723 :早乙女アルトの限界 : 2009/01/31(土) 10:29:35 ID:HwJ5M/1X
アルト×シェリル(アルト視点) ※初体験エロ
素晴らしい職人さん達に触発されて初投稿です!
見辛い部分あるかもしれませんが、大目に見て頂けると嬉しいです。
早乙女アルトは最早限界だった。
付き合い始めて早三ヶ月、未だにキス止まりなのだから当然と言えば当然だろう。
「今日こそは決める!」
オレの頭の中はその決意で一杯だった。
姫だとか呼ばれているがオレだってれっきとした男。好きな女を抱きたい欲求
は人並みにあるし、簡単に押さえ切れるモノじゃあない。
どう切り出そうか…。
柔らかいソファーに深く腰を下ろしながらそんな事を悶々と考えていると
バスルームからシェリルが出てきた。
「来てたのね、任務はもう終わったの?」
「ああ、ついさっきな。」
短パンにキャミソールといった風呂上り姿は相変わらず目に毒だが、本人
は無邪気な笑顔を向けながら目の前、つまりオレが開いている両膝の間に
腰を下ろして振り返った。
「特別にアタシの髪を拭かせてあげるわ、ありがたく思いなさい。」
「…ったく、それのどこが特別なんだよ。」
「あら、シェリルの髪を拭ける機会なんて早々ないと思うけど?」
「ハイハイ、やれば良いんだろ。むしろお前がありがたく思えっての。」
文句を言いながらもシェリルの頭に被さるタオルを手に取り、柔らかな
ピンクブロンドの髪を優しく拭き始めた。
鼻を掠めるシャンプーの甘い香りがオレを酔わせる。
気が付くと、髪の隙間から覗く綺麗な項に唇を寄せていた。
「ぁっ…。」
「ちょっ…、い…いきなり何なの?」
突然の刺激に驚いたシェリルの甘い声が微かに聴こえ小さく肩を跳ねさせたかと
思えば、真っ赤に染まった顔を勢いよく振り向かせて文句を放つ。
困惑に歪む眉、潤んだ瞳、上気した頬。
それを見た瞬間、なけなしの理性が吹き飛んだ。
「…シェリル、オレもう限界。お前を抱きたくて……どうにかなりそうだ。」
そのまま正面から性急に抱き寄せて、掠れた声でオレの欲を囁いてやる。
シェリルの身体が微かに震えたのが分かった。
無言を肯定と受け取って怖がらせないようにゆっくりとソファーに
押し倒すと、普段の高飛車な態度からは想像出来ない程弱弱しい姿
が視界に映り、鼓動を高鳴らせる。
するとシェリルがようやく声を出した。
「乱暴にしたら承知しないんだからね?」
「分かってる。オレだって初めてなんだ、出来るだけ優しくするさ。」
「アルト……。」
必死に強がるシェリルが愛しくて、色付く唇に噛み付いた。
隙間から挿し入れた舌を蠢かせながら甘く甘く、夢中になって貪る。
「ン……んッ。」
シェリルのくぐもった声が洩れると、それに急かされるようにして片手を
キャミソールの中へ進入させた。
……が、予想に反するダイレクトな感触に思わず固まったまま大声をあげる。
「――っ!?お…おまっ、何で下着着けてねぇんだよ!」
「はぁ!?アタシは寝る時着けない主義なのっ、別に良いでしょ。」
「お前なあ、こっちにも心の準備ってモンが……。」
そこまで言い掛けた不満が自然と消えたのは、手のひらに触れる柔和な
ソレが余りに魅力的だった為だ。
世の中にはこんなに柔らかいモノがあったのか…などと考えながらやわやわと
揉んでみるとシェリルが艶のある吐息を吐き出した、感じているらしい。
無性に嬉しくなってキャミソールを捲くり上げ豊かな乳房を晒すと、先端は既に
ぷっくりと果実のように尖りオレを誘う。そのまま一度舌先で突いてみた。
「ぁンっ…。」
可愛らしい声がもっと聴きたくて、突起を咥内に含んでから舌をヌルリと
存分に絡ませる。片方の乳房は揉みしだいたまま、もう片方は突起を舐め
たり吸ったりと執拗に嬲り続けてシェリルを啼かせた。
