インストール前に確認しておきたいこと。
Ubuntuのインストーラは 視覚的にわかりやすく自動的に割り振るので、そのまま使う分には特には問題ないでしょう。
ただ 他のOSでもそうなのですが、いざ違ったことをしようと思うと充分な知識が必要になり
最悪の場合「にっちもさっちもいかなくなって」しまって再インストールを余儀なくされることになります。
その前にある程度のトラブルを想定しておくことは必要だと考え、今まで問題になった部分を抜き出してみました。
ただ 他のOSでもそうなのですが、いざ違ったことをしようと思うと充分な知識が必要になり
最悪の場合「にっちもさっちもいかなくなって」しまって再インストールを余儀なくされることになります。
その前にある程度のトラブルを想定しておくことは必要だと考え、今まで問題になった部分を抜き出してみました。
インストール前にできるだけデータのバックアップを行なって下さい。
- 余程のことがない限りUbuntuのインストール自体は問題なく出来ますが
重要なのはUbuntuを使わなくなる時にUbuntu導入以前の環境に戻せるか、ということを意識して下さい。
残念なことにインストール後にUbuntuを使わなくなってしまう方は多いのです。
インストール前に必ず Ubuntuが動くかどうか試してから入れて下さい。
- ダウンロードしたUbuntuのisoファイルをCDに焼くと、そのままLiveCDとしてUbuntuを起動できます。
少なくともそこで無線LANやBluetooth機器、Webカメラやタッチパッドなどの外部の機器の動作は確認できるはずです。
特に無線LAN機器がつながらないトラブルが一番多いですので
いきなりインストールせずに、必ずLiveCD上で使えることを確認してから導入して下さい。
USBメモリにインストールする時は、その名称に注意して下さい。
- UbuntuをUSBにインストールしたい場合インストール先の確認はとても大事です。
間違ってHDDに入れてしまったというトラブルがままあるからです。
HDDやUSBメモリなどの外部記憶装置は、優先順に sda、sdb…と呼ばれます。 - 例として私のPC環境では2台のHDDを積んでいて sdaと sdbと認識し、USBメモリは差し込んだら sdgとして認識されます。
慣れないうちは ブートローダ(grub)のインストール先を変更しないで下さい。
- 「grubは使いにくいのでブートローダを変更しよう」という記事を時折目にします。
私も実際に試したことも有り(失敗しましたが…)、他の人のトラブルを目の当たりにしたこともあります。
MBR領域は一発で起動不能になる非常にデリケートな領域なので、完璧に理解しないうちに変更するのは大変危険です。
インストール時に sda なら sda に、sdg なら sdg に入れるようにして下さい。
常にバージョンと共に最新の記事を見ていくようにして下さい。
- Ubuntuはたびたび大きな変更をしています。
以前の記事では使えていたテクニックも、最新のバージョンでは役立たないこともあります。
Windowsでも XPとVISTA,7では違うように、Ubuntuのことを調べる時はバージョンも一緒に入れて探して下さい。