160 牢獄 sage 2008/06/14(土) 07:21:50 ID:A6IfJpnX
ブレラ・スターンは自分が牢獄に閉じ込められているのに気づいた。
全ての感覚器官からの入力が遮断され、物理現実が感知できない。それどころか、自分の肉体の感覚さえ無い。
そこに一つの入力情報があった。
「パープル1、最近の行動は我々の命令からの逸脱が激しい。よって相応の罰を与えなければならない」
指揮官から、直接、脳に入力されるメッセージ。
ブレラは耐える決心を固めた。
(いつか、来るとは思っていた)
不意に肉体のイメージが戻った。両手両足の感覚が戻ってくるが、動かせない。
物理現実ではなく、身体イメージの情報だけが与えられた。
ブレラの主観からすると、肉体を上下の感覚さえ無い虚空に放り出されたようなものだ。
「いいか、お前の苦痛も、快楽も、怒りも、悲しみも、お前自身のものではない。それを心に刻み込んでやろう」
全身の皮膚の触覚に入力があった。ゾワリとした形容しがたい感触が伝わってくる。
いくつもの手で撫でられているようでもあり、巨大な舌で舐めまわされているようでもあった。
「おおお……」
思わず呻くと、声帯が機能しているのに気づいた。
「ぐぉっ」
体中の穴という穴に、何か得体の知れないものが侵入してくる。
口、耳、鼻、肛門、尿道。
身体はそれ等を快感と認識しているようだ。
ペニスが勃起してくる感覚。
それに呼応して、ペニスを扱きたてる何か、尿道に潜り込んだ何か、肛門に潜り込んだ何かが連動して
ブレラの性感を強引に押し上げてゆく。
(これは、レイプだ!)
「ああああああああああああああ」
声が止めどなく洩れる。
快感はピーキーな曲線を描いて上昇。
すぐに射精感覚に結びつくが、その瞬間、快感は苦痛に転化された。
「ぎゃっ!」
最初の波が通り過ぎると、また全身を刺激する愛撫。
快感が高まってくるが、絶頂の代わりに襲ってくる苦痛の予感にブレラは泣き叫んだ。
だが、喉が枯れるほどの叫びは、誰にも届かない。
全ての感覚器官からの入力が遮断され、物理現実が感知できない。それどころか、自分の肉体の感覚さえ無い。
そこに一つの入力情報があった。
「パープル1、最近の行動は我々の命令からの逸脱が激しい。よって相応の罰を与えなければならない」
指揮官から、直接、脳に入力されるメッセージ。
ブレラは耐える決心を固めた。
(いつか、来るとは思っていた)
不意に肉体のイメージが戻った。両手両足の感覚が戻ってくるが、動かせない。
物理現実ではなく、身体イメージの情報だけが与えられた。
ブレラの主観からすると、肉体を上下の感覚さえ無い虚空に放り出されたようなものだ。
「いいか、お前の苦痛も、快楽も、怒りも、悲しみも、お前自身のものではない。それを心に刻み込んでやろう」
全身の皮膚の触覚に入力があった。ゾワリとした形容しがたい感触が伝わってくる。
いくつもの手で撫でられているようでもあり、巨大な舌で舐めまわされているようでもあった。
「おおお……」
思わず呻くと、声帯が機能しているのに気づいた。
「ぐぉっ」
体中の穴という穴に、何か得体の知れないものが侵入してくる。
口、耳、鼻、肛門、尿道。
身体はそれ等を快感と認識しているようだ。
ペニスが勃起してくる感覚。
それに呼応して、ペニスを扱きたてる何か、尿道に潜り込んだ何か、肛門に潜り込んだ何かが連動して
ブレラの性感を強引に押し上げてゆく。
(これは、レイプだ!)
「ああああああああああああああ」
声が止めどなく洩れる。
快感はピーキーな曲線を描いて上昇。
すぐに射精感覚に結びつくが、その瞬間、快感は苦痛に転化された。
「ぎゃっ!」
最初の波が通り過ぎると、また全身を刺激する愛撫。
快感が高まってくるが、絶頂の代わりに襲ってくる苦痛の予感にブレラは泣き叫んだ。
だが、喉が枯れるほどの叫びは、誰にも届かない。
「これで、良い子になってくれるといいんだけど」
物理現実に戻ってきたグレイスは、周囲を確認した。
フロンティア船内のホテルの部屋。
スーツ姿で、ライティングデスクを前にして、椅子に座っている。
「あら……」
身じろぎすると、足の間が濡れているのが自覚された。
快楽と苦痛にのたうちまわるブレラの主観情報に接して興奮していた。
「シャワーを浴びないと」
グレイスは立ち上がり、バスルームへ向かった。
物理現実に戻ってきたグレイスは、周囲を確認した。
フロンティア船内のホテルの部屋。
スーツ姿で、ライティングデスクを前にして、椅子に座っている。
「あら……」
身じろぎすると、足の間が濡れているのが自覚された。
快楽と苦痛にのたうちまわるブレラの主観情報に接して興奮していた。
「シャワーを浴びないと」
グレイスは立ち上がり、バスルームへ向かった。
<終>
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ブレラ×グレイスで小ネタ。