マクロスFRONTIERでエロパロ まとめwiki

3-24

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集
24 :無題:2008/07/28(月) 19:05:06 ID:rVHZyEoI
流れを読まずにスマン! ラジオで「あの」話題が出たモンで、ツイ…!

ミシェル×クランで投下。ありえんミシェル注意。
「カッコイイ」ミシェルお望みの方、是非スルー願いますwでは…

格納庫でゼントラーディサイズのクランに声を掛けた。
「ジェシカの墓参りに付き合ってくれないか?」
クランはいつもの笑顔で鷹揚に答えた。
「了解した」

当日、約束の時間よりかなり早く着いた俺は姉の墓の前で独りごちた。
「…応援よろしく、姉さん」
「…ふふ、ガンバって…」……そんな声が聞こえたような気がした。

ここを選んだのはちょっとした戦略のつもりだった。
ここでならさすがに「NO」は無いだろう。我ながら姑息なものだ。

約束の時間より前にもかかわらず、
現れたクランは自分の方が遅かった事を律儀に詫びた。
俺の手に二つ花束が握られていた事には、気づいたようだったが
特に質問を寄越したりはしなかった。

花束を一つ置き俺の隣に立ったクランと黙祷する事暫し…
どちらともなく二言三言会話して、

いきなり俺はクランの正面で膝をついて向き直った。
驚いたクランが何事かと目を見張る。
残ったもう一つの花束を差し出して俺はクランに言う。
クランの顔を軽く覗き込むように真っ直ぐ瞳を見て
姫君にするように、女王に跪くように、手を取って
…この世界でまだ他の誰にも言った事の無い言葉を。
心からの…敗北を宣言する。

「俺と結婚して下さい。」

一瞬、色を失った様に見えたクランの翠の瞳が
あっという間に大きく揺らめき始める…
大粒の涙を一度拭うと、クランは滅多に見られない笑顔……はにかんだ笑顔で
こう答えた。

「……はい!」

勝利宣言。…そう、俺には聞こえた。そして、この世界で一番小さな…
幸せを手に入れた瞬間。
多分それは、俺にとって世界のすべて……

<了>
人気記事ランキング
ウィキ募集バナー