マクロスFRONTIERでエロパロ まとめwiki

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
149 :ランカ自慰:2009/08/24(月) 22:05:23 ID:0LLpijBK

》148 最後までGjでした!また、次回作も期待して待ってます。
ところで…
》96のブレラン書いてるとか宣ってた奴なんですが…
何か書いてたヤツより、妄想が膨らんだランカ自慰モノを投げさせて頂きます。

《注意事項》
:キャラ崩壊。盲目のブラコンランカ。
:何か妄想逞しい。
:色々ツッコミ所満載。

自慰モノなのでエロスを求める方、嫌な方はスルー願います。


150 :ランカ自慰:2009/08/24(月) 22:08:10 ID:0LLpijBK

薄い月明かりが差し込む自室のベッドの中。
ランカは瞼を閉じ、夜の静寂に身を委ねていた。
しかし…今だ訪れる事の無い眠気に待ちくたびれ、大きく溜め息を吐いた。

「…はあっ…」

仕事や学校で疲れ切った体を横にしてから、もう随分と経った気がする。
…ふと、時間が気になり、ランカは気だるいような体をゆっくりと起こし、枕元に置いた携帯端末を開いた。

…ああ、もう今日なんだ。

既に日付の変わった端末のモニタを閉じながら、ぼんやりと思う。

…眠れない理由は解っていた。
一月振りに彼と会える、それが嬉しくて堪らない。

だが、以前は夜が明ければ想い人に会えるのだと考えれば、幸せの内に眠りに就けるものだった。

…いつからだろう?

それだけでは満たされなくなったのは。
いつも優しく頭を撫でるその手に、きつく抱かれたいと願うようになったのは。

…お兄ちゃん…

あの大戦後、ランカにとって彼との絆は限り無く深いものになった。
それは、掛け替えの無い家族を得た喜びでもあり、同時に彼への恋情を抱く資格を失う事でもあった。

そして、秘めたる想いは捨て去る事も出来ず、ランカは胸の奥で持て余していた。
また、…そうする他無かった。

家族である自分との関係こそ、彼が永く追い求め、ようやく手にした真実であり平穏なのだ。
それを思えば、自分勝手な感情でそれを踏み荒らす様な真似は出来なかった。

…彼の前では明るい妹のままでいよう。
それが、何も返すとが出来ないランカに出来る、兄への贖罪でもあった。

…だがしかし、年頃の娘の自制心などはたかが知れている。
いくら駄目だと考えても、その面影を振り払っても、
渇望している欲求はどこかで吐き出さなければ溢れ出してしまう。

だから…これはその為の処理。
そういい聞かせ、ランカは募る想いを細い指先に込めながら静かに自身を嬲ってゆく。

「ん…っ…」

夜着の裾から手を差し入れ、下着を上へとずらすと、小ぶりの乳房が締め付けられる。
胸の奥が痛むのは、きっとそのせい。

その苦しさを掻き消すように、ランカの指先が桃の頂きを弄る。

「…ぁ、…っ」

甘い刺激に円らな瞳がとろけ、天を仰ぐ。
だが、声は噛み殺し、何も考えず、ただ青白い天井を見つめるのがいつもの決まりだった。

決して兄を想って、汚すような事はしない。
また、その必要も無かった。

こんなはしたない行為をしているのだと認識するだけで、息は自然と弾み、体の中心は熱く潤んで行くから。

…もう、早く登り詰めてしまいたい。
甘い快楽を求めつつも、頭の隅にある罪悪感が、行為を早急なものへと変えてゆく。

ランカはヘッドボードに背中をもたれかけると、足を開いた。
胸を弄んだまま、空いた片手が臍を辿りショーツへと潜る。

ぬるりとした感覚と共に、指がつうっと奥へ滑る。
既に潤むそこに指を分け入れ、最も感じる感覚の集中点を強めにこね回す。

「は…あっ、…ん…」

望んでいた強い刺激に、とろとろと新しい蜜が溢れて行く。
それを助けに、小さく膨らむ肉芽ごと秘裂をくちゅくちゅと掻き回した。
ピクピクと電流が流れるように足が、体が快感に打ち振るえ、だんだんと何も考えられなくなる。

…けれど、何かが足りない。

こんなにとろけているのに、もう少しなのに、何かが足りない。
強く肉芽を押しつぶしても、入り口をかき回しても、軽い絶頂が得られるだけで求めるものには至らない。

…どうして?

