Gisela
ぎーぜら
銀の魔女。その性質は自由。
高速で移動する結界の中に潜んでいるが 魔女自身は非常に愚鈍。
残念ながら科学的な力は一切使えない。
かつては全身目も眩むほどの銀色であったが、 海岸線の夕日を眺めているうちにずいぶんと錆びてしまった。
7話において、
佐倉杏子の回想に登場。魔法少女となって間もない杏子と交戦するも、
使い魔共々たやすく倒されている。
本編では数カットしか登場しなかったため、魔女図鑑に追加された彼女を見てもどこに登場したかわからなかったという視聴者もいた。
魔女ファンの間では
「影が薄い」ことがネタにされていたほどである。
魔法少女まどか☆マギカポータブルでは、新能力を携えて一部
ストーリーの根幹に関わる活躍をしたが、それでもなおゲームオリジナルの魔女だと思っていたプレイヤーも多かった。
魔法少女まどか☆マギカポータブルでの活躍
アニメのような中途半端なやられ役かと思いきや、アニメでの不遇さが嘘だったかと思われる程の強キャラ化に加え、魔法少女にトラウマを植え付け心を大きく揺さぶった上に絶望(魔女化)させるきっかけを作るなど、一部のエピソードで話の展開を左右させる重要な役回りをする。ゲームで最も出世した魔女と言っても過言ではないだろう。
マミルートでは
巴マミの過去に登場し、
魔女結界に迷い込んだ子供(通称コウちゃん)をマミの目の前で取り込み、魔法少女になりたてのマミを(リボンの攻撃が効かないとはいえ)圧倒し撤退させるほどの強さを見せつけた。
子供を助けられなかったマミは現在の孤独に怯えて戦う要因を生み出してしまう。
後にコウちゃんの母親に魔女の口づけを付け焼身自殺を図ろうとさせ、マミはそれを阻止しその後
ソウルジェムの濁り具合で単身で挑むかまどかと共に挑むか変化する。
単身の場合…。
杏子ルートでは杏子の過去に登場、彼女の教会に結界を張り、家族に魔女の口づけを施し心中を図ろうとした。
後に杏子に倒されるも父に魔法少女の姿を見られ…。
謎の魔女結界の4番目、弾刻の結界の10層目にも登場。
外観
魔女の体を構成する物の中には自転車かバイクの部品のようなものが見える。
ソフト化の際に追加された結界の描写を見るに、バイクの部品と思われる。
銀の魔女を名乗ってはいるが、金属のシルバーでできているのか、単に銀色なだけなのかは定かではない。
少なくとも、潮風で錆びるような素材ではあるらしい。
TVでは錆びついた状態での登場だったが、魔法少女まどか☆マギカポータブルでは錆びつく前の姿に変化させることが出来る。
錆びた状態では動きが鈍いが、錆が取れた状態では防御力を犠牲にする代わりに攻撃力・機動力が上昇、バイク形態に変形し高速での突進攻撃が可能となる。\アクセル!/
結界
TV放映版では単なる白背景だったが、BD/DVD版でスピードメーターが追加された。
メーターにはGiselaのまどか文字と、彼女の魔女の口づけが刻印されている。
魔法少女まどか☆マギカポータブルでは、夜の首都高のような結界となっており、魔女図鑑の記述通り高速で動いているのがわかる。
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魔法少女時代 |
高速で移動する結界、「自由」という性質、手下の使い魔 Doraの「近所迷惑な爆音を爆音を撒き散らし…」という特徴や「主張」という役割から、生前は暴走族の少女、あるいはそれにあこがれる少女だったかもしれない。
はっきりしているのは西側に海がある土地にいたことと(魔女になってからのことかもしれないが)、 頭を使うことが得意なタイプではないことである。何故かと思う人は「科学的」という言葉を辞書で引いてみよう。
さらに変形突進した際使い魔ごと轢くこともあり 脳筋疑惑が浮上している。
単に「銀色」ではなく貴重な金属である「銀」の魔女であることと、太宰治の「斜陽」と関連づけて、「かつては裕福・高貴だったが没落した家の少女」とする考察もある。ただし、ステンレススチール製の定規を「シルバースケール」と呼ぶこともあるので、バイク部品としての鋼鉄を「銀」としているのかもしれない。
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最終更新:2012年11月12日 07:41