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発覚 - (2024/07/05 (金) 07:38:56) のソース

「——面白いじゃないか」

 と、パンデモニカは言った。
 刹那的快楽主義者である彼女にとって、この世の物事はすべからく面白い。

『それって、本当は、何も面白くないんじゃないの?』

 と、最初に契約した少女に言われたことがあったが、パンデモニカは違う、と内心で首を横に振る。
 パンデモニカの中にも明確な基準はある。
 すべからく面白いとしても、一の面白さと、十の面白さと、百の面白さがあり、一の面白さをもつ事柄は、面白くないと同義だ。
 この世を無限の面白さで染め上げるのがパンデモニカの目標であり、そのために面白いことに手を貸し——面白くないことの邪魔をする。

「目の付け所は悪くない」

 と、パンデモニカは言った。

「実際、『彼女』は完全無欠な存在ではない。真に完全であるならば、こんな儀式も必要ないからね。……もっとも、それが、君たちの勝利とイコールではないが。
 天上に至るのではなく、『彼女』を天上から引きずり降ろすというのも、ナイスアイデアだ。
 ただ——君には無理だよオシウリエル」

そう言って、パンデモニカはつま先でオシウリエルの腹を突いた。
 それだけの動作で、オシウリエルの口から血が噴き出す。
 魔法少女・熾店長オシウリエルは——瀕死の重体だった。
 全身に無数の傷を負い、両足首を粉砕され、力無く壁にもたれている。

「君には、才能が無い。
 元々、二十六歳になるまで魔法に覚醒することも無く、才ある少女から騙し取ったステッキで無理やり魔法少女になった劣等。それが君だ」

 君では、天上は崩せない。
 パンデモニカは、断じる。

「……ククク、仲間に対して酷い言い草だな、パンデモニカ」

 不敵に微笑みながら、オシウリエルポケットから煙草を取り出し、火をつけた。
 ふぅ、と優雅さすら感じさせる動作で一服すると、オシウリエルはパンデモニカを見上げる。

「私が裏切ったってエビデンスは?」

「ああああの密告だよ」

「…………そうか、釣れた感触はあったんだが」

「君の魔法、『魔法のセールストークでなんでも値切れるよ』。これはセールスだけじゃなく、協力交渉なんかにも応用できる。要は、僅かにでも売らせたい、あるいは協力したいという相手が思えば、必ず値切らせる/協力させられる魔法、といったところかな。
 三流詐欺師、小悪党の君には最高の魔法だったんじゃないかな。
 けれど、所詮は劣等。魔法少女暦2週間の愚図だね」

「……ああああには、効いていなかったというわけか……」

「君は、彼女の用心深さを見落としていた。
 ああああは、外部からの監視だけじゃない、君からのあらゆる魔法干渉を予め
全て『拒絶』していた。
 君の魔法は、ああああに効果を及ぼしていなかった」

「なるほど……ただのチンピラと思ったが、運営側に相応しい、チートぶりだな……」

「ああ、私もああああは評価していてね、彼女が自らの過小評価を辞めたとき、とても面白いことが起きるはずさ」

「面白い、か……」

 一瞬の隙を突いた、とオシウリエルは思ったのだろうか。
 その手にはスプレー缶が握られている。

「ただのスプレー缶じゃないぞ、アロンダイト製のスプレー缶だ。
 パンデモニカ、お前は罠に嵌った。ああああにはわざと密告させたんだ。全てはお前をおびき出すため」

「ただのスプレー缶だよ、それは。馬鹿馬鹿しい」

 無造作にパンデモニカはオシウリエルからスプレー缶を引っ手繰る。
 そして、自らの掌に噴射した。
 赤く変色した自らの掌を、パンデモニカはつまらなさそうに眺めた。

「アロンダイトが君にアイテムを売るわけないだろ。僅かでも売らせようとおもってなければ君の魔法は発動しない。人間である君がアロンダイトからアイテムを買うことは不可能だ」

 パンデモニカはスプレー缶を片手で捻り潰すと、後ろに放り投げた。

「本当に君は——つまらない。どれだけ嘘を重ねただけで、前提となる知識が、経験が不足している。
 君がステッキを騙し取らなければ、もっと面白い子がゲームに参加していただろうに。メンダシウムに急遽枠を埋めるよう言わなくて済んだんだ。
 ここから先は、本物の魔法少女の世界。
 君みたいな紛い物は、退場するべきだ」

「……そうだな。ガキの殺し合いなんぞ、見ていて何も面白くない。
 いい加減、家に帰って酒でも飲んで寝たい気分だ……」

「その口調も嘘だろ、鷺島鷽。矮小な己を誤魔化すために尊大な口調で話す、強キャラ感を演出する、残念ながら、魔法少女界隈ではごくありふれた手法だ。
 魔法少女になる前は友人の家の呼び鈴を押す勇気も無かったような女の子が、一年でまるで少年漫画のボスキャラみたいな口調で喋り出すのが魔法少女さ。まるで、今の君のようにね」

