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macrossf-eparo

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634 名無しさん@ピンキー sage 2008/07/07(月) 12:12:11 ID:KMASFgjx
シェリル×ランカで投下
百合苦手な人はスルー推奨


635 whisper sage 2008/07/07(月) 12:13:41 ID:KMASFgjx
ランカとシェリルのパジャマ・パーティー、今回はシェリルが宿泊しているホテルのスウィート・ルームで開かれた。

「どうしたのランカちゃん、何か悩みでも?」
二人で並んで寝ても十分余裕のあるダブルベッド。
先にシーツをかぶっていたシェリルが、シーツの端をめくりあげてランカを招いた。
今夜のランカはキャミソールとフレアパンツのナイティ。
「…判っちゃいます?」
ランカはベッドに上がると、シェリルの方を向いた。
「時々、何か考えてたでしょ?」
シェリルはシーツをランカの肩にかけると、ポンと軽く叩いた。
「お仕事のこと……なんですけど」
ランカが切り出すと、シェリルはランカの手を握った。
「ここに頼りになる先輩がいるわよ」
「はい。あの……ファンレターとか、ネットの掲示板とかでアンチって言うんですか? いろいろ書かれてて」
「誰もが一度は通る道ね。無責任なヤツらの言う事なんか気にすることないわ。イヤだったら聴かなければいいのよ。そんな簡単な事もできない癖に文句つけるなんて、好きな女の子の注意を引きたくて嫌がらせするガキみたいなものね」
シェリルはランカを抱き寄せた。
「そ、そうですね。そうですよね」
ランカはシェリルの手を握り返した。
「慣れよ、慣れ。そんな雑音、こっちも耳に入れなければいいの」
「はい…」
「何か、まだ納得いかない?」
「シェリルさんが正しいの、すごく良く判るんです。でも…何か、引っかかって」
「ランカちゃん、この業界の鉄則を教えてあげるわ」
シェリルの声がシリアスになった。
「クリエイターが良いと思うものが、ファンに受け入れられるかどうかは予想できない」
「シェリルさんでも予想できないんですか?」
「そうよ。でもね、クリエイターが自分でダメだって思ったものは、絶対に受け入れられないの。これは音楽だけじゃないわ。お芝居でも、映像でも、ダンスでも」
ランカは頷いた。胸の中で固まっていたものが、少し軽くなった気がする。
「じゃあ、自分のベストを尽くすしかないんですね」
「そうよ。その上でファンの評価を待つしかない……考えてみれば孤独な仕事よね」
「でも……時々、みんなに通じたって思う瞬間もあります」
「だから、ライブをするの、私」
「そうですね。ライブが一番一体感を感じられますものね」
「ふふっ、ちょっとは悩みが軽くなりましたか、お嬢さん」
「はい」
ランカの笑顔にシェリルも表情が柔らかくなった。
「良かった。じゃあ、照明落とすわね」
シェリルの音声コマンドに反応して、部屋の明かりが消えた。

今夜のパジャマ・パーティーは、これからが本番だ。
「ねえ、ランカちゃん。約束よ、話して……アルトと寝た?」
シェリルはランカの耳元で囁いた。
「……はい」
ランカは消え入りそうな小さな声で返事した。
「どう、だった?」
「どうって……」
初めての経験は、ランカの語彙で説明できないことが多過ぎた。
「あの……アルト君、すごい優しくしてくれて…その、我慢強くって」
「我慢?」
「あたし、やっぱりガチガチになっちゃって。でも、時間かけてくれたから……」
「一つになれた?」
ランカは頬を染めて頷いた。
「可愛い……ランカちゃん、可愛い」
シェリルは抱きしめ緑の髪を撫でた。唇を尖らせてランカに囁く。
「アルトったら、私の時とは大違いね。ケダモノみたいだったんだから…」
「け、ケダモノ?」
「ちょっと挑発し過ぎたせいもあるんだけど」
シェリルの挑発ってどんなのだろう、ランカは想像してみた。ドキドキする心臓が胸を突き破りそうだ。
「シャワーも浴びさせてくれなかったし……ケダモノでしょう?」
「あの、でも、それはシェリルさんが、とってもセクシーだったから、アルト君も……」
「そうかしら?」
「そうですよ、きっと」
「ふふ……でも、私だって女の子だもの。優しくして欲しいわ。ケダモノも悪くないけど」
「あたしも、ケダモノ・モードのアルト君、見たいかも」
「えっち」
「ええーっ……シェリルさんだって悪くないって…ん」
キスに唇を塞がれたランカ。軽く舌を絡めて、唇を離す。
「もう……キスで口を塞ぐの無しですよ」
「ふふっ。でね、その後、二人でバスに入って……アルトったら、私がベッドの上でどんな顔してたか、とか言うの」
「わぁ……でも、それ、部屋の明かり、消さなかったんですか?」
「…そう言われれば。やっぱりケダモノ……あなたの時は消してくれた?」
「はい」
言ってから、ランカは少し後悔した。アルトがどんな表情をしていたのか、もっと見ておけば良かった。でも、恥ずかしさで見ている余裕も無かったかもしれない。


「もう、どうしてこんなに扱いが違うのよ」
シェリルは拗ねていた。その、様子がまたセクシーで、ランカのドキドキが止まらない。
「それから、どうしたんですか?」
息苦しい程の鼓動をごまかすように、ランカは話の続きをねだった。
「アルトが私を見てたんだから、アルトも私に見せなさいって言って……それから、こんなことしたわ」
シェリルはランカの手をとって、人差し指を唇に含んだ。軽く吸って、舌で舐める。
「あっ……シェリル…さん……」
シェリルの唇が含んでいたのは、アルトの指ではないのだろう。知識として、そういう行為もあるとは知っていたが、ランカにとって憧れの人がそんな大胆な愛撫をするなんて、想像力の範囲外だ。
シェリルは指から唇を離すと、自分のパジャマの前ボタンを開けて、ランカの手を自分の胸に導いた。
掌に弾力と温もり、滑らかな肌の感触が伝わる。びくっと手を震わせ、次の瞬間、思わず愛撫するランカ。
「は……ぁ」
シェリルの唇から洩れる甘い吐息は自分の手のせいだと思うと、愛おしさを感じる。
「ランカちゃんも……」
シェリルの手がキャミソールをまくりあげ、ランカの胸に触れる。人差し指と中指で乳首を挟んで尖らせる。
「んっ」
触れられた箇所から鋭い快感が伝わってきて、背筋が震える。
もっと触れあいたくて、素足をシェリルの脚に絡めて引き寄せる。
胸への愛撫を続けながら、ランカから口づけた。アルトがそうしたように、舌を挿入する。
「んぅ……」
シェリルは舌を吸った。唇で締め付け、自分の舌先で愛撫する。
「ぅ……ん」
今度はシェリルが舌をランカの唇に挿入した。舌先が唇をなぞる。それから唇の間に滑り込むと、歯並びを確かめるように舐めた。
「ひぅ…」
舌先がさらに深く入り込む。ランカの舌の裏を舐めた。
「ぁ…はぁ……」
唇が離れても、ランカの呼吸は上ずったまま。
「今度、アルトにランカちゃんと同じようにしてって言うわ……」
シェリルはランカの耳にキスしながら囁いた。
「あたし……シェリルさんみたいに……なん…って言えない」
「それなら……三人で寝るのはどう? 私たち二人で挑発してあげたら、ね」
シェリルの誘惑は、この上なく魅力的に聞こえた。
「…はい」
三人の合意で始まった関係だけど、これからどうなるのだろう。
甘美な予感に震えながら、互いの愛撫に耽ってゆく。

<終>
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