グレイス・オコナー
『マクロスF』の登場人物であり、ある意味ラスボス的存在。
シェリル・ノームのマネージャーで物腰が柔らかい女性だが、怒らせるとプライドの高いシェリルですら逆らえない。
外見こそ生身だが、全身が機械でできており、常識外れの能力を持つ。
シェリルがV型感染症で体調を崩してからは、
ランカ・リーのマネージャーになる。
その素性は第117大規模調査船団でランシェ・メイ、マオ・ノームと共にV型感染症とバジュラを研究していた研究者。
マクロス・ギャラクシーでは幼いシェリル・ノームをV型ウィルスに感染させ、
マクロス・フロンティアではフロンティア大統領府首席補佐官のレオン・三島と結託して
バジュラのフォールド通信ネットワークを手に入れることで、全銀河の支配を目論む。
物語後半では
ブレラ・スターンとランカ・リーを洗脳して、バジュラのフォールド通信ネットワークを解明するというとんでもない悪女。
ここまでドス黒い悪役はマクロスシリーズじゃ初めてではなかろうか。
(そのためか劇場版ではブレラ同様自意識を操られた末端の兵士で、最後の方で洗脳が解けてシェリルを助けるというキャラに変更されており、そのあまりのギャップから「TV版と劇場版で一番扱いが変わったキャラ」と言われるほど。)
最終的に
女王バジュラを乗っ取る事に成功するが、バジュラと通じ合えるようになったマクロス・フロンティア船団にその野望を阻止され、
洗脳が解けたブレラと共闘した
早乙女アルトの
メサイヤバルキリーによって、スナイパーライフルで狙撃される。
なお小説版では、グレイスはアルトのバルキリーに撃ち抜かれたが、本体がギャラクシー船団のメインランドにありいまだに生きている事が明かされている。
中の人は『マクロスデジタルミッション VF-X』のリアトリス。
本作では唯一、顔グラ有り
キャラクターの中ではパイロット用と思われるセリフが収録されているにも関わらずパイロットとしてもサポートキャラとしても使用不可能。
最終更新:2014年05月30日 18:35