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5-797

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匿名ユーザー

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797 :早乙女アルトの葛藤(アルト×シェリル) : 2009/01/31(土) 22:52:24 ID:ttPQpb/n
皆様から感想を頂けたので5-723の続きのような物を書いてみました。
今回は携帯からの投稿で、改行やらが上手くいっていないと思いますが、暇つぶしにどうぞ!



早乙女アルトは悩んでいた。

恋人のシェリルとやっとの思いで迎えた初夜から三週間が経とうとしている。
……未だに二回目は、ない。

それどころか、多少強引に迫ったオレはシェリル渾身のビンタを喰らった。

「最っ低!当分お預けよ!」

と、地獄の試練とも言うべき台詞と共に。


もちろんオレにも非はあるが、シェリルは男というものを解っていない。
一度抱いて仕舞ったら、愛しい女の躯を味わって仕舞ったら、何度でも
欲しくなるのが男だ。

普段は積極的にスキンシップを図りオレの慌てふためく様を楽しんでいる癖に、
こと夜の営みに関しては未だ抵抗があるらしくあからさまに拒絶する。

アイツは妖精なんかじゃない、悪魔だ。


今夜もギリギリの葛藤が始まるのか…と、重い気分でシェリルの住む部屋へ向かう。

「シェリル、入るぞ。」

合い鍵で扉を開き足を踏み入れるものの、返答がない。

「おいシェリル、居ないのか?」

不思議に思いながらリビングを覗くと、ソファーでスヤスヤと寝息を立てる
妖精を発見した。

「ったく、寝てんのかよ…。」

テーブルの上には、玉子からケチャップライスの飛び出た不格好なオムライス
が置いてある。
思わず口元を綻ばせた瞬間、シェリルが小さく身じろいだ。

「………んぅ…。」

袖のないワンピースの短いスカートから、艶めかしい白い太腿が覗く。
本能的にその太腿の間、スカートの更なる奥地を想像して「しまった!」
と思った時にはもう遅い。


熱の溜まった下半身が疼く。
ああ、最悪だ。

必死に欲望を振り払おうとすればする程、初めてシェリルを抱いた時の感覚を
思い出して仕舞う。

少しだけ、軽くキスをするだけなら良いだろう。
そう無理矢理自分に言い聞かせながらシェリルが眠るソファーへ片膝をつく。
ギシッ…と音を立てながら覆い被さるように体重を掛けると、寝息を洩らす為
少し開かれた唇に自分のソレをそっと重ねた。

――…甘い。

オレが馬鹿だったんだ。
キスをしたら止まらなくなる事くらい解っていたのに、本当に馬鹿だ。

案の定止まる筈もなく、啄むような甘い口付けを何度も何度も繰り返す。
その間自然と動いた片手で薄い布地越しに柔和な膨らみを包み込むと
シェリルの躯がピクリと震えたが、起きる気配はない。

調子に乗ったオレは、豊かな乳房を揉みしだいて心地良い感覚に溺れる。

(この馬鹿、また下着…。)

悩ましい感触に息を吐くと、布越しに浮き出る突起を布地ごとしゃぶった。

「…ぁッ………ン……。」

眠っているにも関わらず艶やかな声を洩らすシェリルが堪らなく下半身を刺激
して、欲望がボトムスを押し上げる。

最低な事をしていると解っているが、止まらない。
布越しにも分かる程硬く尖った乳首を舌で優しく撫でながら、片手を下腹部へ
移動させた。

短いスカートからスルリと片手を侵入させる。
微かに湿った下着越しに割れ目を爪で柔く引っ掻くと、またも悩ましい声。

「……ッん、ゃ………。」

そのまま下着の隙間から差し入れた人差し指で割れ目を執拗に擦ってやると、
クチュリ…と蜜によって奏でられる水音が響いた。

「シェリル……、シェリル。」

欲に浮かされ自然と乱れる吐息と共に愛しい相手の名を囁きながら、
ヒクつく膣内に人差し指を挿し入れた。


やはりまだ狭い。
ゆっくりと着実に指を動かしてナカを解す。
空いている片手でシェリルの頬を撫でながら再度唇を啄もうと顔を寄せた
途端、青色の瞳がパッチリ開かれてオレを映し出した。