今度は感覚に集中しようと、瞼を閉じる。
…瞼の裏に映るのは完全な闇では無く、赤い残光。
その深い赤に、ランカは無意識に彼の瞳を思い起こしてしまった。

…!?だめ…っ

湧き上がる羞恥と背徳感。
だが、それと共に求める快感がそこにあった。

「あっ…ああぁっ!」

今まで一度も無かったというのに、彼の瞳が、その愛しい姿が溢れて止まらない。

『…ランカ』

あの静かな声までもが耳の奥に蘇る。それだけで、走り続ける鼓動は更に加速して行く。

…ああっ、だめ…こんな…

汚してはダメだと頭を振っても、勝手に思い描いてしまう。
振り払う事の適わない幻。

…ごめんなさい、お兄ちゃん……ごめんなさい…

胸の内で兄に何度も詫びながらも、快感を求める本能はそれに意識を委ねてしまう。
そして、瞼の裏に浮かぶ兄の姿に抑えつけていた願望が溢れ出して行く。

出来る事なら…いつかのようにその胸に閉じ込めて欲しい。
その長い指先でもっと触れて欲しい。
いつものように優しくじゃなくて、もっと…激しく、深く。

募る願望が弾けた瞬間、埋めた細い指先が彼のものへと変わった。

「や、ぁっ…ああん…!」

先程と動きは変わらないというのに、夢想の彼の愛撫に喜びの蜜が滾々と溢れ出す。
膝がおかしい程に震え、足先がピンと伸びてしまう程の狂おしい快感。

「あ…ん、おにい、ちゃん…おにいちゃん…」
『…もうこんなに…、感じているのか?ランカ。』

聞いた事も無いのに、望むままの彼の声がする。

「ああ…い、いのっ…もっと」

もっとそう…お兄ちゃんが欲しい。
それは決して叶う事のない願い。
その寂しさを埋めるようにランカは一時の幻に縋った。


肉芽を弄りながら、もう片方の手が、…否、兄自身が、狭い入り口にゆっくりと侵入してゆく。
しかし、そこはまだ満たされる喜びなどは感じず、
やっとの思いで全てを呑み込んでも異物感を齎すだけだった。

…だが、それでもランカは求めた。
幻でも、結ばれる喜びを。
その感覚を。

『…動くぞ、ランカ』

その声に合わせてゆっくりと中で動き始める。

「はぁ、んっ…」

中で動く度に感じるのは、痛みと違和感。

だが、同時に肉芽を擦るとそれが掻き消え、未知の熱が生まれる。
それを何度も繰り返す内に、次第に中が解れて行き、抜き差しの度に厭らしい音が増して行く。

「や…あっ、あぁっ、おにい、ちゃん…、あぁ…」

…熱い。
中がとろけてしまいそうな感覚と肉芽の快感が相俟って、ランカは今までに無い快感を得ていた。
そして乱れ、霞む脳裏に描かれる彼は穏やかに微笑んだまま、ランカを責め立てる。

…すき、大好き…お兄ちゃん…
あたしを見て。
他の誰かを好きにならないで。ずっと、あたしの傍に居て。
…おねがい。

『ああ…愛している…ランカ』
「や…ぁ…あああぁぁんっ!!」

切望していた彼の言葉と絶頂の快感。
ランカは高らかに声を上げ、壊れた傀儡のようにベッドに頽れた。

乱れた呼吸と、早鐘を打つ自身の鼓動以外、何も聞こえない。
現実へ帰ればただ一人、その体を抱き締めてくれる人は居ない。
ランカの頬に涙が伝う。

夢想の彼は消え、残されたのは、虚しさと罪悪感だけだった。
それを受け止めたくは無い心がそうさせるのか、急速に落ちて行く意識。
高鳴る心音を子守歌にランカは意識を手放した。


―翌日。

フロンティアが降り立った楽園。かつてバジュラの星であった、未開惑星の第三次調査隊が帰還した。
ランカは一段と長い授業を終え、急いで彼に会う為、軍施設へ向かおうと飛び出すように教室を後にした。
…だが、そんな彼女を校門の前で待っていたのは、見慣れたペールブロンドの青年だった。

「…お兄ちゃん!?」
「…お帰り、ランカ」
「どうして…って、それ、あたしのセリフだよ!…」

嬉しい驚きを隠せないランカに向け、…早くお前に会いたかったと彼は静かに微笑んだ。

「……っ!」

…話したい事は沢山あった。

それなのに、彼の微笑みを受け止めた瞬間、あの幻の情交の熱と罪悪感がランカの胸を支配し、
言葉を奪い去った。

顔に熱が籠もり、彼の顔すらまともに見れなくなる。
久々の再会だと言うのに、僅かな沈黙が流れる。

「―…余り無理をし過ぎるな、ランカ」
「えっ…?」

不意に…、まるで見透かされたような兄の言葉にランカの鼓動が跳ねる。

「…顔が赤い。表層体温は…」

ランカが顔を上げると、視線が交わった。
彼の眼にはそれが見てとれるのだろう、ランカを写すワインレッドの瞳の中心が僅かに動く。

「…微熱のようだが、早めに休養を取った方が良い」
「あ…う、…うん…」

…ああ、と胸の内で撫で下ろす、安堵のような、寂しさのような想い。
でもそうだ、心に決めた筈。
彼に心配を掛けてはいけない、知られてはいけない。

…この想いも、穢れた感情も。

「でも…大丈夫だよ、お兄ちゃん。あたしだってゼントラだもん、結構強いんだから…」

そう…まだ、大丈夫。
お兄ちゃんはまだ、自分を見ていてくれるから。
それだけで今日もまた頑張れる。
そう考えれば、ランカの寂しい心に少しだけ喜びが詰まってゆく気がした。


〈終〉


また、完成しましたら投げさせて頂きます。
スレ汚し失礼致しました。
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