「ぁっ、ァっ、んっ、ゃあ…っ。」
「…ん……、シェリル。」
一度胸から顔を離すと、唾液に濡れた突起が厭らしく光っている。
そっと下へ移動させた片手で脚の間にある中心部分を探り、身体を
強張らせるシェリルを無視して下着越しに触れてみた。
湿ってる……。
短パンに手を掛けたところでぎこちない視線を向けて問い掛ける。
「良い…か?」
「い…いちいち聞かないでっ、馬鹿アルト。」
シェリルらしい悪態に思わず笑みを零すと、短パンを下着ごとずり下げて
脚から抜いた。恐る恐る両脚を左右に開いてみる。
初めて目にする'女'にオレは生唾を飲み込んだ。
震える指先で薄いブロンドの茂みを掻き分け割れ目をそっと広げた瞬間、
クチュリ…と卑猥な粘着音が響く。
少し暗いピンク色のソコは蜜を滲ませながらヒクヒクと生き物のように
蠢いてオレを誘う。余りの光景にオレ自身も熱が溜まるのを感じた。
親指と中指で割れ目を広げたまま人差し指の先端で入り口付近の壁を擦ると、
ビクンッとシェリルが反応した。
そのまま肉壁を押し広げるように人差し指を埋め込む。
狭いうえに更に狭めようとキュウキュウ締め付けられる感覚に身震いしながら
ゆっくり出し入れを開始する。自身を挿れたらどんなにイイか…などと考えて
仕舞ったせいで、自身の熱が一層高まった。
「んっ、や…っぁ、だ……ダメっ。」
「嘘つくなよ、シェリル。ココ…すごい濡れてきてるぞ、気持ち良いのか?」
「ゃっ、バカっ。ぁっ…ぁんッ、言わないで…よぉ。」
「……お前、可愛い過ぎ。」
大分解されてきたと判断して指の動きを早めながら、ソコに顔を寄せた。
甘い、少しツンとした女の匂いに酔う。
「ぁっ…アルトっ、ヤダっ、そんなとこ汚い!」
「汚くねぇよ。その…何て言うか、花弁みたいですごく綺麗だ。」
似合わぬ台詞に気恥ずかしさを覚えると、誤魔化すようにソコへ口付けた。
以前話半分に聞いていたミシェルのアドバイスに従うのは癪だが、この際
仕方ない。そう思って、見付けた小さな突起、その肉芽を口に含んで舌先
で撫でてみた。
「ひぁ…っ!?」
途端に今までにない程敏感な反応を見せるシェリルに悦びを覚え、指の動きと
同時進行で肉芽を舌で転がす。どうやらミシェルのアドバイスは的確らしい。
「ハァっ、ぁっ、ぁっ…んっ、ゃ……なんか来ちゃ…う。」
「大丈夫だ、我慢しなくていいから。」
「ゃっ、アルトっ、アル…――ッあぁァっ!!」
段々と肥大するソレを思い切り吸い上げた瞬間、膣に挿入っていたオレの指を
キツく締め付けながら不規則な痙攣と共にシェリルは絶頂を迎えた。
「は…っ、ハァ……ぁ…ん………。」
「シェリル、ヨかったか?」
「…っ、し…知らないっ。」
指を引き抜くと同時に顔を上げて尋ねると、とろけた表情を逸らしながら
拗ねたように返された。恥ずかしいんだろう。
そんな姿にすら悦びを抑え切れないまま、既に欲望をはちきれんばかりに
溜め込んだオレ自身を衣服から取り出した。シェリルが思わず目を逸らす
のが分かって軽く苦笑いする。
「少し痛いかもしれねぇけど、我慢してくれるか?」
「…うん、平気よ。」
素直に頷くシェリルを確認してから、濡れそぼる蜜口に先端部分を宛てがい
ゆっくりと腰を推し進める。予想以上の締め付けに眉を寄せながら熱い息を
吐くと、そのままつっかえる部分を打ち破って一気に奥まで貫いた。
「んっ…――ッく!」
「……っは、大丈夫…か?」
「痛いけど、アルトと一つになれて嬉しいから…平気。」
「シェリル……、好きだ。」
痛みに耐える表情に胸を締め付けられて無意識にその台詞を囁いた。
照れ隠しに何か言い掛けるシェリルの唇を塞いで、そっと瞼を綴じる様子を
細めた眼差しで捉えながらゆっくりと律動を開始する。
