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7-223

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匿名ユーザー

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223 :(アルト×シェリル)「…アナタの声…」:2009/10/12(月) 00:18:03 ID:kLEpVafV

久しぶりに投下します-。
カプは、アルト×シェリルです。

とは言っても、アルシェリ前提でのシェリルのひとりHなのですが。
DJペリスも前振りのみです…ごめんなさい。

以上のスルーポイントがあるので、ダメな方は「…アナタの声…」をNGにしてスルー願います。


224 :(アルト×シェリル)「…アナタの声…」:2009/10/12(月) 00:21:12 ID:kLEpVafV

「…ボクのことは好き?」
今日、出演したラジオ番組のDJから受けた質問がシェリルの脳裏をよぎる。

「嫌い…な顔じゃないけど…」
相手にそう答えたやりとりを思い出しながらシェリルは、クッションを抱えてもの思いにふける。

シェリルは、今日も新曲プロモーション用の数々の仕事を終えてようやく自宅に戻ってきたところだ。
忙しい1日を終えて、お気に入りのルームウェアに身を包み、今、自分が一番気に入っている大好きな香りのアロマ
キャンドルに火を灯してから、ベッドの上に座り、ようやくほんの少しだけ、自分1人で落ちつける時間になったことを
実感してほっとしていた。

グレイスの鋭敏なマネジメント力と自分自身の生来から感性と努力もあって、シェリルは今、正にスターダムへの階
段を駆け上がろうとしている。
歌を歌うという、自分の一番大好きなことに没頭できる世界に身を置いていきたいと強く願って、今までグレイスと
一緒に努力を重ねてきた結果が今、少しずつ現れようとしているのだ。

そんな中、今日、出演したラジオ番組でのDJペリスとのやりとりで、シェリルは今まで、歌を歌うということに一心に
情熱を注いできたが為に、自分が同世代の年頃の少女が誰でも経験するような恋をして、異性を好きになったり、
友人達と恋愛談義に花を咲かせるというような、普通の当たり前の日常を経験していないのだということに改めて
気付かされた気がしていた。

「…あ、あたしだって…恋愛とか…そんなの経験した訳じゃないけど…あの曲…ピンクモンスーンを歌うときは…
 恋する気持ちって、どんなのかって、想像力をフル回転させて、ちゃんと恋する女の子の気持ちで歌ってるわよ!」


シェリルは、そう、独り言を言いながらクッションをぎゅっと抱きしめた。
それから、ベッドの壁際にクッションを置いて寄りかかるようにして座ると、自分の耳元から母の形見であるオペラ
ピンクの宝石が光るイヤリングを外し、薄暗い部屋に灯るアロマキャンドルの優しい光りの前にかざして眺めながら、
更に独り言を続けた。

「でもね…本当に人を好きになるって…どういう気持ちなんだろう…
 あたしにもいつか、本当に大好きって、そういう風に思える人が現れるのかしら…」

そんなシェリルの言葉に合わせて、一瞬、目の前のイヤリングが普段よりも輝きを増したように思えた。
その瞬間、今までに聞いたことのない優しい少年の声がシェリルを呼び、直接語りかけるように、シェリルの脳裏に
響いた。

「…シェリル! 」

-えっ、誰?…あたし、こんな声の男の子、知らない…

シェリルはそう思いながら、その声に耳を澄ます。その声の主は、16、7歳位の少年のように思えた。
自分のことを優しく包み込むように、響くその声にシェリルは、なぜだか耳を傾けずにはいられななかった。

「…嘘はつくなよ、シェリル…」

再び脳裏に響いたその声とともに、ほんの一瞬、長い黒髪をなびかせながら、優しく微笑む美しい少年の姿がシェリ
ルの心に直接的な映像として浮かび上がった。

-あなた…誰なの…! あたし、あなたのことなんて、知らないのに…なんで…

その一瞬だけで、自分の脳裏から既に離れてしまったその少年の姿にシェリルの心は釘付けになった。
もうその姿さえ、正確には思い出せないというのに、ふいに脳裏に現れたその少年の姿と声を更に思い出したくて、
シェリルは再び想いを巡らせたが、その少年のことを想えば想うほどに、なぜか胸の中に熱く切ない気持ちが込み
上げてくる。


シェリルは、その気持ちに従うかのように胸元に手を置き、自らの身体を掻き抱くようにして抱きしめてから、小さな
吐息をついた。
その吐息とともに、自らの形の良い胸に手を当てたシェリルは、その張りのある胸の頂きに手の平で触れた瞬間、
いつもとは異なる甘く、疼くような感覚が生じて、それが身体全身へと走っていくことに気が付いた。

「…あ!」
-あたし…どうしちゃったの!