「…シェ…シェリル……。」
「……え、アル…ト………?」

全く状況が掴めていないシェリルは、蜜部に感じる違和感に瞳を見開く。
身の危険を感じ取ったオレは素早く片手でシェリルの両手を纏め上げ、
情けなく首を垂れた。

「す…スマン、シェリル。」
「なッ……何?何なの!?」
「眠ってるお前が、その…可愛くて。我慢出来なかった。」

ようやく状況を理解したらしいシェリルは顔を真っ赤に染めて瞬く。

「最低だって解ってる。寝込みを襲うなんて人として…――グハッ!」

慌てて弁解しようと顔を上げた瞬間、下半身に、つまり男の急所に激痛が走った。
いや…ココを蹴るとかシェリルはマジで半端ねぇ。

「こンの……馬鹿!スケベ!変態!女顔!」
「い…いや待て、最後関係ない項目が混ざってないか?」
「信じらんない!アタシが起きなかったらどうするつもりだったのよっ、
まさか最後までヤッてたワケ!?」
「……多分、な。」
「ホント最低…、大っ嫌…――ッん!」

シェリルの罵声を途中で遮ろうと噛み付くように口付けた。
キュッとキツく両目を瞑るシェリルを薄ら開いた視界に確認しながら、
十分に味わってから離す。

「……本当に悪かった。反省するから、その台詞だけは言わないでくれ。
お前に嫌われるのが一番辛いんだ。」

真剣な眼差しを向けて情けない声を絞り出すと、シェリルが息を吐いた。


「もう、本気で嫌いになんかなる訳ないでしょ。只でさえヘタレてるんだから
それ以上情けない顔するの止めなさい。」
「おまっ…、言い過ぎだろ。」
「あら、アンタが文句を言える立場なの?」
「…――ぐっ。」

言葉はキツいがオレを気遣うシェリルのお陰で和やかなムードが流れる。
と、シェリルが視線を逸らして小さく呟いた。

「って言うか、いい加減退いてくれない?」

シェリルの両手首を纏め上げている片手の力を強めて低く答える。

「…………嫌だ。」

「ハァ!?」
「こんなところで寸止めなんて無理に決まってんだろ、冗談じゃねぇ。
反省は後でしっかりする。」

自分勝手な決定事項を口にすると、呆気に取られているシェリルの唇を塞いだ。


「ぁっ…ぁっ、んンっ。」
「……シェリル………っ。」
「ゃぁっ、ん……ハァ……、ソコ…気持ち…ぃ……ッ。」
「ココ……か。すっげ…締め付けてくるぜ?」

グチュグチュと卑猥な水音と互いの吐息、そして飛び切り甘いシェリルの
喘ぎだけが部屋に響く。



双方の限界を察知したオレは腰を打ち付けるスピードを速めると、
シェリルの躯をしっかりと抱き締めて告げる。

「…ッは、シェリル……好きだ………っ。」
「ァッぁっ、ぁっ、アルトっ、アル…ト……。も、イッちゃ…――っ!!」

背中にピリッとした痛みが走った瞬間ビクビクッとシェリルの躯が跳ねる。
それと同時に不規則な収縮を繰り返す膣内に自身をキツく締め付けられて
仕舞い、またも堪えきれずナカへ熱い精液を放った。

「ァっ……く…!」

ドクドクと大量の精液を注ぎ込むに連れて、オレを襲う快楽が強くなる。
射精が終わり数回腰を揺すって眼下のシェリルを見詰めると、惚けた表情で
問い掛けてきた。

「ねえ…アルト。あたしとエッチするの、気持ちイイ?」

結局行為を受け入れて仕舞った自分が照れ臭いのか視線を泳がせる
シェリルの耳元へそっと唇を寄せて囁く。

「最高に、……イイ。」

カァッと耳元を赤く染めて小さく「馬鹿」と悪態を吐くシェリルにもう一度
キスをすると、天使のような笑顔を向けてこう言ってきた。

「それじゃ反省としてこれから一ヶ月、お預けね?」

どうやらオレの葛藤はまだまだ続くらしい。

「……勘弁してくれ。」




終わり。
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