「ンっ、ぁっ、ぁっ、はァ…っ。」
「…っは、シェリル…っ。」
一度動き出したらもう止まらない。
痺れるような甘い快楽に溺れるかのように、オレは夢中になって腰を振った。
シェリルの方も痛みが快感に変わったのか艶やかな啼き声を漏らして必死で
オレにしがみついてくる、時折背中に走る微かな痛みすら愛しい。
ある一点を突くと一層締め付けが強くなった。
「ひァぁっ、ぁっ、ゃあっ!お願っ…、も……止めっ、ぁあっ!」
「…悪い、無理だ。」
止まらない打ち付けを続けながらシェリルの限界を悟ったオレはラストスパートに突入し、
欲望に身を任せたまま弱点を強く強く突き上げる。
「ぁっ、ァっ、アルトっ。また…っ、ァんっ、あぁ――ッ!!」
瞬間、シェリルが爪先をピンと張って身体全体を震わせた。
それと同時にナカが激しく痙攣し、柔い肉壁が自身を優しく包み込みながら
キュゥッと痛い程締め付けてくる。
「ぅあ…っ、ヤッベ……!」
突然の強い快感に表情を歪めるものの、自身を引き抜く余裕もないまま膣内に熱い精液を勢いよく吐き出した。
溜め込んだ欲が止まらない。
ピクン、ピクン、と規則的に痙攣しながら未だに注ぎ込まれている精液を
受け入れるシェリルに、オレは申し訳なさそうな表情を向けた。
「……我慢出来なくて、ごめんな。」
シェリルは朧気な微笑みを浮かべて、消え入りそうな声で囁く。
「ありがと……。大好きよ、アルト…。」
それだけ告げて気を失って仕舞ったシェリルをそっと抱き締めると、ようやく
射精が止まった自身を埋め込んだまま身体を密着させる。
あどけないシェリルの表情を眺める内に愛しさが込み上げ、甘く唇を啄ばんだ。
「オレもだよ…。シェリル、愛してる。」
本日二度目の愛の台詞を口にしたところでシェリルのナカにいる自身がムクムク
復活し始めた事実に「ヤバイ」と冷や汗を流しながら、愛しい寝顔を余所に悶々
とこの先の処置を考え出した。
終わり。
※続きは5-797
アルト×シェリル(アルト視点) ※初体験エロ
素晴らしい職人さん達に触発されて初投稿です!
見辛い部分あるかもしれませんが、大目に見て頂けると嬉しいです。
早乙女アルトは最早限界だった。
付き合い始めて早三ヶ月、未だにキス止まりなのだから当然と言えば当然だろう。
「今日こそは決める!」
オレの頭の中はその決意で一杯だった。
姫だとか呼ばれているがオレだってれっきとした男。好きな女を抱きたい欲求
は人並みにあるし、簡単に押さえ切れるモノじゃあない。
どう切り出そうか…。
柔らかいソファーに深く腰を下ろしながらそんな事を悶々と考えていると
バスルームからシェリルが出てきた。
「来てたのね、任務はもう終わったの?」
「ああ、ついさっきな。」
短パンにキャミソールといった風呂上り姿は相変わらず目に毒だが、本人
は無邪気な笑顔を向けながら目の前、つまりオレが開いている両膝の間に
腰を下ろして振り返った。
「特別にアタシの髪を拭かせてあげるわ、ありがたく思いなさい。」
「…ったく、それのどこが特別なんだよ。」
「あら、シェリルの髪を拭ける機会なんて早々ないと思うけど?」
「ハイハイ、やれば良いんだろ。むしろお前がありがたく思えっての。」
文句を言いながらもシェリルの頭に被さるタオルを手に取り、柔らかな
ピンクブロンドの髪を優しく拭き始めた。
鼻を掠めるシャンプーの甘い香りがオレを酔わせる。
気が付くと、髪の隙間から覗く綺麗な項に唇を寄せていた。
「ぁっ…。」
「ちょっ…、い…いきなり何なの?」
突然の刺激に驚いたシェリルの甘い声が微かに聴こえ小さく肩を跳ねさせたかと
思えば、真っ赤に染まった顔を勢いよく振り向かせて文句を放つ。
困惑に歪む眉、潤んだ瞳、上気した頬。
それを見た瞬間、なけなしの理性が吹き飛んだ。
