その4(シーケンスによる分岐)

ストーリーエディタ その4(シーケンスによる分岐)

前回まででシーンの作り方を学んだ。
今回はシーケンスエディタを使ったシナリオを分岐させる方法を学ぶぞ。

まずはシーケンスエディタに移動しよう。
  • 今までのブロックを削除し、画像のように組み換えよう。
  • 開始の次のオブジェクトに、その3で選択肢を設置したコマンドテストを指定。
  • 分岐判定の設定を画像を参考に設定しよう。
 この設定では、選択肢1を選ぶと下のオブジェクトに、2を選ぶと右のオブジェクトに…という風に移動する。
  • 実行してみよう。選んだ選択肢に沿ったオブジェクトに移動してシーケンスが終わることを確かめる。

このようにして選択肢後のシーンを分岐させることができる。
また、他にもレースの勝敗や所持金の量によってシーンを分岐させることもできる。
色々と研究してみるといいだろう。わからなければ掲示板で質問すると答えてもらえるかもしれない。

フラグを使った分岐について
他の分岐とは少し違った方法になる、フラグを使った分岐方法を説明する。
使用例としては、今までのレースに勝った回数によって分岐、セーブした回数で分岐、などが考えられる。
  • フラグの値を変更するシーンを作成し、名前を付けて保存しよう。
  • シーンの中身に、フラグの設定からフラグを追加する。
 フラグ形式をフラグ⇔定数にし、フラグAをフラグ1に、演算方法を+、定数を1にしフラグ1に格納する設定にしよう。
 この設定では、このコマンドが実行される度にフラグ1に1が足されるようになる。
  • シーケンスエディタに移動し、分岐判定(下)をフラグA≧定数にする。フラグAをフラグ1、定数を5に設定しておこう。

これによって、フラグの値を変更するシーンが5回以上実行されたなら下、そうでなければ右に分岐するようになる。
レース勝利時のシーンにこのコマンドを入れておけば、レースに5回以上勝利したかどうかで分岐できるぞ。

今回はここまで。次回はショップやマップの使い方、ジャンプオブジェクトなどについて学ぶ。
最終更新:2019年01月14日 19:25