1. ファイル名を指定して実行
コマンドプロンプトが開く
optitonの種類
/k ([command]):cmdを立ち上げ(コマンドを実行し)閉じない
/c ([command]):cmdを立ち上げ(コマンドを実行し)閉じる
command以降の部分はcommand-lineとなる。
command-lineは"&"でつなぐことにより逐次実行できる
ipconfig & dir
cmd /c ipconfig <=> cmd /k ipconfig & exit
cmd /k ipconfig <=> ipconfig
コンパネが開く
スクリーンキーボードの表示(On Screen Keyboard)
システム情報表示
コンピュータの管理画面を開く(システムの設定とコンポーネントを表示)
タスクマネジャーを開く
リソースモニタを開く
コンピュータの管理の画面を開く
デバイスマネージャの画面を開く
デバイスマネージャの画面を開く
拡大鏡を起動
管理ツールの起動
パフォーマンスモニタの表示
システム構成を開く
2. コマンドプロンプト
optionにおける[-]と[/]は互換。だだし、[-]のときはオプションの文字をそのまま続けられる。[/]は不可
/a /b -> /abは不可
- cls:(clear the screen)コンソールの表示内容を消去
pause & exitで一度停止して何か押すと終了
一行のコマンドライン上では[command] & [command]のように結ぶことによって、一行で逐次的にコマンドを実行できる
- netstat:ホストのネットワークの接続状態などを表示
[option]
[-a]:現在のすべての接続状態を表示
[-e]:インターフェイス(イーサネット)のレベルの統計情報を表示
[-s]:プロトコル(TCP/IP/UDP)のレベルの統計情報を表示
[-r]:インターフェイス一覧とルートテーブルを表示
[-n]:ローカルアドレスとポート番号に対する外部アドレスを数値で表示
[-f]:外部アドレスを完全修飾ドメイン名(FQDN)で表示
[interval]:intervalに入れた数字の時間の秒数後に動作を繰り返す。Ctrl+Cで停止
[-p proto]:protoで指定されたプロトコルの接続を表示
proto:TCP,UDP,TCPv6,UDPv6
[-s]のproto:IP,IPv6,ICMP,ICMPv6,TCP,TCPv6,UDP,UDPv6
- ipconfig ([option]):ネットワーク環境の確認
[option]
[/all]:すべての構成情報を表示
[/?]:helpの表示
ローカルホスト(local host)は自分側
リモートホスト(remote host)は相手側
ホスト名はネットワーク上でコンピュータを識別するために付ける名前。基本的にはコンピュータ名(デバイス名)と同じ
コンピュータ名(デバイス名):端末そのものの名
ホスト名:ネットワーク上のコンピュータ名
ユーザー(アカウント)名:使用するユーザーの名
arp(Address Resolution Protocol)はプロトコルの一つ。イーサネットでデータを送受信する場合、送信元と送信先のMACアドレスが必要。データを送る前に宛先の端末のMACアドレスを問い合わせるプロトコルがarp。IPアドレスからMACアドレスを解決する。
arpリクエスト(arp要求):IPアドレスを同一ネットワーク内のすべての機器に問い合わせる(ブロードキャスト:一対多通信)。
arpリプライ(arp応答):問い合わせと異なるIPであれば破棄、一致した場合は自身のMACアドレスを返信元へ返答(ユニキャスト:一対一通信)
- help [command]:(commandの)ヘルプの表示
helpコマンドが使えないときは、command /?でhelpが表示されるものもある
システムの情報を表示
3. 用語
IPアドレス
グローバルIPアドレス(パブリックIPアドレス)
世界にただひとつであり、インターネットに接続する際に割り振られるIPアドレス
プライベートIPアドレス(ローカルIPアドレス)
ルータに割り当てられるローカルネットワーク内で使用するIPアドレス。他のネットワーク上で同じものがあってよい
MACアドレス(物理アドレス)
世界にただひとつであり、ネットワーク機器についているアドレス。最初の六文字がベンダ(メーカ)コード。後半の六文字はベンダの管理番号
343dc4:buffalo
ec2125:toshiba
5cc5d4:intel
b44506:dell
NAT:Network Address Translation
ネットワークアドレス変換。プライベート(ローカル)IPアドレスではインターネットに接続できない。そのため、プライベート(ローカル)IPアドレスとグローバルIPアドレスを変換してインターネットに繋げられるようにするための変換方法(広義にはIPアドレスを別のIPアドレスに変換すること)。ルータがもつグローバルIPアドレスとLANに繋がっているプライベート(ローカル)IPアドレスを一対一対応で変換して結び付ける。
PC(プライベートIPアドレス)→ルータ(グローバルIPアドレス)→インターネット(ルータのグローバルIPアドレス)でインターネットに出る
↓
インターネット(ルータのグローバルIPアドレス)→ルータ(PCのプライベートIPアドレス)→PCで戻ってくる
この方法ではルータに二つ以上のパソコンを繋げると一つのグローバルIPアドレスに二つのプライベート(ローカル)IPアドレスが紐付けされるのでインターネットの情報がルータに戻ってきたときにどのPC(プライベートIPアドレス)にデータを送ってよいか分からなくなる。
NAPT:Network Address Port Translation
NATに加えてポート番号まで含めて変換する。このため、インターネットからのデータがルータに戻ってきたときに、プライベート(ローカル)IPアドレス+ポート番号でPCを紐付けしているため、ポート番号の違いによってデータの送り先を区別でき、通信が確立される。
サブネットマスク
どこまでがネットワークアドレスで、どこまでがホストアドレス(端末側)かを表したもの。8ビットごとに4つ(32桁)に分けて2進数で表す。1が続く部分がネットワークアドレス部で0が続く部分がホストアドレスとなる。
IPアドレス=ネットワークアドレス部+ホストアドレス部
イーサネット
インターネットではなく、ローカルで構築されるLANなどの通信規格。
ISP(Internet Service Provider)
プロバイダのこと
エイリアス(alias)
ある対象や実体に対して、いくつかの異なるシンボルや識別子が参照できる仕組み。別名。
最終更新:2022年08月24日 15:25