「…シェリル、オレもう限界。お前を抱きたくて……どうにかなりそうだ。」
そのまま正面から性急に抱き寄せて、掠れた声でオレの欲を囁いてやる。
シェリルの身体が微かに震えたのが分かった。
無言を肯定と受け取って怖がらせないようにゆっくりとソファーに
押し倒すと、普段の高飛車な態度からは想像出来ない程弱弱しい姿
が視界に映り、鼓動を高鳴らせる。
するとシェリルがようやく声を出した。
「乱暴にしたら承知しないんだからね?」
「分かってる。オレだって初めてなんだ、出来るだけ優しくするさ。」
「アルト……。」
必死に強がるシェリルが愛しくて、色付く唇に噛み付いた。
隙間から挿し入れた舌を蠢かせながら甘く甘く、夢中になって貪る。
「ン……んッ。」
シェリルのくぐもった声が洩れると、それに急かされるようにして片手を
キャミソールの中へ進入させた。
……が、予想に反するダイレクトな感触に思わず固まったまま大声をあげる。
「――っ!?お…おまっ、何で下着着けてねぇんだよ!」
「はぁ!?アタシは寝る時着けない主義なのっ、別に良いでしょ。」
「お前なあ、こっちにも心の準備ってモンが……。」
そこまで言い掛けた不満が自然と消えたのは、手のひらに触れる柔和な
ソレが余りに魅力的だった為だ。
世の中にはこんなに柔らかいモノがあったのか…などと考えながらやわやわと
揉んでみるとシェリルが艶のある吐息を吐き出した、感じているらしい。
無性に嬉しくなってキャミソールを捲くり上げ豊かな乳房を晒すと、先端は既に
ぷっくりと果実のように尖りオレを誘う。そのまま一度舌先で突いてみた。
「ぁンっ…。」
可愛らしい声がもっと聴きたくて、突起を咥内に含んでから舌をヌルリと
存分に絡ませる。片方の乳房は揉みしだいたまま、もう片方は突起を舐め
たり吸ったりと執拗に嬲り続けてシェリルを啼かせた。
「ぁっ、ァっ、んっ、ゃあ…っ。」
「…ん……、シェリル。」
一度胸から顔を離すと、唾液に濡れた突起が厭らしく光っている。
そっと下へ移動させた片手で脚の間にある中心部分を探り、身体を
強張らせるシェリルを無視して下着越しに触れてみた。
湿ってる……。
短パンに手を掛けたところでぎこちない視線を向けて問い掛ける。
「良い…か?」
「い…いちいち聞かないでっ、馬鹿アルト。」
シェリルらしい悪態に思わず笑みを零すと、短パンを下着ごとずり下げて
脚から抜いた。恐る恐る両脚を左右に開いてみる。
初めて目にする'女'にオレは生唾を飲み込んだ。
震える指先で薄いブロンドの茂みを掻き分け割れ目をそっと広げた瞬間、
クチュリ…と卑猥な粘着音が響く。
少し暗いピンク色のソコは蜜を滲ませながらヒクヒクと生き物のように
蠢いてオレを誘う。余りの光景にオレ自身も熱が溜まるのを感じた。
親指と中指で割れ目を広げたまま人差し指の先端で入り口付近の壁を擦ると、
ビクンッとシェリルが反応した。
そのまま肉壁を押し広げるように人差し指を埋め込む。
狭いうえに更に狭めようとキュウキュウ締め付けられる感覚に身震いしながら
ゆっくり出し入れを開始する。自身を挿れたらどんなにイイか…などと考えて
仕舞ったせいで、自身の熱が一層高まった。
「んっ、や…っぁ、だ……ダメっ。」
「嘘つくなよ、シェリル。ココ…すごい濡れてきてるぞ、気持ち良いのか?」
「ゃっ、バカっ。ぁっ…ぁんッ、言わないで…よぉ。」
「……お前、可愛い過ぎ。」
大分解されてきたと判断して指の動きを早めながら、ソコに顔を寄せた。
甘い、少しツンとした女の匂いに酔う。
「ぁっ…アルトっ、ヤダっ、そんなとこ汚い!」
「汚くねぇよ。その…何て言うか、花弁みたいですごく綺麗だ。」
似合わぬ台詞に気恥ずかしさを覚えると、誤魔化すようにソコへ口付けた。