自らの身体で初めて感じるかのような感覚を覚えたシェリルは、先程とは異なる甘い音色の吐息を小さくこぼした。
それから、再び遠慮がちに自らの胸に手を置いて、おずおずと揉みしだくようにしながら、徐々に硬さを増してきた
胸の頂を少しずつ刺激し、弄び、その甘い感覚を追っていく。

「…っあ…!」

更に増してゆくその甘い感覚に震えるようにして、シェリルは再び小さく切ない声を上げた。
すると、まるでその小さな声に応じるかのように、先程の少年の声がシェリルを愛しむようにして、シェリルの心の
中へと響いた。

「…シェリル、もういいんだ…シェリル…」
-えっ、あ…あたし、あたしっ!! …どうして、あなたの声に…こんな風な気持ちになるの…?

シェリルはその少年の優しい声を聞く度に、なぜか自分の身体が熱くなって、その身体の中心の最も敏感な部分が
火照るような熱を帯び始めていることに気付いた。
そのことに気付いたシェリルは、ほんの少しだけ自らの足を開くと、そっと、撫でるようにして、自分の下腹の更に
下の太腿の付け根から、熱く火照る身体の中心へと少し躊躇うように手を伸ばした。

「…ん…!」
-あっ! …あたしのここ…もう、こんなに…!!


そこに触れると、その場所はシェリルの心の中に生じたに理由もなく甘く、切ない気持ちに呼応するかのように、更
に熱く火照り、シェリルが触れた小さなショーツの上からでも解る位に、身体の奥から湧き出る暖かい蜜で薄っすら
とした染みを作り始めていた。

「…ん…あぁっ!」
-何で…何で、ここが…こんなに、熱いの…!

シェリルは、そう思いながら、そこに触れる自らの指をそっと動かし、敏感になった部分に更に刺激を与えていく。

「…ん…ふっ…あぁっ…!」

とても敏感になっている自らのその部分の感覚に驚きながら、シェリルは自らの指をショーツの端からするリとすべ
り込ませると、布ごしに触っていた場所の更に奥へと指を進めていく。
シェリルは、その指に更に奥からあふれてくる、ぬるりとした蜜の感触を直接感じて、思わず身悶えた。

「…ん…ああぁっ!」
-今まで、こんなこと…したこと無かったのに…なのに…なんで身体がこんなに熱いの!!

知識として知ってはいても、シェリルは今までに一度もこんな風に自分に触り、慰めたことなど無かった。
それなのに、あの少年の声を聞いてから、身体の芯がひどく熱くなって、自分の身体からこの熱を逃さずにはとても
居られなくなっていた。


「や、ぁっ…あぁん…ん!」
-ああっ、だめ…なのに…なのに、こんな…なんでっ!!

シェリルは、そう思いながらも自らの敏感な部分で動かしている指をと止められないでいた。
自分の初めてで拙い動きの指をその快楽を感じる本能に従って、一番敏感になっている小さな花芯に指を当てながら、
自らの快楽を煽っていく。
その感覚の昂ぶりに合わせるかのように、先程の少年の声が再びシェリルの脳裏に優しく語りかけるようにして響いて
きた。

「…シェリル、もう無理しなくても…いいんだ、シェリル…」
「…ん…や、ぁっ…な…にっ! これ…んっ、あ…ああぁぁんっ!!」

その少年の自らを愛しみ、包み込んでくれるかのように響いてくる声に反応するように、シェリルは初めての絶頂を迎え、
今までに自らがあげたことのないような、美しい小鳥のような高らかな声で啼きながら果てた。
それから、身体全身の力を無くしたかのように、崩れ落ちるようにベッドへと倒れ込んだ。

「…あると…」

いつの間にかアロマキャンドルの灯りも消えて月明かりが差し込むだけになったその部屋で、シェリルは、自らが聞
いたことも無い、その少年の名前らしき言葉を無意識に口にしていた。
そして、そのことに気付く間もなく、心地よい疲れにも似た感覚に満たされた自らの身体に従うようにゆっくりと意識を
手放すと、深い眠りへと落ちていった。

「…俺がいてやる!お前が歌うなら、その最後の瞬間まで俺はお前の側にいる…」

シェリルはそのまま続けて見ていた夢の中で、少年のそんな声を聞いたような気がした。

-あたしは、これからも歌い続けるから…あたしたち、きっとまた、会えるわね…

僅かに残った自らの意識の中で、シェリルはその少年に語りかけるようにしながら想いを馳せると、その記憶が薄れ
ていくのに任せるように、再び眠りの中へと意識を手放していった。

〈了〉
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