「……………………参ったなぁ、アカギとかをイメージして喋ったつもりだったんだけど、バレバレだったかぁ………」

 オシウリエルは恥ずかしそうに顔をそむけた。

「じゃあ、今からは素で話すね……あー、これはこれで楽かも、煙草とか無理して吸う必要なくなったし」

「どっちでもいいさ。どうせ、君はもうすぐ死ぬんだから」

「そうだねぇ……」

「交渉は無駄だぜ。私は君を生かすつもりがこれっぽっちも無い」

「うん、分かってるよ……でも、まだ聞きたいことがあるんでしょ? いいよ、詐欺師のおねーさんが何でも教えてあげる」

 妙だな、とパンデモニカは思った。
 ただの人間、鉄火場に立ったことすらない女にしては、妙に肝が据わっている。
 死の淵に立ったことで、悟りでも開いたか。
 あるいは、自分の恐怖心を騙しているのか。
 まさか滑稽にも、魔法があるのだから死後の世界もあるに違いないと、愚かな勘違いをしているのか。

「君は、天上を引きずり降ろすと言ったそうだね」

「うん、そう言ったよ」

「どうやって?」

「さて、ね。ああああは悲観的でね。自分が昇るイメージができなくても、相手が降りるイメージは出来た。だから、ああああが納得しやすいように、天上を引きずり降ろすと言ったんだ。
 これが仮に、彼女の天敵、オオカワウソ相手なら、天上に至れる機構を探そう、と提案していたよ。
 相手に会わせて道筋を変えるのは、話術の基本だよ」

「なるほど、つまり何も策は無かったんだね」

「策……そうだね……うん」

 オシウリエルは力なく笑った。

「私の死をトリガーに、恐ろしい罠が発動する……。
 だから、私は殺さないほうがいい」

「そっか——やっぱり君、三流だね」

 ぐしゃ。

&color(#F54738){【鷺島 鷽(さぎしま うそ)/熾店長オシウリエル 死亡】}

鉄製のドアが、宙を舞った。
 伏兵か、とパンデモニカは僅かに期待を滲ませ、振り返る。
 ドアを蹴破って表れたのは——アロンダイトだった。

「パンちゃん、大変ザマス!」

「どうしたんだいアロンダイト? また運営の誰かがムカつい」

「ミーの! ミーの[[マジックアイテム]]が、盗まれているザマス!」

「……何だって?」

 思わず、パンデモニカは転がるスプレー缶に目をやる。
 そんなはずはない。オシウリエルにそんなことは不可能なはずだ。
 考えられるのは

「他にも協力者が居たのか……」

オシウリエルの死体は何も語らない。

「嫌がらせのつもりかい、オシウリエル?
 君、やっぱりセンスがないよ。
 アロンダイトの金庫を破れて、君に協力する魔法少女なんて、運営側には一人しか居ないだろ。彼女を抑えれば、アイテムも回収できる。
 大したロスにならな……」

「ほ、報告します……!」

 アロンダイトが蹴破ったドアがあった空間から、魔法国の役人が顔を出す。
 その顔は蒼白だった。

「たった今、放送が終了し、名簿の配布も終えたのですが……」

「ああ、ご苦労様」

「そ、それが、一部の魔法少女に、名簿だけでなく、謎のアイテムも配られていまして……こ、これは魔法王様の余興でしょうか……?」

「———何だって?」

 パンデモニカはモニターを展開する。

名簿を読み、様々な反応を見せる参加者たち。
 一部の魔法少女の足元には、確かに本来アロンダイトが取り扱うはずのマジックアイテムが安置されていた。

「——なるほど、思ったより面白いことをするじゃないか」

 今から会場に降りて、アイテムの回収に周るか。
 その必要は無い、とパンデモニカは判断する。
 一人の魔法少女が全てのアイテムを所有しているわけではない。ゲームのバランスは崩れない。
 また、対魔法王の魔法少女にだけアイテムが配られたわけでもない。
 殺し合いが停滞することはない。むしろ加速さえするだろう。

「アイテムをランダムに配る……最初からそうするのもありだったな」

「え、絶対嫌ザマス! どうしてミーのアイテムをクソ人間に使わせなくちゃいけないザマスか!? 今すぐ回収に行くザマス」

「まぁまぁ、落ち着けよアロンダイト。それより、君と私で、やらなきゃいけないことがある」

「何ザマス?」

「裏切り者の粛清さ」

 アロンダイトの金庫を破り、名簿の転送に割り込める才覚を持つ者。
 もはや消去法でオシウリエルと内通していた者は炙りだせる。

「オートクチュールを殺しに行こう。
 ——彼女は強豪だが、私や君には、絶対に勝てないのだから」

 最後にオシウリエルの死体を一瞥すると、パンデモニカはアロンダイトを引き連れ、もう一人の裏切り者——若麻績 裁華(わかおみ さいか)/オートクチュールを始末するべくその場を後にした。
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