以前話半分に聞いていたミシェルのアドバイスに従うのは癪だが、この際
仕方ない。そう思って、見付けた小さな突起、その肉芽を口に含んで舌先
で撫でてみた。
「ひぁ…っ!?」
途端に今までにない程敏感な反応を見せるシェリルに悦びを覚え、指の動きと
同時進行で肉芽を舌で転がす。どうやらミシェルのアドバイスは的確らしい。
「ハァっ、ぁっ、ぁっ…んっ、ゃ……なんか来ちゃ…う。」
「大丈夫だ、我慢しなくていいから。」
「ゃっ、アルトっ、アル…――ッあぁァっ!!」
段々と肥大するソレを思い切り吸い上げた瞬間、膣に挿入っていたオレの指を
キツく締め付けながら不規則な痙攣と共にシェリルは絶頂を迎えた。
「は…っ、ハァ……ぁ…ん………。」
「シェリル、ヨかったか?」
「…っ、し…知らないっ。」
指を引き抜くと同時に顔を上げて尋ねると、とろけた表情を逸らしながら
拗ねたように返された。恥ずかしいんだろう。
そんな姿にすら悦びを抑え切れないまま、既に欲望をはちきれんばかりに
溜め込んだオレ自身を衣服から取り出した。シェリルが思わず目を逸らす
のが分かって軽く苦笑いする。
「少し痛いかもしれねぇけど、我慢してくれるか?」
「…うん、平気よ。」
素直に頷くシェリルを確認してから、濡れそぼる蜜口に先端部分を宛てがい
ゆっくりと腰を推し進める。予想以上の締め付けに眉を寄せながら熱い息を
吐くと、そのままつっかえる部分を打ち破って一気に奥まで貫いた。
「んっ…――ッく!」
「……っは、大丈夫…か?」
「痛いけど、アルトと一つになれて嬉しいから…平気。」
「シェリル……、好きだ。」
痛みに耐える表情に胸を締め付けられて無意識にその台詞を囁いた。
照れ隠しに何か言い掛けるシェリルの唇を塞いで、そっと瞼を綴じる様子を
細めた眼差しで捉えながらゆっくりと律動を開始する。
「ンっ、ぁっ、ぁっ、はァ…っ。」
「…っは、シェリル…っ。」
一度動き出したらもう止まらない。
痺れるような甘い快楽に溺れるかのように、オレは夢中になって腰を振った。
シェリルの方も痛みが快感に変わったのか艶やかな啼き声を漏らして必死で
オレにしがみついてくる、時折背中に走る微かな痛みすら愛しい。
ある一点を突くと一層締め付けが強くなった。
「ひァぁっ、ぁっ、ゃあっ!お願っ…、も……止めっ、ぁあっ!」
「…悪い、無理だ。」
止まらない打ち付けを続けながらシェリルの限界を悟ったオレはラストスパートに突入し、
欲望に身を任せたまま弱点を強く強く突き上げる。
「ぁっ、ァっ、アルトっ。また…っ、ァんっ、あぁ――ッ!!」
瞬間、シェリルが爪先をピンと張って身体全体を震わせた。
それと同時にナカが激しく痙攣し、柔い肉壁が自身を優しく包み込みながら
キュゥッと痛い程締め付けてくる。
「ぅあ…っ、ヤッベ……!」
突然の強い快感に表情を歪めるものの、自身を引き抜く余裕もないまま膣内に熱い精液を勢いよく吐き出した。
溜め込んだ欲が止まらない。
ピクン、ピクン、と規則的に痙攣しながら未だに注ぎ込まれている精液を
受け入れるシェリルに、オレは申し訳なさそうな表情を向けた。
「……我慢出来なくて、ごめんな。」
シェリルは朧気な微笑みを浮かべて、消え入りそうな声で囁く。
「ありがと……。大好きよ、アルト…。」
それだけ告げて気を失って仕舞ったシェリルをそっと抱き締めると、ようやく
射精が止まった自身を埋め込んだまま身体を密着させる。
あどけないシェリルの表情を眺める内に愛しさが込み上げ、甘く唇を啄ばんだ。
「オレもだよ…。シェリル、愛してる。」
本日二度目の愛の台詞を口にしたところでシェリルのナカにいる自身がムクムク
復活し始めた事実に「ヤバイ」と冷や汗を流しながら、愛しい寝顔を余所に悶々
とこの先の処置を考え出した。
終わり。
※続きは5-797