる負け犬。

 そんな厄目を背負う人間、僕に代わって涼宮ハルヒを絶望させる人間は、この後状況がどう転がるにしたって速めに用意しておいた方がいい。

 だからこそ、僕はハルヒちゃんが朧ちゃんを仲間に引き入れることを一切止めはしなかった。
 唯我独尊の人格のようでいて、ハルヒちゃんは仲間を思う気持ちはかなり強い少女だ。

 仲間の裏切り。
 彼女を絶望させるのに、この方法を試してみないのは嘘だろう。 

 だからさ、朧ちゃん。
 君にはなるべく早く僕たちを裏切って欲しいんだ。

 少し話を聞いてわかったよ。
 君は間違いなく殺し合いの乗った側の人間だって。

 確かに君の話それ自体には何の矛盾もなかった。


 ――けどね、朧ちゃん。

 仲間や愛する人の姿を探して、危険な場所へさえ恐れずに進む健気な美少女、そんなモノが僕の身近にいるはずがないんだよ。
 ならばそんな嘘をつく君は間違いなく、挑発に乗ってホールへと向かったはずだ。

 そうして無様に負けた負け犬のはずだ。

 だから他人を利用しようとした寄生虫のはずだ。

 故に君の願いなんて叶わないはずだ。

 ――願わくば、次の放送で君の探している人の名前が呼ばれることを祈っているよ。
 そして、惨めに暴走して、涼宮ハルヒに手始めの絶望を与えてくれないかな? 

 ほら、もうすぐ放送時間だ――




いーちゃん@戯言シリーズ】
[状態]:健康
[装備]:森の人(10/10発)@キノの旅、バタフライナイフ@現実、トレイズのサイドカー@リリアとトレイズ
[道具]:デイパック、基本支給品、22LR弾x20発
[思考・状況]
 基本:玖渚友の生存を最優先。いざとなれば……?
 1:当面はハルヒの行動指針に付き合う。。
 2:一段落したら、世界の端を確認しに行く。
 3:涼宮ハルヒを観察。ハルヒの意図がどのように叶い、どのように潰えるのかを見たい。
 4:放送直後、朧を警戒。

[備考]
 涼宮ハルヒは、(自分も気づかないうちに)いーちゃんの『本名』を言い当てていたようです。
 朧が殺し合いに乗っていると、証拠はないが確信しています。



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